2年半、けっこう好き勝手書いてはきたが、このブログで1つだけ
避けていた話題がある。
今回は自分にとってのタブーに挑戦。
というほど大それたものではないつもりなのですが、
もしかしたら、気分を害される方もおられるかもしれません。
そして、その誰かが、そういう気持ちになることこそが、
この話題の深刻な部分だと思います。
毎月の勉強会の帰り、夜に1件だけ入っていた仕事まで中途半端な時間だったから帰宅は止めにして、時間つぶしに駅近くのデパートでウロウロ。セールも最終の時期で、アパレル関係だけでなく、雑貨やいろいろ・もろもろが半額以下。可愛いフランス製のハーブオイルランプが素敵すぎて、「うわぁ♪」と思わず物欲がきらめく。が、「いやいやどうせすぐに飽きるし、ホコリためちゃうし」・・・うんうん、大人になったよ、私。
で、ウロウロしていたら、さっき昼食を一緒にしたメンバーのAさんにばったり出会った。いつもずっと静かに微笑んでいて、笑顔の印象の強い女性だけれど、勉強会の活動の中でもそんなに親しく言葉を交わす仲ではなかったので、「アラ!買い物?」とか、そういうあいさつレベルで別れるものだと思っていた。私はまだ見たいフロアがあったし、彼女にも目的があっただろうから。
すると「今、時間ある?滅多にないことだからお茶しましょうよ」といつもの笑顔で誘われた。ミーティングでも、すごく大人しく口数少ない印象だったので、ちょっと意外だったけど、でも彼女の方から(きっと思い切って)誘ってくれたことが嬉しくて「あ、いいねいいね!」と二つ返事。「仕事の時間つぶしだから2時間ほどだけど、充分だよね?」と一応断りだけは入れて。
で、集まりがあった場所は彼女の地元だったので、「どこかいい茶店あるかな?」と聞きながらデパートを離れた。デパートでもよかったんだけど、お昼を食べてすぐだから、気軽にお茶だけでいいか、となったのです。「スタバがあったよね」とすぐ近くにあったお店に行くと「すごく混んでるね」と彼女。たしかに満席で少し待たされそう。私には毎度なレベルで「10分くらいなら中で待ってもいいけど」と言ってはみたが、すでに彼女は別のお店へ。で、その後目に付く茶店、ミスド、マックと回ったけれど「すごく混んでるね」というばかりで全くお店に入ろうとしない。その間、歩き回ること約20分。
普通は段々疲れてきて「ちょっと中で待とうか」「待ってる間もおしゃべりはできるよね」となるんだけど、待つのがすごくイヤなのかな?と思って、でも「この時間はどこも混んでると思うよ」と言うと、Aさん「空いてるお店があるんだけど」。
(だったらはじめからそこに行けばいいじゃん!)
と一瞬思ったが(オイ)あぁ、きっと私に気を使ってくれてたんだな、と思い直して
「じゃぁ、そこに行こー!」とそのお店に向かうことに。
で、このあたりからちょっと不思議に思い始めたこと。茶店を探して歩いている間、彼女は携帯メールを(笑顔で)し続けていて、私とほとんどなにも話そうとしない。合間合間に私から話しかけたら、(笑顔で)ぽつりぽつりとは答えてはくれるがなんか心ここにあらず、な雰囲気。
人と会っている時は極力携帯電話を使わない(もともとあまり使わないけど;)私からすれば、おしゃべりなら茶店でなくてもできるのにな、そんなに大事なメールなんだったら、お茶しなければよかったかも、と心の中でつぶやきつつ・・・(相手がとにかく大人しい気弱な印象なので、仲のいい友達のようには本音は言えず;;;
あ、もう1つ不思議なこと。唯一彼女から言ったのが、「土曜日になる@さんの近所まで友達に会いにいくから3人でお茶しない?」と・・・。や、あなたともおしゃべりするのはじめてなのに、なんであなたの友達と?いやいや、きっとすごく楽しいお友達でそれを紹介したいのかも?でもやっぱり「土曜日は仕事もあるし、ムリだなぁ」というと「じゃぁ日曜日でも、来週の土日でもいいんだけど」。予定が見えないから、と断ったけど、お茶をする前に次のお茶の約束を取り付けようとする彼女が、私にはすごく不思議だった。Aさんのお友達だって私に会いたいかどうか、わからないじゃん、とマジで思ったし。(せめておしゃべりして、趣味が会うね、となってからならまだしも)
そんなこんなで、約15分歩いて、茶店に到着。いわゆるルノワール型というか、古い大型茶店という感じのお店。確かに駅から離れてるせいか、大きな店内はガラガラ。とにかく珈琲が飲みたくて、ケーキセットを注文。その時点で仕事まで1時間。
で、まぁ長々ひっぱっても仕方がないので(充分長い?)結論を言うと、そこから40分近く、
「仕事をしてるのよね、何をなさってるの?」
「へぇそんなに大きなお嬢さんがいるんだ、見えないね!」
「学校のPTAって・・・」などなど私が彼女にあれこれ話しかけ、彼女は携帯をチェックしながらぽつりぽつり・・・。うーん、会話にならないなぁ、インタビューみたい(汗;;)と思いながら
「あ、そろそろ仕事だから」と立ち上がりかけたら
「あのね、これ読んで欲しいんだけど」とカバンから1冊の分厚い本。
あ;;;宗教だったのかっ!!!;←結論
そこからの彼女は本当に別人のようによどみなかった。いろんな人に会うのが仕事の私もさすがにびっくりした。やり手のセールスレディのごとく、その宗教がどれほど素晴らしく、日本はどれほどダメで、それをその宗教と教祖と信者がどれほど救ってるか、世界を救うのはこの宗教しかない、未来予知だってしてる。●●(宗教の某大型組織名)は全然ダメ。今に世界中がこの宗教で統一される今にあなたもゼッタイわかる・・・・等々。力強く、語る・語る。立板に水の代表事例を私は今見てる!!と意識したほどに。
うーん、布教ノウハウがしっかりしてるなぁ、と妙に感心する、が
その豹変ぶりがかえってヤバイ感じ。
さて、宗教の勧誘に関して、私の態度は一貫している。
「ごめんね、興味ないのよ」
ちょっと私のことを知ってる方の場合、勧誘はこれでストップする。
それでもダメな場合(とりあえずちょっと聞いてみて!、
聞いて損はないから、等)
「あなたの考えを否定するつもりはないし、あなたの言うことを疑っているわけでもない。ただ、私には私の、あなたとは違った考えがあるし、特に信じてる宗教はないけどそれで今のところしあわせにやってきている。だからお互いにお互いがしあわせでよかったね♪ということでヨロシク!」風味
ほとんどのクレバーな勧誘はこれでストップする。
それでもダメな場合(しあわせだけなんてはずないと思う、
嫌なこととか悩みとかあるでしょ?ない人間はいない、等)
「仕事柄いろんな宗教の信者に会うし、必然的になにかの宗教の信者の知人も多い。
でもそれは、たまたまその人が信じてる宗教がある、というだけでそれは(語弊があるかもしれないけど)趣味と一緒だと思ってる。自分の趣味を無理強いしてこない限り、いい関係でいられるけど、宗教が前面に出るのなら一切おつきあいはお断りしてるのよ。」風味
ほとんどの熱心な勧誘はこれでストップする。
それでもダメな場合(無理強いなんかじゃなくあなたのためを思ってる、
趣味なんかではない!等)
「あなたにはきっとその宗教が必要な時期があって、で、それがうまくいったから
もしかしたら、私にも薦めてくれてるのかもしれない。でももし私があなたなら、もっと相手のことを理解してから、その人にそれが必要かどうか見極めてから薦めるかどうか決めると思う。
人は誰も個人個人異なるし、それが素晴らしいところだと思う。お互いを尊重すれば、そんな一方的な、相手が欲しがっていない商品をムリに売ろうとするような話をあなたは急に私にはしないと思うよ」風味
その時はそれでもダメだった。
そのうえ、彼女はどうも応援を呼んでいるようで
頻繁にメールを見ては、やたら時間をひきのばそうとする。
すでに予定時刻の15分オーバー。
交通関係の乱れを考えて常に30分の余裕を持っているとはいえ、
本当にタイムリミットだ。
で、最終手段に出た。
このあたりになると声のトーンも多分変わってしまう私。
「わかった。これ以上話しあうのは無駄みたいだから
“仕方がないから”本はいただいてもいいけど、
すぐごみ箱に捨てるよ、それでもいい?」
絶句する彼女。
「あのね、こうして仕事だというのに、遅刻することが私にはとっても「不幸」なんだな。もう仕事だから、というギリギリにそんな大切なお話をどうしてはじめたの?それまで時間はいくらでもあったよね?そういうのも勧誘自体も、自分勝手だとはまったく感じないの?」
一瞬表情を失ったが、すぐにいつもの(仮面のように固まった、と今はそう見えてしまう)笑顔に戻り
「今にぜったいこの宗教が世界を救う。
なる@さんはまたすぐにこの本に出会うと思う。
その時は読んでね」。ということを投げ捨てるように言った。
いつも思う。
どうして「あなたを(誰かを)しあわせにしたい」と語る時に、
その誰かのしあわせのことを真剣には考えないのか、と。
ゼッタイ的な幸福なんていうものは存在しない。
だったら、個々人でしあわせは異なるはず。
神を大切にし、自分を大切にする人は、相手も大切にする。
と私は信じてる。
そして相手のしあわせを本気で願うのなら、勧誘ではなく、
自分の力だけでできるアクションで、なんとかすればいいのでは、と。
その宗教に入らなければ、あなたは不幸になる、
に近い言い回しを私は最も嫌うし、それはそのまま呪いだと思う。
(呪いは相手に返さなくてはならないのでしんどいから嫌い)
無心に「自分は相手のためを思ってる」「正しいことをしてる」から、相手の都合よりも布教を優先していいはずはなく、人間は1人1人自己都合(宗教、勧誘を含む)を持って生きている。多くのイヤな感じの勧誘(いい感じの勧誘の逆)は急すぎるし、一方的するし、エゴ過ぎる。要するに「信仰の押し売り」にしか思えない。
ぞれはその宗教にとっても哀しい話だと思う。
というわけで、ちょっと「ここが変だよ、宗教勧誘」という具体的な記事にしたくって、くどくど書き続けてきましたが、読み直しても、マイナスオーラガンガン出てるので読まれた方は宗教に関係なく、ヤナ感じになられたかも。
ここで慎んでお詫び申し上げます。
別れ際に「他の方には内緒にしてね」と釘を刺された。
こうしてブログで書いてしまったことで、
バチがあたるかもしれませんが、
それは天罰ではなく、人罰だと思うあっしです。
コメント欄は一応開いておきますが、
内容によってはレスはいたしませんのでご了解ください。
追記:以前、エヴァの熱狂的な信者とバトルになった。
私にはAさんにとっての宗教も
その人にとってのエヴァも同じだと思うわけで(アドレナリンの出方的に)。
信者とはそういうものなのかもしれないんだけど。
そして、実は、だからこそ、宗教(もしくは宗教的ななにか)
が人を魅せるんだろうなぁと。
またそういうことも気が向いたら書きます。
追記その2:
クリスチャンの友人も、学会の知人もいます。
仲いいです。&彼らは勧誘はしてきません。
&いつもしあわせそうです。
それをみてる私もしあわせになれます。
それでいいんじゃないか、と思います。
荒井由実 ★やさしさに包まれたなら
避けていた話題がある。
今回は自分にとってのタブーに挑戦。
というほど大それたものではないつもりなのですが、
もしかしたら、気分を害される方もおられるかもしれません。
そして、その誰かが、そういう気持ちになることこそが、
この話題の深刻な部分だと思います。
毎月の勉強会の帰り、夜に1件だけ入っていた仕事まで中途半端な時間だったから帰宅は止めにして、時間つぶしに駅近くのデパートでウロウロ。セールも最終の時期で、アパレル関係だけでなく、雑貨やいろいろ・もろもろが半額以下。可愛いフランス製のハーブオイルランプが素敵すぎて、「うわぁ♪」と思わず物欲がきらめく。が、「いやいやどうせすぐに飽きるし、ホコリためちゃうし」・・・うんうん、大人になったよ、私。
で、ウロウロしていたら、さっき昼食を一緒にしたメンバーのAさんにばったり出会った。いつもずっと静かに微笑んでいて、笑顔の印象の強い女性だけれど、勉強会の活動の中でもそんなに親しく言葉を交わす仲ではなかったので、「アラ!買い物?」とか、そういうあいさつレベルで別れるものだと思っていた。私はまだ見たいフロアがあったし、彼女にも目的があっただろうから。
すると「今、時間ある?滅多にないことだからお茶しましょうよ」といつもの笑顔で誘われた。ミーティングでも、すごく大人しく口数少ない印象だったので、ちょっと意外だったけど、でも彼女の方から(きっと思い切って)誘ってくれたことが嬉しくて「あ、いいねいいね!」と二つ返事。「仕事の時間つぶしだから2時間ほどだけど、充分だよね?」と一応断りだけは入れて。
で、集まりがあった場所は彼女の地元だったので、「どこかいい茶店あるかな?」と聞きながらデパートを離れた。デパートでもよかったんだけど、お昼を食べてすぐだから、気軽にお茶だけでいいか、となったのです。「スタバがあったよね」とすぐ近くにあったお店に行くと「すごく混んでるね」と彼女。たしかに満席で少し待たされそう。私には毎度なレベルで「10分くらいなら中で待ってもいいけど」と言ってはみたが、すでに彼女は別のお店へ。で、その後目に付く茶店、ミスド、マックと回ったけれど「すごく混んでるね」というばかりで全くお店に入ろうとしない。その間、歩き回ること約20分。
普通は段々疲れてきて「ちょっと中で待とうか」「待ってる間もおしゃべりはできるよね」となるんだけど、待つのがすごくイヤなのかな?と思って、でも「この時間はどこも混んでると思うよ」と言うと、Aさん「空いてるお店があるんだけど」。
(だったらはじめからそこに行けばいいじゃん!)
と一瞬思ったが(オイ)あぁ、きっと私に気を使ってくれてたんだな、と思い直して
「じゃぁ、そこに行こー!」とそのお店に向かうことに。
で、このあたりからちょっと不思議に思い始めたこと。茶店を探して歩いている間、彼女は携帯メールを(笑顔で)し続けていて、私とほとんどなにも話そうとしない。合間合間に私から話しかけたら、(笑顔で)ぽつりぽつりとは答えてはくれるがなんか心ここにあらず、な雰囲気。
人と会っている時は極力携帯電話を使わない(もともとあまり使わないけど;)私からすれば、おしゃべりなら茶店でなくてもできるのにな、そんなに大事なメールなんだったら、お茶しなければよかったかも、と心の中でつぶやきつつ・・・(相手がとにかく大人しい気弱な印象なので、仲のいい友達のようには本音は言えず;;;
あ、もう1つ不思議なこと。唯一彼女から言ったのが、「土曜日になる@さんの近所まで友達に会いにいくから3人でお茶しない?」と・・・。や、あなたともおしゃべりするのはじめてなのに、なんであなたの友達と?いやいや、きっとすごく楽しいお友達でそれを紹介したいのかも?でもやっぱり「土曜日は仕事もあるし、ムリだなぁ」というと「じゃぁ日曜日でも、来週の土日でもいいんだけど」。予定が見えないから、と断ったけど、お茶をする前に次のお茶の約束を取り付けようとする彼女が、私にはすごく不思議だった。Aさんのお友達だって私に会いたいかどうか、わからないじゃん、とマジで思ったし。(せめておしゃべりして、趣味が会うね、となってからならまだしも)
そんなこんなで、約15分歩いて、茶店に到着。いわゆるルノワール型というか、古い大型茶店という感じのお店。確かに駅から離れてるせいか、大きな店内はガラガラ。とにかく珈琲が飲みたくて、ケーキセットを注文。その時点で仕事まで1時間。
で、まぁ長々ひっぱっても仕方がないので(充分長い?)結論を言うと、そこから40分近く、
「仕事をしてるのよね、何をなさってるの?」
「へぇそんなに大きなお嬢さんがいるんだ、見えないね!」
「学校のPTAって・・・」などなど私が彼女にあれこれ話しかけ、彼女は携帯をチェックしながらぽつりぽつり・・・。うーん、会話にならないなぁ、インタビューみたい(汗;;)と思いながら
「あ、そろそろ仕事だから」と立ち上がりかけたら
「あのね、これ読んで欲しいんだけど」とカバンから1冊の分厚い本。
あ;;;宗教だったのかっ!!!;←結論
そこからの彼女は本当に別人のようによどみなかった。いろんな人に会うのが仕事の私もさすがにびっくりした。やり手のセールスレディのごとく、その宗教がどれほど素晴らしく、日本はどれほどダメで、それをその宗教と教祖と信者がどれほど救ってるか、世界を救うのはこの宗教しかない、未来予知だってしてる。●●(宗教の某大型組織名)は全然ダメ。今に世界中がこの宗教で統一される今にあなたもゼッタイわかる・・・・等々。力強く、語る・語る。立板に水の代表事例を私は今見てる!!と意識したほどに。
うーん、布教ノウハウがしっかりしてるなぁ、と妙に感心する、が
その豹変ぶりがかえってヤバイ感じ。
さて、宗教の勧誘に関して、私の態度は一貫している。
「ごめんね、興味ないのよ」
ちょっと私のことを知ってる方の場合、勧誘はこれでストップする。
それでもダメな場合(とりあえずちょっと聞いてみて!、
聞いて損はないから、等)
「あなたの考えを否定するつもりはないし、あなたの言うことを疑っているわけでもない。ただ、私には私の、あなたとは違った考えがあるし、特に信じてる宗教はないけどそれで今のところしあわせにやってきている。だからお互いにお互いがしあわせでよかったね♪ということでヨロシク!」風味
ほとんどのクレバーな勧誘はこれでストップする。
それでもダメな場合(しあわせだけなんてはずないと思う、
嫌なこととか悩みとかあるでしょ?ない人間はいない、等)
「仕事柄いろんな宗教の信者に会うし、必然的になにかの宗教の信者の知人も多い。
でもそれは、たまたまその人が信じてる宗教がある、というだけでそれは(語弊があるかもしれないけど)趣味と一緒だと思ってる。自分の趣味を無理強いしてこない限り、いい関係でいられるけど、宗教が前面に出るのなら一切おつきあいはお断りしてるのよ。」風味
ほとんどの熱心な勧誘はこれでストップする。
それでもダメな場合(無理強いなんかじゃなくあなたのためを思ってる、
趣味なんかではない!等)
「あなたにはきっとその宗教が必要な時期があって、で、それがうまくいったから
もしかしたら、私にも薦めてくれてるのかもしれない。でももし私があなたなら、もっと相手のことを理解してから、その人にそれが必要かどうか見極めてから薦めるかどうか決めると思う。
人は誰も個人個人異なるし、それが素晴らしいところだと思う。お互いを尊重すれば、そんな一方的な、相手が欲しがっていない商品をムリに売ろうとするような話をあなたは急に私にはしないと思うよ」風味
その時はそれでもダメだった。
そのうえ、彼女はどうも応援を呼んでいるようで
頻繁にメールを見ては、やたら時間をひきのばそうとする。
すでに予定時刻の15分オーバー。
交通関係の乱れを考えて常に30分の余裕を持っているとはいえ、
本当にタイムリミットだ。
で、最終手段に出た。
このあたりになると声のトーンも多分変わってしまう私。
「わかった。これ以上話しあうのは無駄みたいだから
“仕方がないから”本はいただいてもいいけど、
すぐごみ箱に捨てるよ、それでもいい?」
絶句する彼女。
「あのね、こうして仕事だというのに、遅刻することが私にはとっても「不幸」なんだな。もう仕事だから、というギリギリにそんな大切なお話をどうしてはじめたの?それまで時間はいくらでもあったよね?そういうのも勧誘自体も、自分勝手だとはまったく感じないの?」
一瞬表情を失ったが、すぐにいつもの(仮面のように固まった、と今はそう見えてしまう)笑顔に戻り
「今にぜったいこの宗教が世界を救う。
なる@さんはまたすぐにこの本に出会うと思う。
その時は読んでね」。ということを投げ捨てるように言った。
いつも思う。
どうして「あなたを(誰かを)しあわせにしたい」と語る時に、
その誰かのしあわせのことを真剣には考えないのか、と。
ゼッタイ的な幸福なんていうものは存在しない。
だったら、個々人でしあわせは異なるはず。
神を大切にし、自分を大切にする人は、相手も大切にする。
と私は信じてる。
そして相手のしあわせを本気で願うのなら、勧誘ではなく、
自分の力だけでできるアクションで、なんとかすればいいのでは、と。
その宗教に入らなければ、あなたは不幸になる、
に近い言い回しを私は最も嫌うし、それはそのまま呪いだと思う。
(呪いは相手に返さなくてはならないのでしんどいから嫌い)
無心に「自分は相手のためを思ってる」「正しいことをしてる」から、相手の都合よりも布教を優先していいはずはなく、人間は1人1人自己都合(宗教、勧誘を含む)を持って生きている。多くのイヤな感じの勧誘(いい感じの勧誘の逆)は急すぎるし、一方的するし、エゴ過ぎる。要するに「信仰の押し売り」にしか思えない。
ぞれはその宗教にとっても哀しい話だと思う。
というわけで、ちょっと「ここが変だよ、宗教勧誘」という具体的な記事にしたくって、くどくど書き続けてきましたが、読み直しても、マイナスオーラガンガン出てるので読まれた方は宗教に関係なく、ヤナ感じになられたかも。
ここで慎んでお詫び申し上げます。
別れ際に「他の方には内緒にしてね」と釘を刺された。
こうしてブログで書いてしまったことで、
バチがあたるかもしれませんが、
それは天罰ではなく、人罰だと思うあっしです。
コメント欄は一応開いておきますが、
内容によってはレスはいたしませんのでご了解ください。
追記:以前、エヴァの熱狂的な信者とバトルになった。
私にはAさんにとっての宗教も
その人にとってのエヴァも同じだと思うわけで(アドレナリンの出方的に)。
信者とはそういうものなのかもしれないんだけど。
そして、実は、だからこそ、宗教(もしくは宗教的ななにか)
が人を魅せるんだろうなぁと。
またそういうことも気が向いたら書きます。
追記その2:
クリスチャンの友人も、学会の知人もいます。
仲いいです。&彼らは勧誘はしてきません。
&いつもしあわせそうです。
それをみてる私もしあわせになれます。
それでいいんじゃないか、と思います。
荒井由実 ★やさしさに包まれたなら
生贄を必要とし
仲間を必要とし
馬鹿を必要とし
堕落を必要とし
戒律を必要とし・・・
人間を必要とする
----------------------------
その勉強会の名簿は流れています。
被害者や亀裂を生まない為にも早目の対応は必要かと。
横展開をしておけば被害は少ないかと。
(なる様知っての如く自分なら勧誘者に必ず物理的に「足が出て」
当局と三つ巴戦に毎度なります。
因みに相手が頭下げて謝罪するまで帰しません。
悪意宗教勧誘は自分取り犯罪行為という自ルールで対応:
それも物理的な対応を必ずします:人だかりになりますが)
個人情報保護法の傘にて最近では学校や就職関係のネタが
彼らにはお宝となります。又、それらを更に転売する業者
は裏で稼ぎます。これがいい金になっています。
意外とこれら情報はしっかりとエクセルでまとめられマイニング
データとしては優秀な場合があります。
今回の女性の神はノータリンでしょう。
ノータリンの神に、なる様の貴重な1秒も上げる必要はなし。
わたくしも友人から次々にその活動の
役員の人をよばれて、対応したことあります。
宗教活動は否定しませんが
人に迷惑掛けないようにしないとね。
その人を説得できないと
「不幸になる」は、決め台詞かな?
さすが、なるもにあさんです。
私みたいにチョッピリ毒づいた感じがなくて、
「ある出来事」の様な展開がすんなり読めるし、
「その方面」の人にも反感を買わない内容になっていてgoodです。
「冊子を渡そうとする、誰か経験豊富な先輩と伝えようとする、●●は全然ダメ、今に世界中で・・・」
これでどこか見当はつきました(笑)
私が話を聞いた人は、どこかサメてるところがあったので、勧誘の手口として面白く聞きましたが、中には信仰してるとしか思えない人もいますから。
お気の毒でした。
ぼくも昔勧誘にあった経験があったので、うんうんと思いながらなるさんの記事を読ませていただきました。ぼくの時はまったくそれまで接点のなかった元同級生くらいの人からの突然のお話だったのですが、それでもまだ高校生なりたてで、おまけにその人がもともと中学時代に不良っぽいグループの人だったってこともあって、断ったら何かされるんじゃないかと行ってしまったのですけど、結局話していた事はなるさんの時とほとんど変わらずでしたね。途中で何かと理由をつけて帰りましたが、しばらくしつこく電話がかかってきたり、忘れた頃に変な冊子が送られてきたり、すごくイヤな思い出になってます(トラウマと言ってもいいくらい)。
人が何を信じて何を崇めるとか、それはそれぞれですけど、巻き込んでほしくはないと思いますね。流されたらいけないなぁと強く思いました。
デカルト先生は,神様の存在を力説しておられます。
というか,この2冊は神の存在を証明したいがために書かれているんじゃないかと…
で,神というのは,今でも真実とか,正義とかの名を借りて存在し続けているわけで,方法序説を読んでいると,案外,宗教に無関心な現代人も,宗教的な考えを脈々と受け継いでいるんじゃないかとおもったり。
近代精神の祖と言われ,ある意味袋叩きにあっているデカルト先生が,あんだけ宗教的なんだから,近代精神の子である我々が宗教的でないはずがないだろうと。
そういう風に,考えたら,みんな宗教を信じているのかもしれないなんて。
まあ,言っちゃえば,政治も経済も恋愛も,全部宗教じゃんって。
で,勧誘するのがその人にとっての幸せなら,好きなだけ勧誘させてやればいい。(というか,こちらにそれを止める権利はないし,止める権利があるというのも宗教にすぎない。)
彼らは,神を信じることの中に快感を見出しているんじゃなくて,勧誘することの中に快感見出しているんだから。
(彼らが,「騙されている」としても,それは彼らにとっては何の意味もないわけだし)
こっちは,全力で拒否しますが。
>人間を必要とする
そうなんですよねぇ。しみじみ。
宇宙のエネルギーはなんとなく信じる私ですし、
それが「神」に近い概念で、
でも初詣もするし、お賽銭もするし、神社もお寺も(建造物としては)大好きで
気がつけば、生まれた時から仏教徒な輩なわけで、
そんな感じで「なんちゃって信心」でも、生きていける、神様ありがとう!
なんですが、
この神だけを信じろ!とか言われるとちょっとヤバイ。
「私は妬む神だから」とかはっきり言ってくれるほうがいいかも(え;
活動は去年からですので、名簿はすでに流れてると思います。
だからこそ彼女は参加したんだな、と今は思います
(自分の意見をほとんど発言しない、不思議なメンバー
だったのですが、謎が解けました。)それは止めようがない。
ただ、今度彼女に会ったら釘だけ刺しておきます。
以前、学童クラブの会長をしてた時、同じ問題で学童協の上層部メンバー数名
と議論になったことがあるのですが、その話もそろそろアップしようかな、と。
実はさる掲示板ではその時のあっしの行動と反論(名簿を出さなかっただけですが)
は有名なので、バレないようにしたいのですが;;(ご近所でメンツをつぶされたと
言ってあっしをひそかに恨んでるらしい男性が2-3名;;味方の方が多いケド・ドキドキ)
「しあわせ」の名目で、見えなくなるものは多い。
組織の論理で個人を押しつぶすモラルハザードは
戦争にもつながっていく考え方だと思っています。
ジイ様も経験されておられましたか。
>次々にその活動の役員の人をよばれて
って、まるで拷問のようですね(汗;;。
相手からすれば、一生懸命な「もてなし」なのかも
しれませんが、そこですでに価値観がズレてるかも。
仕事絡みもあって、抜けられないケースもたまに聞きます。
そういう時、家族ぐるみで巻き込まれる場合などは
「それって宗教の自由の侵害じゃん」と思う私です。
>「不幸になる」は、決め台詞かな?
しあわせを説く方々が、なんでそういうことを言うのでしょうね?
なんだかこういうことをムリにやる人って
ノルマに追われる保険・銀行員、って感じで
全然、しあわせには見えないのですよね。
ある意味、逆効果のようにも感じます。
まっつん様の記事に勇気をいただいて書いてはみましたが
どうもスッキリまとめられなくってダラダラしてしまい
「いっそもっーとくどくどしちゃえ!」と詰め込んだら
こうなりました;(オイオイ
んとは、まっつん様のようにすぱっと斬りたかったのですが
スキルがないものはしかたがない、ということで(切替えはやっ;;
>「その方面」の人にも反感を買わない内容
うーん、「ゴミ箱に捨てる」と言った時、
悪魔でも見るように見られましたから、
(それを期待はしましたが)「その方面」の人には
ものすごくバチ当たりな発言をしてるんじゃないでしょうか?
>これでどこか見当はつきました(笑)
えー、そんなに勢力ある組織なんですね!びっくり!!
いや、パラパラ見たのですが、本もめっちゃ読みにくくて、
読ませよう、という内容ではないな、と感じました。
なんだか一種の選民思想みたいになっていくのが
「宗教」のダークサイドだなぁと思います。
>AWのディストリビューターの勧誘も宗教に近いモノがありますね。
同感です!
ただあれは、一種の販売行為=相手の金もうけだとはわかってはいるので、
断りやすいかな、と。
(実は15年ほど前友人に頼まれて、食器洗剤の小売り分だけ買っていた時期
が1年弱あります。あ、その下は作ってませんよー。
商品自体は確かに悪くはなかったですが、
コスト・パフォーマンス的には疑問です)。
>中には信仰してるとしか思えない人もいますから。
商品に惚れ込む人はいるようですね。
(それが収入増につながるのがミソかもですが)
いずれにしても「自分の嗜好・志向・思考」を誰かに無理強いする行為は、
その人に対するなんらかの侵害行為だ、と理解してほしいものですよね。