白黒つけない

昨年８月に警戒解除された楢葉町の除染が完了したそう。

まぁ、あまり大きく取り上げてもらえないニュースだったかも？


それに比べて福島の今後の除染費用の総額が５兆円と試算されると

夜のニュースでも特集を組み避難生活中の住民に取材をして

双方の意見を紹介していた。


戻らない派：「そんな費用はかけないで新しい生活を始めるための

　　　　　　　生活再建費用として一人につき３０００万円ほどを

　　　　　　　支払うべきだ」

戻りたい派：「たとえ時間や費用が掛かったとしても除染を続け

　　　　　　　生まれ育った町に何時かは帰りたい」


私は断然、戻りたい派を応援してます。

避難所生活をしているお年寄りの方の意見にも

「ここで死ぬくらいなら自宅に戻ったほうがマシ」とも聴く。

すべての地域で警戒解除されたにもかかわらず

地元の町村による警戒再編が行われ帰還困難区域が生まれ

バリケードで囲まれてしまったのには

さすがにショックでした。


選挙が終わると被災地の復興が話題になることも減ってしまいます。

一部の自宅に戻りたい派の住民のために避難所と自宅を繋ぐ

シャトルバスを毎日運航させてはどうだろうか？

希望は捨てないで欲しい。