DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

NEWS★ライブドアのブログ閲覧・ログイン障害

2006-06-05 | NEWS/TREND
ブログ閲覧・ログイン障害につきまして

数日前、ライブドアのブロガー様にお邪魔しても
コメントできないトラブルがあり、なんだろう、と思っていたのですが・・・
原因は

2ちゃんネタは誰のもの? スレ紹介ブログの閉鎖相次ぐ

だったのですね。
私は閉鎖されたブログの1つ「ワラタ2ッキ」を長らくROMってましたので、
ユーザーとしてとても残念に思っています。

相互の当事者の皆様にとっては「話題」や「ネタ」ではすまないのでしょうが・・・問題が「著作権」問題だけに、多くのブロガーにも関心のある論争となっている気がします。今回の問題自体をまとめたブログも多く、関心の高さを裏付けています。
(タイムリーというか、なんというか、絵画贋作事件というリアルでの
シンクロニシティもありましたし。)

ブログでの著作権については、最近ちょこちょこと考えてることがあるので、
また改めて記事にしたいと思っています。

ただ、今回の一連の動きは、
『全体を意識しない個の集まりが、スタンド・アローンに知の世界を再編成する』
と推測されているweb2.0のばら色の未来に、すこし陰をさした気がしました。

結局、より影響力の大きな勢力が、集団の倫理(それが正当なものであったとしても)で、個(なんらかの非があったにしても)を一気に攻撃・抹消させてしまえうる(正しい法的手段等ではなく&警告や猶予を与えず)という図式が、『自立した個の知』とは思えないし(運営サイドの示唆もあったようですし)、この行為がCGM(Consumer Generated Media)の先がけの決断であり、「個による優良情報の取捨選択」なのであれば、私のばら色ではないかも・・・、と思います。

利益よりも重要なもののために動いている、というアクション・モチベーションも
関わる立場で、定義や解釈のズレを生んだまま、結局は数のダイナミズムで動いてしまっているように、部外者の私からは見えます。(『ウエブ進化論』の言う「新しい富の分配システム」の必要性を痛感します。)

この問題は語る立場を明快にして、言葉を選ぶ必要があるようなので
ここではこのあたりで・・・。
まぁ、こうして個人の意見を思ったままに自由にアップする&できること自体は、
まだまだスタンド・アローンな全体につながる、と思いますが。


おまけ:

以前ゼットン様の記事で紹介されていた
2ちゃんねる系の感動フラッシュ。
まさにオープンソースの具体的かつ素晴らしい成功事例・・・
そして、閉鎖の傷みにシンクロできます。
UNIX


考察キーワード:
・著作権
・ アフィリエイト付きの2chコピペblog
・2chまとめサイト
・ログ転載問題
・データの再利用
・匿名掲示板の文化
・無断転載・無断改変
・強制クッキー
・中の人、外の人(部外者)

・パロディ作品vs.「海賊版同人誌」
・蝿の王


参考:
オタ女・ニャー速、blog連合閉鎖祭りまとめサイト
http://reisai.maido3.com/
コメント (7)
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