発作的に買ってしまった本「ぼくのなつやすみ美術館」
アマゾンで見たときは、もっと大判なのかと思っていたら、
攻略本サイズだったのでちょっと驚きましたが、中身の雰囲気はやっぱり良くて、
今、私の気分はかなり夏です(雪祭りの季節だというのに)
コレは何かというと、ゲーム「ぼくのなつやすみ」で使われた風景画集。
絵自体は、ゲームで使われるということもあって、絵画というよりはイラストレーション系かな。
まっさおな空に、まみどりの草、という明るめの原色系の色彩はまさしく夏。
多分、ぼくのなつやすみを知らない…あるいは、やっても「ふぅん?」で済んだひとは、
これを見てもなんとも思わないと思う。
でも、あのゲームに、いまだに大ハマリの私としては、見るだけで嬉しいのだなー。
なんでこんなにハマるのかって…やっぱりそれは、懐かしいから、でしょうね。
多分、私の持つ子供時代の風景と、作中のボクちゃんのいる風景が、すごく似ているからでしょう。
低い視点から見上げる空。近い地面。風の感触、鮮やかな花の彩、鉄サビで茶色くなったブランコ、それを握った手の金臭い匂い。
その風景を見ただけで、ここの感触はこう、ここの空気はこう、と、ありありと想像できてしまいます。
ボクちゃんの思い出は、そのまま、私自身の思い出と重なり、同化し、
忘れた筈のあの夏へ、あっという間に心を連れて行ってしまう。
ぼくのなつやすみには、とにかく根強いファンがいて、
今年の6月にはなんと、ぼくなつ1,2合わせて受注百万枚を達成したそうです。
その数が、評価の高さを現していると、ボクちゃん贔屓の私は思うのですがどうでしょう(笑)
ちなみに、うちのぼくなつソフトは、子鬼がハマりまくったため傷だらけです。
いつ読めなくなるかと気が気でなくて(笑)
自分用に廉価版をもうひとつ買っておこうか、なんて本気で考えていたりします。
ちなみに、背景を担当した会社のサイトはこちら。
他にも、アークザラッド3とか、ハガレン劇場版等、
ゲームやアニメの背景を担当なさってるようですよ。
草薙ウェブサイト
(つか『痕』の背景もここだったのね…ぼそぼそ)
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最近の映画。
「妖怪大戦争」。借りましたがまだちゃんと見てません。
ちょっと見、やはり川姫がえっちぃ感じに見えてしかたがありません(笑)
「FLY,DADDY,FLY」同じく、まだ見てません。
ちょっと気になってるのは「隣人13号」と「樹の海」。