ロード・マーシャル時事報告場

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一つのモデル

2018-02-28 05:01:08 | Weblog
とあるモデルを想定しよう。

ちょっとオラついた奴が、2~3人で数十人ともめごとを起こした。
オラついた奴はなんの警告も口にせずいきなり殴りつけてきてけんか騒ぎとなった。
しかし多勢に無勢、次第にオラついたやつはやられっぱなしになる。
しかし数十人の何度にも渡る諌める機会をつっぱね、なおナイフを片手に抵抗しようとする。
最終的にオラついた奴は背骨を損傷し、下半身不随になった。

その後、下半身不随になった奴が「被害者です、謝罪してください」という。

さて、このモデル、どう見てもオラついた奴の自業自得である。
が、何故かこれが戦争中の日本になると、日本人は「国」と「人」とを見事に分けてダブルスタンダードで「戦争被害者」役となる。

しかし、世界の見解は上記モデルが圧倒的多数である。

その昔、広島に原爆を投下したB-29搭乗員が被爆者と会った際、“原爆の悲惨さを伝えられたうえで”謝罪を求められたのを、見事に突っぱねたドキュメンタリーが忘れられない。

「当時完全な善良なる市民など存在しなかった。あなたたちもあの戦争に加担していたではないか」

悔しさなのか、正論を突かれてなのか、おそらくどちらでもないナイス勘違いの怒りで被爆者は言葉がでなかったようだが、個人的には「ナイスアメリカ人」である。


にもかかわらず、ネチネチといやあの時の孤立を作ったのは、ABCD包囲網がなどというのは、まさしく「加害者の言い訳」である。
人道に対する罪等、事後法による裁判以前に、日本は宣戦布告なしにイギリス(ついでにアメリカ)に殴り掛かっている。
そしてそのことを華々しく政府は発表し、国民が熱狂した事実を忘れてはならない。

本音と建て前など、世界では通用しないのだ。

ナイスキチガイジャパン、略してナイキJ(地対空ミサイル)。

そういえば弾道ミサイル対策最終手段の「パトリオット」ミサイルは「愛国者」の意であるな。
愛国者が自らをして相手に突っ込む。
それなんて特攻?
ナイスキチガイジャパン。
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