この一滑は絶対無二の一滑なり

シーズン終了。それにしても雪不足で大変なシーズンでしたね!

東京都スキー技術選参戦

2014-02-07 21:40:30 | スキー技術選

先週末は東京都スキー技術選に参加してきました。この大会は全日本スキー技術選の東京都代表選手選考会を兼ねており、基礎スキーにおいて「めっちゃ上手い」方々が己の技術を披露し競う大会です。これまで車山スキー場で開催されてきましたが、今年から苗場スキー場に場所を移しました。

私はこれまでマスターズ技術選には参加してきましたが、車山の寒さと厳しい斜度設定のためこれまで参加を敬遠してきました。この度は滑り慣れた苗場ゲレンデになりましたので、初めてこの大会に参加することにしました。



(期間中は良好なコンディションで大会が開催されました)


一日目は第3ゲレンデにて大回りおよび小回り種目。大回りは今シーズンに入って磨きをかけている滑りをしましたが得点は235ポイントと全く伸びず。小回りはウエーブ規制が入っており、ウエーブにうまく切替のタイミングを合わせることができずに234ポイントとさらに残念な点数。

高い点数が出ている他の選手をよく観察してみると、少しずつこの大会ジャッジの着眼点というか、傾向みたいなものが分かってきました。(1)谷回りでの早い捉え、(2)板を走らせるポジショニングと身体運動、(3)スピードとスペースのある積極的な滑り、あたりが高得点のポイントだと思いました。(1)と(2)はマスターズ選で要求されるエレガントな滑りと共通するものがありますが、この大会では特に(3)の要素がないと点数が伸びにくいかなという印象を持ちました。

二日目は第3ゲレンデのフリー滑走と第4ゲレンデの不整地小回り。前日の観察結果を反映させてフリー滑走を滑ってみました。得点は245点と前日の大回りから10ポイントもアップ。分析した着眼点の方向性は外れてはいなかったようです。不整地小回りでは前半は調子よかったのですが、後半に堅いコブでバランスを崩してしまい、リカバーしましたが241ポイントと伸ばせず。

二日目を終わって予選成績は157位と残念ながら決勝(120位以内)には進めませんでした。

なお、三日目に行われた決勝では男子は水口雄太選手、女子は川端祐沙選手が優勝。水口選手はゲスト参加された我らが高瀬慎一ナショデモを抑え、前年優勝・全日本4位の東京都チームエース・岡田利修ナショデモを逆転しての優勝。今大会はまさしく彼のための大会でしたね。

初めて参加した大会でしたが、めっちゃ上手い選手をたくさん見ることができ、刺激をもらいました。成績は不本意で悔しい気持ちが残りましたが、これをバネにまた今後の練習に活かしたいと思います。