DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

一畳敷展と師走の風景

2010-12-29 | ドラマ・映画・演劇・アート
2010年もいよいよあと明日・明後日を残すのみですね。

年々、クリスマス、大晦日、お正月感が
少なくなってきたように感じるのは、
息子が大きくなって、家にいないからなんでしょうか?

一昨日はいちおうの仕事納め(自宅ワークは相変わらず;)。
その後、美術館か映画に行く予定だったのですが、
ちょっと中途半端な時間になって、あきらめ、
とりあえず、見たかった池田亮司展を見ることにして
いつまでだったか、どこでやってるかも思い出せないまま
銀座方面までてくてく。

で、途中INAXギャラリーでやってた企画展に
呼ばれた気がしたので、観賞。

幕末の探検家 松浦武四郎と一畳敷 展

飲みこまれました。

細かな作品はキリがないほどで、
印刷の版を含め、かけられた時間を思うと気が遠くなるほどで、
その内容の前に量に圧倒されつつ、
作品を鑑賞するというより、
その世界や思いのようなものと波長を合わせていく感じで。

思うに江戸時代は本当に、個の志を極めた人物が多くいて、
その個人の行動力はハンパなく、それこそが「個性」なんだろうなぁ、と。
今の分業時代にいう、整理され研磨された「個性(個人差)」とは
レベルが違うことを思い知らされる。
もちろん、危険もリスクも多々あっただろうけど、
見ている世界がでかい、というか、そんなことさえ
無頓着に感じられる行動力。

それが死を前にして、きちんと収斂していっての1畳世界。

ギャラリー内に、実物大写真で再現された一畳敷を見ていたら
身体があたたかくなってきて、
ありふれた表現だけど、心がざぷんと清められた。
そこにこめられた凝縮した至福感・ある種の祝祭感は、
まったくあせていない。

国際基督教大学に移設された一畳敷の現物、見てみたい。
問い合わせしてみなくちゃ、です。 

で、池田亮司展は「たしかこのあたりのはず」と
1時間くらいウロウロしましたが、
ギャラリーエリアでは発見できず。
25日に終了していました、無念。
てか、月曜休館だったし;;無謀。

来年の有言実行:計画は計画的に!
来年の豊富:有言実行は実行的に!

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写真1:日本橋高島屋
毎年思うのだけどクリスマスからお正月モード
への切り替えの素早さって、
日本人の気質を表してる希ガス。
四季がある国に住む私たちの切り替え力。

写真2:


2011年ブリジストン漫画カレンダー原画展より、竹宮恵子先生。
カレンダー、もらってる人うらやましー☆

写真3:

12月25日に終了したものもの・・・
先端ブランドが集まっていて、傾向をチェックするには便利でした。
舞台挨拶などの帰りや、映画の時間調整でよく利用した。
サヨナラです。
コメント (2)
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