シルバー・アスリート日記

冬は全日本マスターズ・スキーレーサー、夏はウルトラマラソンランナーのシルバーアスリート日誌

脊柱管狭窄、肋骨骨折3本から、生還して、柴又60㎞大会でスタートできた。

2017-06-08 10:18:29 | マラソン

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4/12肋骨3本骨折。
仮治癒したのが、5/18。
2週間と2日間、ラン練習したのみ。

去年は、8時間9分で完走した。
このタイムより早くゴールは、できないだろう。

目標は、
30㎞、稲毛30㎞3時間26分
42㎞、佐倉5時間9分
50㎞、2016年柴又6時間36分
とした。

病み上がりだから、このタイムより速いタイムは、望めないだろう。

最高気温25℃の予報。
だが、向かい風7m/sec,涼しいが、暑さに変わりはない。
27℃ぐらいはあっただろう。暑ーい。

21㎞から、けいれんが始まった。
22㎞地点でシャクヤク甘草湯と胃薬、服用。
けいれんがひどくなり、32㎞地点で、再度服用。
スピードアップすると、
左右ふくらはぎ、大腿四頭筋、右足首のけいれんが続いた。

練習会なら、とっくに、ラン終了の気分だ。

50㎞地点に、6時間51分で到着。

まだ、戦える、気力を探した。
かすかに残っていた気力を引張りだした。

81歳のシルバーの残り少ない、ラン時間を、放棄しては、いけない・・・・。
脊柱管狭窄、骨折を乗り越えた、ではないか。

まだ2時間8分ものこっている。
歩いてもよいのだ。
だが、1回も歩かなかった。
どんどん抜かれ始めた。

頭に水、顔を水で洗い、脚と背中にも水。
背中にかけた水がランパンツにまで入ってきた。
この、グチャットした、水もあっと言う間に、乾いた。
けいれんを抑え込みながら、しこしこと、同じペースですすむ。
食欲は、もうなくなった。

スタートの時、はなしかけられた、黒いウエアーの美女2人。
30㎞で追いつかれ、その後、抜きつ抜かれした。
ついに、50㎞で過ぎに、スーッと行ってしまった。

9分30秒~9分40秒/㎞のスピードで、前進。
歩いている選手は抜いたが、抜かれるほうが断然多い。
「歩くな、歩くな、と心で叫ぶ」

8時間28分1秒でゴール。

背中ビブ、大会中、見覚えありますよね・・・・
完走証とメダル。


70歳以上で、5位ぐらいだろうか。
11歳も「若い70歳」の速いラン姿は、まぶしい。
最後の10㎞は、1時間37分かかった。
10分/㎞より計3分速かった。歩くより少し速いレベル。

秋田100大会で、このスピードでは、50㎞の比立内の第2関門も、こえられない。

だが、病み上がり状態、スピード、これがみな「実力」だ。
90歳の、ジー様から見れば、シルバーはまだ、若者かもしれない。
60㎞も走れるなんて、すごいと思うだろう。

50㎞地点で、74歳と、ビブに記した、選手が、
「去年、若いなーと、私に声かけてくれましたね・・・、またお会いしましたね」、
とエールを送ってくれながら、先に行った。

走れて、しかも、締め切りまで、30分も残して完走だ。
走れたことに感謝のランだった。

9月の、秋田100㎞に向けて、地道な練習をしよう。

黒いウエアーの、素敵な美女お嬢ちゃん2人、Noも覚えていない。
ゴールで出迎えてくれた、ありがとう。
コメント、まってます・・・・。




コメント (4)
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