DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

USTREAMと著作権、なう

2010-05-24 | ブログについて考える
hiroyuki_ni氏のつぶやきで
小室みつ子がUst中継中に自宅ガレージに閉じ込められる(togetter)
に到達し、USTREAMに興味がデた(遅い;)ので書籍を購入。
これは初心者向けハウツー本でもあるのですね。
USTREAM 世界を変えるネット生中継 (ソフトバンク新書) (新書)

そういえば、行きたくて行けなかった神山監督の対談とかも
ストリームされてて、「すっごいいい時代ー」って感動してたんでした。
が、しかし、システムをまったく意識(理解)してませんでしたわ;

で、読んでいて、著作権について疑問が生じたので、
ググりまとめ。

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●著作権基本ルール
音楽ユーザーの皆さま(JASRAC)
http://www.jasrac.or.jp/info/index.html
インタラクティブ配信 音楽ユーザーの皆さま(JASRAC)
http://www.jasrac.or.jp/network/

●現状問題点
Ustreamなどのストリーミングサービスを使ってDJをすることの違法性をどう解消すべきか(企業法務マンサバイバル)
※抜粋
「レコード・CDになっている音源を使ってDJプレイをし、これをインターネットにストリーミング配信で流す」場合
・著作者(曲の作曲・作詞者)が持つ楽曲の「公衆送信権」←JASRAC管轄
・実演家(曲の演奏者)が持つレコードに収録されている実演の
 「送信可能化権」
・レコード製作者(レコード会社)が持つレコードの「送信可能化権」
が働くため、この3者からそれぞれ許諾をもらわなければならない

著作隣接権はJASRACが管理できていないため、個々に承諾を得なければならない→非現実的
著作隣接権者の包括許諾を容易に取得できる仕組みが必要


Ustreamが抱える著作権問題とその裏にあるポテンシャル(NO TRY,NO LIFE.)
※抜粋
これらロングテールの尻尾にあたる音源達がフェアユース化され、フリーライセンスの下インターネットで配信されていけば、それこそ音楽の費用的な価値観は大きく変わる可能性がある。

●UST使用でのユーザーサイドの試み
沖野修也、UstreamでDJプレイを生放送
合法DJ Ustreamと楽曲著作権についての包括契約(togetter)

●UST使用での著作権サイドの試み
スピッツのCDなど、USTREAMでBGMに使用可能、MySpaceが許諾契約
「USTREAM」での作品利用に関するJRCの取組みについて

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メモ:
・いろんなものがライブに向かう
・世界の見える化・見せる化(その加工・編集、見せ方技術)

・クリエイター含む製作者もある意味ヴィジュアル系サービス業要素増加
・すべてのサービス業の頂点が「銀座クラブのママ」にあるとしたら、世の中はますます“銀座化”していくのかもしれない。

・脳のモニタリング機能の3次元化→処理にタイムラグがなくなってきている?(ことの弊害は?)

・カウンターは?


注目生放送:
勝間さん、おいらジンバブエにきちゃいました (ニコ生):5月26日 23:00

関連日記:
音楽のコスト in ライブとコンテンツ
コメント (2)
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