しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

逃げ癖

2017-01-29 00:10:20 | 日記
ドラマは観てなかったけど恋ダンスの動画だけは知ってます。

(ごめんなさい、姪っ子の写真は削除しました)

今年の年賀状よりガッキーに成りきる姪っ子です(笑)

写真の加工技術も優れているせいか「あれ?こんな顔だったか?」ってレベルに変身してますけど。




今夜は同業者組合の新年会の予定です。(土曜日のお昼にこれを書いてますので)

お昼前に出欠を取りまとめている前会計さんから連絡があり

「会長の奥さんの母親が今朝、亡くなり 新年会は欠席すると連絡がありました

 会長の挨拶は副会長にお願いしたそうです。会費も会計さんに払ったそうだし…」

「分かりました」と返事をした。

逃げるは一時、楽にはなるが 社会人としての信用を失うのではないかな?

まるで母親みたいにしっかりしてる奥様の母親が亡くなると自ら会長をしている新年会を休むか?

亡くなった当日は葬儀がありませんからね。

酒は飲まなくても顔を出すとかね。

翌日は日曜日なのだし時間はたっぷりあるはず。

まるで会長挨拶が苦手だからってずる休みした印象だしね。

確かにこの時期は亡くなる方が多い。

年齢も80歳を越えているはず。

心の準備も出来ていたのではないだろうか?



父が入院中の時を思い出します。

震災後、脳梗塞の症状で救急搬送して、一時退院したその夜に2回目の脳梗塞で又、救急搬送。

リハビリ専門病院への転院を検討してたら末期がんであることが分かり余命宣告を受けた。

あっという間に寝たきりの状態で意思の疎通を図ることも出来ない状態に陥り

兄は会社を休んで病室に泊まり込むようになった。

母、私、妹にも余命いくばくもない父の側に付き添う事を命令してた。

「残された時間、仕事なんて休んで側に居る気持ちもないのか?」って怒鳴るから

「この20年間、一緒に仕事をしてたから今さらそんなことするつもりはないし、

会社閉めたままだとお得意さんが離れてしまうから無理だ!」と病室で喧嘩になった。


ほどなくして危篤になった夜、持ち直したので兄を残して母を実家へ送り届けた。

翌朝一番、銀行が開くのを待って父の口座から私の口座へお金を移した。

長男が病室に付きっ切りなので葬儀費用から一切合切を私が取り仕切るようにアドバイスをしてくれたのは

先週亡くなった叔父でした。

「家族の中で1人だけ冷静にならなくては駄目だぞ!」被災地へ向かう私を応援してくれた叔父の力強い後押し。

病室に居る兄は1時間おきに血圧と脈拍数を記録してるだけ。

それを妹に馬鹿にされて病室で喧嘩、昏睡状態の父の側で喧嘩してる自分が情けないと妹からの電話。

私は会計事務所さんと父から会社に貸し付けたお金を放棄してもらう書類を作成したりで目一杯だった。

こんなことがあったので父の死に目に立ち会うよりも仕事を優先させる決意をしたのです。

男ってどんな時でも全部引き受けて、孤独に耐えねばならないと思う。





コメント
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