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フランスで年金改悪強行に怒りの109万人デモ。イギリスやドイツでもデモとストライキ

2023-03-26 22:12:10 | 非正規、労働問題

(ANNワイドスクランブルより)

街中で火柱…デモ参加者100万人 年金改革“強行”マクロン大統領に怒り

フランスでデモが激化しています。きっかけは、政府が年金の支給年齢を引き上げる年金改革を強行したことです。デモは若い世代にも広がっていて、街のあちこちで火がつけられる事態が起きています。

 今回、怒りの矛先となっているのは、年金の支給開始年齢が62歳から64歳に引き上げられること。
デモ参加者:「不当な改革案です。勤勉な人々に『もう2年働け』と。今の大統領のやり方では、怒りと暴動が巻き起こって当然です。本当の暴徒はマクロンです。

(Q.暴力には反対ですか)暴力には反対ですが、先に“暴力”に出たのは政府です



23日のデモに参加した人は、フランス全土で100万人を超えました。

全国規模のデモはこれまで何回も行われていますが、マクロン政権のやり方に怒りのボルテージがさらに上がっています。

デモ参加者:「許せない。こんなの民主主義じゃない。大統領は無理やり法案を通した。こんなの耐えられません」



16日の議会。政権は投票を行わずに年金改革法案を採択しようとしていました。ボルヌ首相が登壇すると、議員たちは国歌『ラ・マルセイエーズ』を歌い始めます。フランス革命で生まれ、のちに国歌となった歌で抗議です。

(注:議員たちが抗議の意味をこめて議場で歌った「ラ・マルセイエーズ」、こんな曲です)

年金改悪とは?支給開始年齢を62歳から64歳に引き上げ、保険料払込期間も41年6カ月から43年に延長

しかも、議会の採決なしで強行
(注:何でも「閣議決定」で決めてしまう岸田政権と同じやり方)

支持率は下がる一方

イギリスで大規模スト 地下鉄止まり教師がデモ行進 

 深刻な物価高が続くイギリスで賃上げなどを求める大規模なストライキが行われました。地下鉄が止まり、公立学校の多くが休校になるなど市民生活にも大きな影響が出ています。

 15日、イギリスでは地下鉄の職員、教師、医師のほか、公共放送BBCの職員など数十万人がストライキに突入しました。  ロンドン中心部では、全国から集まったおよそ4万人の教師らが賃上げと教育予算の拡充を求めてデモ行進を行いました。

ドイツ全土の公共部門の医療従事者が警告ストライキを実施

火曜日にハノーバーの市庁舎前で約 8,500 人がデモ

ショルツ首相が率いるドイツ政府は、資金、武器、弾薬をウクライナに送ったにもかかわらず、労働者の要求に耳を傾けていません。

 

 

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2023-03-27 06:45:10
外国の人は街に出るねぇ。年金支給年齢を2年くりさげただけで100万人。日本では60歳を65に、5年も繰り下げでも、声をあげない。
60歳定年で65まで5年間,どうやって生活するの? 老体に鞭打って働くしかないで、再雇用されても収入6割。再雇用制度がなければ、非正規しかない。そして近い将来、支給年齢を70→75歳まで繰り下げようとしている。もらえるまで命はあるか?

先進国ではどこも、安心して老後を送れる年金制度がある。EUの世論調査によると、老後の年金生活に信頼をもっているのが6割。不安は2割。
どこも、最低生活保障年金制度がある。これまで年金保険料の支払いがなくて、老後無収入でも支給される。
一人当たり(夫婦だと2倍)、フランス7万9千円、イギリスでは週2.2万(夫婦で3.3万)プラス住宅費、介護費用など。
イタリア65歳~4.2万、70歳~7万。
ドイツ月11万。
日本のように企業年金,厚生年金、国民年金など企業により差があるというのはない。

どうして、日本に比べそんなに手厚いのか?
手っ取り早くいえば、税金の使い道が社会保障中心になっているからである。長年働いて税金や保険料を国に納めてくれた国民の面倒をみるのは当たり前と考える。働かないで年金だけで生活しているとは誰も思わない。若者も自分の将来として年金問題を受け止めるから、あれだけの若者がデモに参加する。
日本ではことさら若者と高齢者の分断をはかり、学者までもが「(社会保障が)負担増の高齢者は集団自決してもらうしか解決できない」と発言しても、糾弾されない。

納めてきた年金は毎年切り下げ。株式運用で赤字を出したり、はたまた軍事費に流用するというめちゃくちゃぶり。
若者たちは、将来年金をもらえないという不安を持っている。もらえないことはないと思うけど、今でも国民年金は40年納付の満額で平均5万5千円ほどしかならない。

やっぱ、みんなで街に出よう。軍事費より社会保障を!
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