鼠喰いのひとりごと

DL系フリーゲームや本や映画などの感想を徒然に

zigorekishi

2016-05-13 02:50:27 | フリーゲーム(SF)
「zigorekishi」 SFADV・近未来・ミュータント
制作者:神波裕太様(たぶんおそらくきっと

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昔やって、気に入ってファイル残してたゲームなんですが、
今検索したら、作者さま、包丁さんとか惨殺少女の方じゃないですか。
作風違いすぎてびっくりしたー
(とは、いえ…私はその両タイトルともプレイしてないけど;)

比較的新しいゲームの「百日紅」と「夏の日の~」はプレイしたんですが、
でもその時も、これが包丁さんの作者さんとは思わなかった←ww
最近はちょっと工口方面にシフト中ですかね?
さるすべりは、そのまま少し描写変えれば別方面で通用する出来で、
《どっかに裏仕様版もあるんじゃないの?》とか一瞬勘繰っちゃいました。

しかし…今、さらっとゲーム一覧見てみても、
このゲームだけがちょいと何か異色な雰囲気です。
正統派の怪談ノベルか、萌えホラーか、工口かって感じの中に、
一つだけSF設定…っていうのも原因だけど、
けっこう、内容が濃いっていうか…思想があるっていうか。
ただ、ゲーム自体が短いから、言葉でひたすら語る部分が多くて、
理屈っぽく感じる部分もなきにしもあらず…?
でも、楽しいばかりでなく、何か感じる・考える余地があるシナリオって良いよね。
好きですよ。こういうの。

あと、最後の選択肢で、いきなり視点変更が来るのもイイ。
最後の最後のルートで、やっとタイトルのzigorekishiの意味がわかるのも。

私、もともとホラー大好きですが、ガチガチのSFも好みです。
科学が進んだ未来世界も良いし、宇宙ものも良いし、
ロボットもの(←ガンダムやサンライズではなく、アシモフ方面)とか
スチームパンクも好きだし、未来世界廃墟ものとかすごい好きだわー。

そこに、異形なヒトの登場人物ときたら、
ホラー好きの血も擽られるってものですよ。
個性的なキャラクター一人ひとりに、きちんと性格付けがされていて、
仲良くなるとカルテ?が増えていくのも、コレクター的な楽しみがあってイイ。

絵は包丁さんの時と、そう変わらない気がするけど、
けっこうハードなシナリオも、この絵のおかげで緩和されてるような気も~

それぞれのキャラにテーマ曲?があるのも良い。
ナマイキうさぎのアプリケットの性格と口調が可愛くてお気に入り♪



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