「ととと ~私と狐と/十月十日と/さと帰り~」
ノベルゲー・乙女+異形+忍者+SF
制作者:伊藤トモオ様(Kontiki)
===================
同じ世界に暮らす3人の主人公たちの生き様を、それぞれの視点から描くノベルゲーです。
ざっくり一話目のあらすじを言うと…
とある忍者の里にある日突然やってきた正体不明の謎の女が、弟子入りを迫る話?かな?
これだけ聞くと、日本の武士の時代の話かしら…とか思うかもしれませんが、話が進むにつれ…
また、別な主人公の別視点の物語になるにつれ、いったいいつのどこの話なのか、どんどんわからなくなるという…^^;
つまるところ、この世界はこういうものなのだ!と丸飲みして、ここは日本によく似たまったく別世界の話、と捉えた方が良いかもしれませぬ。
ちなみに、混然としているのは時代考証ばかりではなく…ジャンル分けも、かなり難しい作品でした。
うーん…強いてあげれば…女性向け…?でも、それにしては、あのラストは相当シビアだったし…?
どうとらえれば良いのか悩みますねぇ。
とりあえず、3部構成の物語のうち、最初の一話はいちばんほっこりした話でした。
主人公のアッコのゆるーい口調と性格がなんとも自然体。
まっすぐ素直に、そして一途にククを想う姿が、なんとも可愛らしい。
この章と、一番最後の章での彼女の、『ヒトとは違う』ものの考え方や達観した態度の描写も良かった。
ラストも希望のある終わり方で、ここだけなら、乙女でも通じる感じの話運びでした。
2話目、3話目は、一転して、話がやや陰惨な方向に。
2話目は1話目より過去の話。3話目は1話目より未来の話になります。
この2話目3話目、ネタバレになってしまうので、詳しく話せないのですが…
3話目より先、さらにさらにずっと未来に…どうか、幸せな結末が待っていてほしい、と切に思います。
…しかし、ククは一体いくつなんでしょうかね???
この話、登場人物の年齢もボンヤリボカしてて、よくわからないんですが…
たぶん小学生くらいで最初の仕事に行って…そこから3年…15、16くらいでイモリと再会…
アッコとリセが会ったのは、リセが子供のときで…やっぱり10~13才くらいかなぁ
おおざっぱに考えて、30代初めから半ば…ってとこですかね。おお、確かに童顔。
なんとも捉えきれない世界観でありながら、不思議な魅力のある作品でした。
欲を言えば、それぞれの登場人物の顔グラが、もっと見たかったかなぁ。
2話目と3話目は、ある意味、人間の業を語る物語だったようにも想えます。
(特に3話目。仲間想いの、情に篤いヤンキーの暴走って、すっごい迷惑!)
1話めがとてもキレイな話なのは、きっとアッコがアッコだったから。
もし彼女が普通の人間であれば、これほど純粋であれたかどうか…?
ノベルゲー・乙女+異形+忍者+SF
制作者:伊藤トモオ様(Kontiki)
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同じ世界に暮らす3人の主人公たちの生き様を、それぞれの視点から描くノベルゲーです。
ざっくり一話目のあらすじを言うと…
とある忍者の里にある日突然やってきた正体不明の謎の女が、弟子入りを迫る話?かな?
これだけ聞くと、日本の武士の時代の話かしら…とか思うかもしれませんが、話が進むにつれ…
また、別な主人公の別視点の物語になるにつれ、いったいいつのどこの話なのか、どんどんわからなくなるという…^^;
つまるところ、この世界はこういうものなのだ!と丸飲みして、ここは日本によく似たまったく別世界の話、と捉えた方が良いかもしれませぬ。
ちなみに、混然としているのは時代考証ばかりではなく…ジャンル分けも、かなり難しい作品でした。
うーん…強いてあげれば…女性向け…?でも、それにしては、あのラストは相当シビアだったし…?
どうとらえれば良いのか悩みますねぇ。
とりあえず、3部構成の物語のうち、最初の一話はいちばんほっこりした話でした。
主人公のアッコのゆるーい口調と性格がなんとも自然体。
まっすぐ素直に、そして一途にククを想う姿が、なんとも可愛らしい。
この章と、一番最後の章での彼女の、『ヒトとは違う』ものの考え方や達観した態度の描写も良かった。
ラストも希望のある終わり方で、ここだけなら、乙女でも通じる感じの話運びでした。
2話目、3話目は、一転して、話がやや陰惨な方向に。
2話目は1話目より過去の話。3話目は1話目より未来の話になります。
この2話目3話目、ネタバレになってしまうので、詳しく話せないのですが…
3話目より先、さらにさらにずっと未来に…どうか、幸せな結末が待っていてほしい、と切に思います。
…しかし、ククは一体いくつなんでしょうかね???
この話、登場人物の年齢もボンヤリボカしてて、よくわからないんですが…
たぶん小学生くらいで最初の仕事に行って…そこから3年…15、16くらいでイモリと再会…
アッコとリセが会ったのは、リセが子供のときで…やっぱり10~13才くらいかなぁ
おおざっぱに考えて、30代初めから半ば…ってとこですかね。おお、確かに童顔。
なんとも捉えきれない世界観でありながら、不思議な魅力のある作品でした。
欲を言えば、それぞれの登場人物の顔グラが、もっと見たかったかなぁ。
2話目と3話目は、ある意味、人間の業を語る物語だったようにも想えます。
(特に3話目。仲間想いの、情に篤いヤンキーの暴走って、すっごい迷惑!)
1話めがとてもキレイな話なのは、きっとアッコがアッコだったから。
もし彼女が普通の人間であれば、これほど純粋であれたかどうか…?