鼠喰いのひとりごと

DL系フリーゲームや本や映画などの感想を徒然に

絶体絶命都市

2005-05-27 13:54:39 | 商業ゲーム(コンシューマ)

「絶対絶命都市」
プレイステーション2 2002年

***

以前書きましたサバイバル系ゲームです。


政府が十数年前から手がけていたプロジェクト、人工島の建設。
最新技術を惜しむことなくつぎ込み、画期的な新工法を駆使して作られたその島は、
その安全性・信頼性を実証するため、首都を移転し「首都島」と呼ばれるようになった。

数年後、その首都島に配属になった新聞記者である主人公は、
首都島への移動の最中大地震に巻き込まれ、意識を失う。
そして気がついたとき、彼は、空港島と首都島を繋ぐ長い連絡橋の上に一人取り残されていた。


このゲームの画面や、災害の様子…阪神大震災の後、やたらと地震対策や、
首都で同じ規模の地震が起きたらどうなるか、といったシミュレート番組が流行りましたが、
それと同じ流れを汲んでいるように感じます。
最近大きな地震が続いたこともありますし、きっとこれ、地震の被災者の方はできないのでは
ないでしょうかね?
少なくとも、神戸では売らないほうがいいのじゃないかと思いますが…。

だってこれ、コントローラーの振動機能も手伝って、やたらとリアルっすよ…。
崩れて廃墟となってしまった都会の光景は、あまりにも荒んでおり、
人影が全くないのも、なんだかコワイ。
後半はちょっと別要素が絡んできて、現実離れしてきますが、
前半は本当に…ドキドキものです。

また、主人公の服装が、ストーリーを進めるごとに、
どんどんビリビリのボロボロになってくるのもリアルでした。

さて、ストーリーに関してですが、いちおう、エンディングは7つ。
うち、4つがまずまず正常な(?)エンディングです。
ヒロイン役は二人。途中でストーリーの分岐ポイントがあり、
どちらを選ぶかで一緒に行動するヒロインが決まります。
私自身は、そのうち2回、両方のヒロインのラブラブ度高いほうをクリアしました。

不満だったのは、回数を重ねても、まったく同じゲームの流れでつまらない、ということ。
分岐部分はもちろん違いますが、共通箇所は橋の落ちる場所、ビルの崩れるタイミング、
全て何度やっても変わりません。
私の一回目クリア時間は7時間。2回目は分岐部分は初プレイであったにもかかわらず、
4時間でクリア。そのくらい、一回目のシナリオをそのままなぞる部分が多いのです。
主人公の辿るルートもほぼ一本道。せめて、選択肢や選ぶルートによって変化があったら、
もっと繰り返してプレイする気になるのにな。

そして、何より気力を削いだのは…ラストが。
(以下激しくネタバレのため反転)

あれだけ努力させといて、結局助からないなんて、そんな殺生な!!
これって、助かるエンディングとか密かに隠されてたりしませんか?
御存知のかたは是非教えてくださると嬉しいです(汗)


あと…防具というよりコスプレ要素の強い装備品や、
集めたからといって何の特典も無いコンパス集めは必要あるのかな?
「お遊び」があるなら、それに対する「ご褒美」も欲しいところ。
コンパスみんな集めたらグッドエンディング! とかあったら、シャカリキになっちゃうのに。

追記:
ネタバレ部に、若干誤解がありました。
つまりはヒロインのラブラブ度をあげなければ問題無い事態であったようです(汗)
…もう一回やってみよ。次はきっと3時間くらいでクリアできるような気がする(笑)

絶体絶命都市 公式サイト

ちなみに2も(笑) これもう出てるのかな…
絶対絶命都市2 公式サイト

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