長い事当ブログを放置していたかと思えば、突然2連続投稿もある昨今。
「まあ、よかろう」。
さて、巷ではメンタルを病む人の特徴として、
完璧主義や白黒思考等、色んな特徴があふれている。
基本的にそれらは正しい。
そして服薬以外の治療も、「その様な特徴を理解して変えていく、あるいは自分と上手に付き合う」というものが基本である。
ただ、世の中基本だけでは通用しない例もある。
当ブログはメンタルを病む人の特徴を沢山持っているが、あまりに根が深すぎて(器質的な側面もある)、変更する事がほとんど出来ない。
基本的な本の対処法は、あくまで基本的な内容なので、それを実践したところで全く効果が無い。
同様に、少し話がそれるが「怒りと上手に付き合う」みたいな本の対処法、当ブログにはまったく役に立たない。
記載されている対処法通りにするとむしろ怒りが増し長続きする。
というわけで、当ブログは自己変容という方針を変えて、「その様な自分である」と認識するに留める。認める部分も保留する。
しかし案外、認識するだけでも自身のメンタルの指標を把握する事につながるので、有効だったりする。
無理に自分を変える必要はないし(常識)、無理に自分を認める必要もない(当ブログ)。大事なのは、その危害が自己(および他人)に向かない様に把握しておく事だと考える。
この様に、「メンタルを病む人の特徴」なる指標が巷に溢れている昨今だが、「誰にでもその因子は存在する」と前置きした上で、
1. 多様性が強調される昨今、基本だけで立ち向かう事は難しい事例が多い
2. そもそもにおいて「メンタルを病む人の特徴」というカテゴリー付けに共感する考え自体が、「メンタルを病む人の特徴の一因」という指摘
の、2点をふと思いついた次第。
メンタルを病んだ場合の自身の特徴に対処する基本的な考えには賛同するが、その「対処」は十人十色であるし、それこそ当の本人が試行錯誤をしながら方法を完成させていくものと考える。
メンタルを病むと自分を客観視出来ないし、それどころではないので大変である。事前に本を読んだ所で、実際に病むと参考にならないと当ブログは結論している。
もちろん、ある程度余力が出来る程に回復した際に、自身の見出した対処法を補強する意味等で読んだり、ある意味戒めてみたりする分には良いと思う。