冬季練習プロジェクトは続く・・・。
今シーズンは、2時間しかSKIの練習ができなかった。
2/25秋田へ。
正月から、初めて雪の上に立てた。
なんとも嬉しい。
今年は、陸上ランとローラーSKIの練習のみ。
秋のウルトラにとっては良い条件を整えているのだが、
SKIにとっては、準備不足になっている。
この矛盾をどうやって克服するか。
SKIの手入れ、寒さの感覚、SKIワックス感覚、どれも不十分。
大会は3/3,3/4、岩手県田山。車で1時間30分。
雪の国にきても、仕事も待っているので、毎日1時間しか雪上練習ができない。
仕事のなかで、すでに3年近く教えている、受験生の勉強もまっていた。
3/6の高校入学試験。
受験直前対策をして欲しい・・・・という。
中3生の受験対策をやらねばならないのはきつい。
過去5年分の数学問題を、研究していたので、予想10問を作ってもってきた。
この問題を、二晩みっちりやらせた。
仕事の合間に会場の下見を1日できた。
SKIの手入れをして、雪の感触、ワックス感を取り戻すのが、精一杯。
写真:クロスカントリー種目
クロスカントリーSKIは、ワックスをうまく合わせなければ、全く勝負にならない。
秋田の仲間が助けてくれた。
3/3は、ザラメ湿雪の上に新雪が5cm積もった。
朝8時、気温-2℃、雪温-2℃。
もっとも難しい条件になった。もうこの雪をみただけで「ドキドキ」してしまう。
ウオーミング・アップで、本番コース2周。
2日前までインカレ(大学選手権大会)が行われていた。
20%にもなる急登りが3段500mも続く、そのあと狭い林道の直滑降。
転倒すれば、ざらめ雪で顔をすりむいてしまう。プルーク(ブレーキ)で滑れば敗北。
3/3、クラシカル種目3km。
スタート前に、濃いい降雪、陽ざしが交互にやってきた。
どちらの雪質に合わせればいいのだあ・・・・・。
スタートP音5回のあと6回目の「ポーン」で飛び出す。
3kmだ。目標11分を切る。
「はっは、はっは、はっは」で急登りを2段登り、3段目で、
30秒前にスタートした、伊藤さん(秋田)が見えた。
峠で追い付けば、勝てる。後1mで、下りに入り、逃げられてしまった。
75才~79才の部は10人の精鋭がスタートしている。
ゆるい下りのゴール。伊藤さんとの差、60mでゴール。過呼吸状態だ。
呼吸がおちつかないまま、30秒あとにスタートした、大石さん(岩手)がゴールするのが見えた。
勝っても、負けても、5秒差だろう。
電光掲示版には、1分前にスタートした、金丸さん(北海道)が1番上にいるではないか。
ああ、2番だ・・・・。大石さんが、0.7秒あと、伊藤さんが、10秒7あと。
また金丸さんに負けてしまった。その差4.5秒。
ゴールタイム、11分6秒6。
やはり11分を切らねば勝てなかった。
写真:クラシカル3km種目、第2位(左)。1位北海道の金丸さんは強かった(中央)。
3位岩手の大石さん(右)。同じ年令なので、「ずっと」戦うのだが、レース場以外では、大切な仲間だ。
3/4はフリー(スケーティングを主とする)種目。
全く同じメンバー。
大石さんが1位。金丸さん2位、伊藤さん3位。4位になってしまった。
ゴールタイム、10分12秒5。
写真:第2日のフリー種目スタート直後の力走。ローラーをSKIに置き換えて滑り走る。
。
少し残念が残ったが、スタートできた喜びは、何ものにもかえ難い満足だ。
しかも、「お立ち台」に立てた。
雪の上の練習をしなくても、「you tube」のイメージ・トレと、ラン、ローラーの効果があった。
秋の100kmレースに、この成果は確実に生きてくるだろう。
90kmからの精神力が、このクロスカントリーSKIと相通じるものがある。
幸い、腰痛、肩痛、何も無かった。走っている間もケイレンはおきなかった。
0℃で、山の中のコースを走るのは、トレイル・ランに似ていて、実に楽しい。
春になったら、八幡平の頂上の雪原を走りたい。
40km走る、札幌SKIマラソンに参加してみたい。
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