この一滑は絶対無二の一滑なり

シーズン終了。それにしても雪不足で大変なシーズンでしたね!

オガサカ・スプリングキャンプ@熊の湯

2008-05-13 22:36:00 | スキーの話題一般

5/10(土)、11(日)と志賀高原 熊の湯スキー場にてオガサカ・スプリングキャンプに参加してきました。今回初めてのオガキャン参加になります。k2hikoさん、k谷さん、頭文字Eさん、Mさん、そしてクラブ仲間のAさん、Nさんの6名と一緒の参加になりました。


(前に並んだ講師陣とキャンプ参加者のみなさん)

一日目は10時から開講式。班分けでは私は丸山貴雄デモの班になりました。八方尾根での彼のレッスンは「話が長い」という噂(某R.I.さん情報)があってちょっと心配でしたが、今回レッスンを受けてみて全然そういうことはなく、むしろすごく的確で分かりやすいレッスンでした。

午前中は整地でポジションの確認などを行って、すぐにコブ斜面へGo(笑)。さすが丸山班です。しかし意外にも(?)いきなりバンクマジックということはなく、コブで切り替えて次のコブまで横ずれで落ちていくという滑り方の練習からスタートです。岩渕流の「向く・突く・回す」というバンク滑り系とは正反対のアプローチから出発するやり方です。岩渕流との比較ができて、非常に勉強になりました。
 
午後にはオガサカのスキー板試乗会がありましたので、関心のあった板に何本か乗ってみました。これについては後日またレポートします。
 
この日の夜には宴会があり、オガサカチームのメンバーと一緒に飲めるという最高の時間を過ごしました。
 
二日目は早朝6時からトレーニング開始です。二日酔いで辛かった(笑)。この日はなんと雪! 5月というのにゲレンデには新雪が積もりました。


(5月の新雪。木々が雪を被っているのが季節外れに感じました。)
 
この早朝トレーニングは大・中・小回りの3本のコースを滑って、それぞれ下で講師がアドバイスをくれるという形式です。オガサカのスキー板の試乗も兼ねており、私はKC-RV17に履き替えて滑りました。
 
KC-RVの性能のおかげで、大回りと中回りではこれまでk2hikoさんと議論を重ねてきた滑りがこれまで以上に上手く実現できて、講師からも「すごくいいじゃないですか!」と高評価をもらったことがとても嬉しかったです。
 
ただ、小回りが自分としてはまだ今ひとつ乗れていない感じがします。左外足の時は左腰が回りすぎ、右外足の時は逆に右腰が折れすぎて外向傾が強いと指摘を受けました。テクニカル検定の反省会のビデオでも確かにこの欠点が見えています。

朝食のあと、10時から再び丸山デモのレッスン。整地での小回り練習のあと、やっぱりコブ斜面へ。丸山デモの小回り・コブ斜面のレッスンは非常に勉強になりました。後日に別記事で復習しようと思います。
 
小回りを更に進化させるためにどういうアプローチを取ったらいいのか。大回りのポジションから小回りに近づけてゆくのか、丸山デモのレッスンのように小回りに特有の体の使い方・ポジションを練習したらいいのか。悩ましさは残ったままとなりました。
 
本来ならこのオガキャンでシーズンが終わる予定でした。今シーズン最後の最後になって、大回り・中回りは確信に近い滑りを体得したと思います。しかし小回りに未だ不安を残したままです。このままでは今シーズンを終わることができないという気持ちがします。もう少し練習して、気持ちよく来シーズンにつなげたいと思っています。