2013.12.7の読売新聞に「和食 再評価の好機ー無形遺産登録ー給食に一汁三菜*地産地消の献立」という記事が載っていた。
「日本人が和食の良さを見直すきっかけになればー。
和食がユネスコの無形文化遺産に登録されることが決まり、「食育」を実践する学校現場や料理研究家は、和食文化伝承の機運が高まることに期待を寄せる。
ご飯と汁物、主菜、副菜という「一汁三菜」(いちじゅうさんさい)は、和食の基本とされる。
一汁三菜の給食を出している新潟県三条市。同市裏館小学校5年の高井帆香さん(10)は、「ご飯大好き」と話す。
同市は2008年度から週5日、米飯給食を実施。
国定勇人市長は「家庭の食生活が多様になる中、給食では和食を味わってほしいと始めた。登録で、和食の魅力を見直す機運が高まれぱうれしい」と期待する。
新潟県は米どころだけに、米の消費拡大を図る意味合いもある。米飯給食の実施で栄養バランスの良い食生活が身につき、同市では子供の肥満の割合が減少したという。
「登録で、これまでの取り組みに自信が持てる。子供の健康増進と、地域の農産物を使う地産地消につながる献立を作っていきたい」と管理栄養士の田村直・同市食育推進室長。
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料理教室や著書を通して、日本の食文化伝承に努めてきた料理研究家の後藤加寿子さんは、「和食ならではの、だしのうま味がわからない人が多くなった。
この機会に、和食のおいしさに気づいてほしい」と話す。
京都市の料亭「木乃婦」3代目主人で、NPO法人日本料理アカデミー海外事業副委員長を務める高橋拓児さんによると、海外で和食は、クールで華やかな料理とみられている。
「料理店が手がける料理は家庭料理の延長線上にあり、家庭の食文化を守ることが今後さらに重要」と話している。
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登録申請の検討に関わった茂木友三郎・キッコーマン名誉会長は、「和食を海外に広め、食文化の国際交流を進めてきた立場から、登録は非常に素晴らしいことだ。外食産業の海外進出や農水産物の輸出拡大にも弾みがつく」と喜ぶ。
日本では現在、外食メニューの虚偽表示が問題になっている。「法令順守を徹底し、安全面の事故を起こさないことが、和食のイメージを守るために大切だ」と茂木名誉会長は話している。」
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1.このブログは日本人にとっての正しい食事を考えるブログです。
2.その食事は、和食と考えています。
3.その根拠は食事には食の原則(「食の原則」で検索してください。)というものがあるのです。
その食の原則に合っている食事が昔から言われていた和食で、一汁三菜で、ごはんを中心とした食事で、汁ものに、主菜一皿、副菜二皿、弁当箱で言えば半分がごはん、お肉類が後の半分の3分の一、三分の二が副菜、3:2:1の割合、それに食事の終わりにお茶でした。
4.上記の「ごはんと一汁三菜とお茶」は世界の健康食と言えるのです。その世界一の食事を持っていながら、日本の政治家は、アメリカの小麦戦略にあって、小麦粉食の宣伝を行ってきたのです。
5.安倍首相は和食をミリ上げる花火を上げたのです。日本人は心して和食の良さを考え、実行し、子孫に教育し、和食を日本人が実行するようにすべきなのです。
基本的な和食の形
自衛隊の昼食、ごはんと一汁三菜とお茶でした。
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