しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

ガス抜き

2012-10-17 07:00:20 | 日記
消防車を被災地に届ける話は消えましたwww

楢葉町役場の応対してくれた担当者には謝らなくてはいけません。

私の単独プレーだとお叱りも受けた。

昨夜は地元消防団の新しい消防車の買い換えの役員会でした。

ここで引き下がらないと地元での人間関係がギクシャクしてしまう。



東日本大震災では犠牲になった消防団員は250人を超えた。

まさかあのような巨大津波が襲って来るとは想像出来なかっただろうし

最後まで住民の避難を呼び掛けて犠牲になった団員には

哀悼の意を捧げたい。


全国の現役消防団員の気持ちも複雑でしょう。

家族から消防団を辞めるように言われた団員も多いと聞く。

地元の消防団員の心も揺れたと思います。

せめて消防車だけでも新しいものを使って欲しいと考えて

この話が持ち上がったのですが…

若手消防団員の反発は意外でした。

新しい消防車をあてがわれて団員を縛り付ける?

何に対する不満だったのかは詳しくは判りませんでしたが

「新しい消防車なんて要らない!」と言われてました。

消防団の活動資金を集め、今回の買い換えを進めている組織とは

親子以上に年齢差がある若手の団員です。

組織の中で一番若い私の耳にはいろんな意見が聞こえてました。

現役消防団員とОBとの対立は避けなくてはいけないと思って

動いた私も力不足だったかも知れませんが

若手の不満のガス抜きになったかな?とは思うのです。


寄付を募って消防車を建造するのはなかなか苦労してます。

集まった寄付は18年前の5分の1でした。

車体は新車になるけど装備は現在使っている物を載せ換えます。

改造車から装備を外した車輌はそのままでは使えない姿になる。

まあ、寄せ集めの装備で造れない事はないのですが

「ポンコツで乗れないから新車を買うと寄付を集めといて他の地域で元気に走り廻られては、寄付をしてくれた方から苦情が来るかも知れないだろ!」

そう話は括られた。

日曜日に楢葉町で撮った写真を見せて説得もしました。

楢葉町消防団は消防車を失っている。

その事実だけでも知ればみなさんの心は動くと思っていたけど

面倒なことなんですよねぇwww


今後は不満を言ってた若手団員から

被災地に古い消防車を届けたいと声が挙がるか?

それ次第で私も協力したいとは考えているけど

文句を言う奴はそこまでの行動力は期待出来ないもの。

私の役割は終わったのでしょうね。


コメント (2)
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