先週末は八方尾根スキー場で開かれたクラブキャンプに参加してきました。講師はおなじみの高瀬慎一SAJナショナルデモンストレータと旭潤子SAJデモンストレータです。毎年この春シーズンに行われるコブキャンプも今シーズンで5年目になりました。
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相変わらず素敵な潤子デモ(左)とちょっと怪しい出で立ちの高瀬デモ(笑)
一日目は気持ちのよい晴天で、恒例のグラート詣。山肌は雪も少なくなって白馬三山にも春の訪れを実感しました。
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さてレッスンは潤子さんの班でスタートです。外脚にしっかり乗れるポジショニングの確認、コブでは前半からしっかりコブを削ってゆく運動、早めのストックワークを確認しました。
この日の夜は特別な演出をさせていただきました。高瀬デモは先に行われた全日本スキー技術選にて第7位初入賞、旭デモは自己最高の第13位という好成績を修められましたので、クラブ員の発案でお祝いのケーキをご用意しました。お世話になってきた両デモが躍進されたことは大変嬉しいことです。そういう素晴らしい選手をこれまでずっとクラブを挙げて応援してきたことは我々クラブ員の自慢であり、とても誇らしく感じました。
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二日目は慎一さんの班。この日は午前中から雨というあいにくのコンディション。まず整地にてコブ滑りに必須ポイントである逆ひねり動作を確認した後、ソデグロや兎平の急斜面コブへGo。両腕の構えを広く取ること、両スキーを揃えクローズドスタンスにすること、スキートップの使い方、上体とスキートップを近づけること、などコブ滑りのコツの数々を伝授して頂きました。最後の締めは兎平でピッチの細かいモーグルレーン。疲労の溜まった太ももはもうヘロヘロでまともに滑れませんでした(汗)。
旭デモはレッスンでの教え方が本当に上手くなりました。以前は個別のバリエーショントレーニングが多かったのですが、今はレッスン全体を通して一貫したテーマに貫かれており、アドバイスもポジティブで的確。潤子さんに教えられたことを練習すれば上手くなれるという納得感の高いレッスンになりました。
かたや高瀬デモは以前と変わらず筋の通ったレッスン。「自然で楽」とかいうかつての暗黒の時代にも流されずにご自分の信念を貫いて、レッスンでもそれを伝達してきた不動の方です。今回のレッスンの組み立ても系統立っていて論理的。アドバイスは端的ですが的確で納得度高し。即戦力のコツを伝授できる教え上手でもあります。
両デモの教えを思い出しながら自分の滑りをビデオで見直すと、改善点が明確になってきました。今シーズンの残りで徹底的に滑り込んでコブ滑りに絶対的自信が持てるレベルに向上させてゆきたいと思います。