鼠喰いのひとりごと

DL系フリーゲームや本や映画などの感想を徒然に

D.I.D

2016-05-16 14:10:42 | フリーゲーム(BL)
「D.I.D」 ADV・暴力表現アリ・実はBL・タイトルが全て
制作者:酒路モノ様(NANASHINO

=================================

最初にDLしてプレイし始めたとき、普通に女の子とかも出てきて、
どこがBL??と思いましたが…そこいらへんの本領発揮はEXTRAからです。
本編は、そういう気配がウスめなので、苦手な人でもプレイできるんじゃないかな。

ざっくり言えば、記憶喪失の主人公(トート)が、
屋敷の住人たちの殺し合いに巻き込まれるハナシ。
多彩な登場人物は、それぞれに「役割」を持っており、主人公を守るために存在するという。
次々殺されていく住人たちと、自分によく似た存在感を持つ男「レヴェン」。
最後に残るのは誰なのか~~みたいな??


ウカツにいろいろ喋るとネタバレするから難しい…
ただ、これは、途中でうまく設定がわかると「なるほどね~」って思うんだけど、
わからないままだと、謎が多すぎて面白味半減な気もするね~
本編の作中では、きちんとしたネタバレって、されなかったはずだし。

まあ、とりあえずEXTRAさえ開けば、いろいろな背後設定その他がオープンしますんで、
そのあとじっくり周回するがよろしかろう。
そうそう、「次の選択肢までスキップ」は未読もがっつり飛ぶんで注意してね!


画像を見てもらえばわかるとおり、キャラ絵がキレイです。
…BL作者さんって、絵のうまい人が多いんだよなぁ…
普段男ばっかり描いてるのに、女描かせても色っぽくてうまい!って人ばっかり。
この方も御多分例にもれず、女の子キャラ(幼女)も可愛いかったです。

作中の立絵は、白黒のスケッチ風なんですが、それも雰囲気にあっててオサレ。

全体に、アクション多め&流血沙汰多めですが、
本当に残酷なシーンは文章のみで進みますので、苦手な人も大丈夫。
本編ではナイフファイト、エクストラの続編はガンファイトが見どころ。
特に本編の、コーツのナイフファイトのシーンはカッコよいので必見ですぜ!

そうコーツ…幼女とお兄さんの組み合わせは私にとって(以下略。
今回もたいへん美味しゅうございました。いいよね。幼女を守るお兄さん!

もう一人、傍観者の立場を貫きながらも、存在感のあるクラウンは、
見ていて複雑な気分になるゆえに、心に残るキャラクターでした。
バッドエンド?の彼がねえ…ある意味強烈だったしね。
細かいこと何も考えてなさそうに見えて、拘りがない分、
彼が一番、いろいろ見えていたんだろうなぁ、と。


一番良いエンドに行くためには、隠しアイテムを集める必要があるのと、
根本的に選択肢が多いので、自力だとちょっと難しいかな…
周回に疲れた方は、作者様のところに、EASYパッチ(正しい選択肢を教えてくれる)
がありますんで、ご活用ください。

ネットの海には攻略をまるっと載せてくれてるところもあるので、
検索してみるのも可、かと~


そしてゾンビな僕たちは

2016-05-16 00:24:18 | フリーゲーム(ファンタジー)
そしてゾンビな僕たちは」 ファンタジーRPG・自動生成ダンジョン・回復不能
制作者:ゆわか様(YUWAKA'S SOFT

===============================

主人公たちは冒険者養成学校の生徒たち。
単位を落としてしまい、補習を受けることになったものの…
それは「ゾンビの呪いを受けた状態で、試練の塔の30Fまで上ること」
完全なゾンビになってしまう前に、なんとか補習を終えるべく、
4人は命がけで塔に挑むことに…

ゾンビの呪いとは言うものの、キャラグラフィックは変わりませんので、
そう実感がわかないですねえ…
せめて肌の色が緑にでもなってくれたら、そこそこ雰囲気出るんですけど。

ただ、この「見た目は普通」。
ついつい呪いのことを忘れてポーション使っちゃったり、
エリクサー使っちゃったり、「回復する?」と言われて頷いちゃって全滅したり…
ある意味、罠のような効果は十分です。
回復アイテムは間違えて使わないように、
手に入れたらチャッチャと売っちゃいましょう。

ほかに特徴的なのは、経験値がない、こと。
レベルアップはお金で買います。
なので、モンスターとは無理に戦わなくても、
ダンジョンを逃げ回ってアイテム拾って売りまくって、
レベルアップしていけばOK。
モンスター図鑑は、戦って勝たなくても遭遇するだけで埋まるので、
ぶつかった後逃げる、方式でも大丈夫。

…ただ、サブイベントで「○○を○匹倒して」っていうのが出てきた場合は、
気合い入れなおして戦うしかないです。
…でも、ま、基本、ちゃんとレベルが上がってれば、そんなに苦労しないかな。
だからって戦わなくてもいいのかって油断してると、最後の最後でラスボス出ますんで、
エンディング前までには、レベルMAX(Lv20)まで上げて、
装備の強化も最後までするのが無難かと~。

あーそうそう。装備システムもちょっと特殊です。
普通は「頭」「体」腕」とか、装備をできる場所と種類が決まってるモノですが、
これは決まってなくて、どれでも最大4個まで装備できます。
つまり、どういうことかというと…極端な話、
ブロンズアーマー4つとか、レザーハット4つとかいう異常な装備ができちゃうってこと。

…これは仕様なのかなぁ…それともバグなのかなぁ…;
どちらにしても、プレイしていて面白かったです。
アイアンアーマーとブロンズアーマーとレザーベストを重ね着とか、
想像すると可笑しいwww


サブイベントは、最後の一個がよくわかんなくて解けませんでした。
あれは、二人づつ同じ模様を同時押し…なのかな?
全員バラバラで動くので、難しくて解けなかった…
ていうか、ほかは簡単なのに、あの一つだけ難易度めっちゃ高くね??

サブイベントを全部解いた場合、
もしかしたらエンディングの展開変わるのかも?
とも思うんですが…うーん?