DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

Blazing Bronze 4th/"Fateful Dolls" 2

2013-09-29 | 音楽
Blazing Bronze 4th
"Fateful Dolls"
Six dolls with a strange destiny


Blazing Bronze 4th/Master-Doll

※写真掲載はMaster-Doll/Rin様の許可をいただいています。
無断転載禁止厳守でお願いいたします。
なお、Dollsは現在も制作進行中のため、最終的な作品は写真とは異なります。

↓貴重なプロモ音源を拝聴した、111管理人の主観日記はこちら
Blazing Bronze 4th/"Fateful Dolls" 1

Ladies and gentlemen!

こちらも激希少な設定資料。
公開を了解いただきました。

本来、海外のコアなファンに向けて英語で制作されている
解説書の対訳版とのことです。

BB 4th (対訳版:19th/SEP/2013)

6体の人形が織り成す「人生」を綴る音。
その人形を作り上げたスチームパンクの世界に生きる主人公(マスター)。

各登場者の銘と星は以下の通り。

MASTER・・・魔術師 the Magician:天王星
ARES・・・城壁の破壊者 Olympian God of War:火星
LUNA・・・銀波の使者 Silvery Envoy:月
GEMINI・・・深遠なる探求者 Esoteric Seeker:土星
OLYMPIA・・・琴線を奏でる音姫 Heartstrings Diva:金星
SAKURA・・・至高の愛 Kama Supreme:水星
JADE・・・高貴なる魂の果て Noble Anima-Voyage:木星


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1)制作開始(作曲から含む)
2012年11月~
2012年12月よりレコーディングは開始されまだ長丁場は続く

2)世界観(初期より変更なし)
第一次世界大戦時代をベースにした物語だが、Doll達の世界は異世界をイメージ。
6体のDollを作ったのが、Masterと呼ばれる男。
両親を内戦で亡くし孤児になったところを人形師の男に助けられ、人形作りを教わる。
その後、独立し“BETHEL”※という人形工房を建てる。そこはMasterにとっての聖域というイメージ。
各Dollには、Masterが託した銘が刻まれており、その銘が核となりDollの自我が目覚める。
アルバムのプロットは、

・時代考証を1910年から第一次世界大戦閉戦までとする
・設定場所を東欧から各大陸へと展開させる
・物語は人間の性とホロスコープを併合する

プロットを工程化し音楽、詳細物語、歌詞、ジャケデザインを区分けする。
アルバムはトータルコンセプト。曲間は繋がず各曲を独立させる。

3)音楽
ジャンル区分けは難しい。但しProg範疇となる。
曲は14~15年前のものも編曲し一部挿入。(アルバム未収録曲)1st~3rdの曲も一部使用。
音楽の方向性は1st的なものに近いが、全体的に統一された音で構築されている。
音楽で聴く者が(各自の)映像を作り出す、そういう音楽を4thでは目指している。
音楽を聴き、聴いた者が自分達の世界観を作れればいいと願っている。
つまり「4thは音楽が想像の源であればいい」という概念がある。

4)特徴
Rockでは主体にならない楽器を多用する。今回はハープサウンドが相当する。
複雑な拍子を各曲が奏でるが聴き易くし、難解な解釈を意図させることは防いだ。
又、曲内はバンド演奏という部分とオケ部を対比出来るように構成。
キーボードの音色を多様化をせず、パーカス類の音を散りばめた。
生生しい音や壮大さを奏でることも大事としたが最優先は『どこにも無い音の迷宮』。
相変わらず多くの謎解きが曲毎に用意されている。
テクを全面には出さずテク自体は隠し味的に添えた。

5)コラボ
人形や惑星絡みでの「何か」を検討。既にこれらは進捗している。

6)他
ジャケは存在しない。本となる。

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こういうのを拝見するのって、創作の秘密を垣間みるようで
すごく楽しい!

あの徹底された審美的世界はこういう緻密な設定から
生み出されるのだなぁ、と感慨深いです。

個人的には「本となる」の部分もとても気になります☆


ご無理ついでに、過去資料の開示も承諾いただいちゃいました!
1st.と2nd.アルバムリリース時の広告です☆激レアかと。
キャプションも頂戴しました♪




撮影場所は無人島。BBの1stをイメージして作成しました。
撮影当日、大雨でした。その合間をぬい撮影されました。
結果妖しい感じが出て良かったです。


一緒に写っている表紙は、今渦中の宇多田ヒカルさん。
撮影は、その後ダンナ様になった紀里谷和明氏だそうです。

ひかるチャンは亡きお母さんの姿を真似たものです。
ひかるチャンの号には冨永愛ちゃんも掲載されてて、それはカッケェ写真でした。。。


ぜひ見てみたい!!!
というか、この表紙そのものも、すごい希少価値では?


横浜某所の撮影スタジオ。実はヤビツ先生監修です。
コンセプトは「このバンドは論外なことやります」アピール。


POOLは「カフェと音楽の融合」「ファッションと音楽の融合」をテーマにした、かなり斬新なカルチャー誌。そこに、こういう(人形、かなりゴブリンしてます;)写真を載せてしまうのがBlazing Bronze quality!


UP:2013-09-20 11:35:00
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