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しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

抜くに抜けぬ武士の刀

2014-07-04 00:10:20 | 主張
徳川の時代の武士とは如何に剣術修行を積もうが

それを生かせる戦が起こらない平和な時代に生きていた。

江戸で常駐する武士にとっては自分が引き起こしてしまった不祥事が

国許に迷惑が及ぶからと特に神経質になっていたのだろう。

「抜くに抜けぬ武士の刀」そんな事情が庶民に知れ渡ってしまうと

「腰に差した刀は飾りかい?」と町民にからかわれても耐えるしかない。

武士の行動ほど監視されていたものはないのでしょうか?


私は「集団的自衛権行使容認」を閣議決定したことに賛成です!

世界有数の装備と実力を兼ね備えた自衛隊だが平和憲法が足かせで

目の前で尖閣諸島を中国に侵略されていても手も足も出せぬ自衛隊。

中国は自衛隊が「抜くに抜けぬ武士の刀」であることを知っているからね。

それが自衛の為には実力行使に出るぞ!となれば中国も考えるだろう。

戦うことを未然に防ぐ抑止力である。

ただしマスコミの多くはこれを正しく説明できないから困ったもの。

意外だったのはこの閣議決定には批判的な立場が見えるNHKが

アメリカの事情を付け加えていたこと。

日本の平和憲法はアメリカが守ってくれる条件で成り立つのだが

アメリカの国民は戦争に疲れていて厭戦ムードに包まれていること。

東欧や中東で続く政情不安にアジアに於ける中国の蛮行

そこにアメリカが軍事介入したところで利益をもたらすわけでもなく

アメリカ兵の犠牲がともなうばかりで介入する目的が見出せない。


いつまでもアメリカに甘えていないで自分の国は自分で守る精神と

独立国家日本の自主憲法制定までの繋ぎとして

集団的自衛権行使容認がどうしても必要なのです。


この国が戦争へと向かっていると言うのは悲観論でしょう。

敵が本土に上陸して国民が被害に遭わぬよう

海上で命がけで戦う軍隊が世界に誇る日本の自衛隊なのです!

専守防衛、安部総理はそれだけを願っているはず。

間違っても日本の領土拡大の為に他国を侵略するものではない。



コメント (4)
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