鼠喰いのひとりごと

DL系フリーゲームや本や映画などの感想を徒然に

クチダケ

2017-12-06 09:17:25 | フリーゲーム(SF)
「クチダケ」
ステルス・逃げゲー・SFホラー
制作者:りろりんと様(夢中になる何か

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キャーロンはかつての人類の母星「地球」について研究する、海王星の大学生。
調査のために地球に向かう途中で、いきなり攻撃されて月に墜落してしまう。
運よく生き延びたものの、宇宙船は大破。そしてそこは、人間を喰らうバケモノ…「クチダケ」が蔓延る場所だった。


ver1.00・地球の欠片10個で無事クリア。

「地球の形見」の作者様ですね〜
地球の〜は往年の海外SF小説のようで、私的にはとても好きなシナリオだったんですが…
操作キーの複雑さについていけず〜、アクションヘタクソな私はどうにも先に進めなくて断念しました。
今でもすごく先が気になります。誰か実況…実況を頼む…orz

今作は、地球〜にも出てきたキャラ、キャーロンが主人公。
アクションゲー…と言いつつも、逃げ避け主体&使うキーが少なく簡単操作(←ここ重要!)の、プレイしやすいゲームに仕上がっています。
クチダケは、周囲の青い光に入らない限り襲ってこない&大体同じ場所をウロウロしているので、安全な場所でゆっくり様子を見ながら進むことができるんですよね。
また、万が一見つかっても、床に設置する罠を使うことで、一時的に動きを止めることも可能です。

セーブはセーブポイントでないとできませんが…一応、イベントの区切りごとに、要所要所に置いてあるので、不便はないかと。
ただ、後半は、長いアクションパートをセーブなしで頑張る部分が何カ所か出てきますんで、そこは根性で!


シナリオはちょいシビアめ。
一応、他にも同じように墜落してきた人間と出会うことは出会えるんですが…
素直に「ああよかった!」とは言えない状況なのですよね。
生き残った人間は5人。脱出ポッドは2つ。
とりあえず協力関係を築きながらも、決して互いを信頼してはいけない…
そんな微妙な状況がなんともいい味を出していました。


攻略上、詰まりそうな場所は特に…あ、一か所だけ。

後半、ラスボスと出会ってそのまま追われるシーン。
どうしても外に向かって逃げたくなりますが、建物から出ても話が進みません。
…ラスボスに殺されたあの人は、いくつかアイテムを持っています。
逃げながらまずそれを取り戻し、その部屋の奥の扉を開けてその先へ進みます。
私はここで周りなんか見ずに外に逃げ出してしまい、しばらく「話進まない…」と悩みました。

地球の欠片は、割とわかりやすい場所に落ちています。見逃すことはないと思いますよん。
ただ、一見攻略に関係ない建物もきちんと調査しときましょう。
話が進むと、最初に入れなかった建物も、何カ所か入れるようになります。



無人の星に閉じ止められた人間たちと、襲い来るバケモノ。
昔のSFホラー映画…エイリアンシリーズとかが好きだった人なら、きっと気に入るんじゃないでしょーか。

おすすめですよ~

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