私の友人に、ポケモン好きの奴がいる。
これは、一友人として彼の世界観を理解してやらねばなるまい。
と、そうはいうものの、私はポケモンに関してまったくの素人で、ゲームからテレビから何も見ておらず、それらに関する知識の片鱗もない。
というのも、結局のところんなもん興味がないのである。
したがって、ポケモンを知るにあたっては、私の興味が湧くように脳内変換(以下、ロード・マーシャル用語「脳内革命」と呼称)しなければならない。
そう、例えば、このような。
話は変わって、私は映画であれアニメであれ特撮であれ、物語における「敵役」が大好きである。特に各週放送モノのような複数回の番組であればその傾向が顕著となる。
というのも、敵役は、膨大な準備をして(資金集めから開発、計画を策定して部隊を編成し、訓練を経て...という膨大なコストを支払って)、ようやくプロジェクトが始動する段階にたどり着いたその矢先に、バカヒーローたちがいとも簡単にそれらを台無しにしてくれるせいで全てをもう一度ゼロからやり直さなければならなくなってしまうのである。何回も何回も何回も、毎週毎週、なんとか次までに体制を立て直して次の作戦の準備を完了しなくてはならないのである。
そのような様を見るにつけ、貴様一体、何してくれるんじゃ、この野郎。毎回毎回勝ってばかりで再建の苦労も知らずにと、敵役への同情を禁じえない。
さらに、ストーリーが展開していき、だんだんと敵側の手持ちの駒が少なくなり、ついには幹部連中を直接前線に投入しはじめ、そして最期にトップ自らが前線に駆り出され、滅亡していく時などは、自身の行った所業に何の疑問も持たないヒーローへの憎しみすら抱く。
悪の組織を倒すという話は、すなわちその組織の衰退と滅亡を描く話でもある。
この辺については、いつも紹介している「ヒトラー ~最期の12日間~」を見た者であれば、悪であれなんであれ、組織が崩壊していくということが、いかに悲惨なことであるかが分かるはずだ。そしてそのような状況を“積極的に”作り出しているのが、“憎むべき”ヒーロー達である。
さて、ポケットモンスターを見てみると、このゲームorアニメにも、ロケット団という悪の組織が出てくるらしい。
特にアニメで出てくる敵役3人組は、組織末端として、日々の行動に支障をきたすほどの資金等の不足という状況下で、日々上へと昇格するために作戦を立案し、自らの手で資金を集め、遂行するも、毎回台無しにされるという、実に涙ぐましい連中である。
私は、この連中に同情を禁じえない。
私がポケモンの世界に近づくには、彼ら、そして組織からアプローチしていくのがベストであろう。
では、彼らの組織の名前を私向きに脳内革命してみよう。
まず、彼らは世界征服という長期的な目標を達成しようとしているのだから、これは「戦略」ある。したがって彼ら組織の名前に戦略をつけてみた。
戦略ロケット団―
調べた結果、どうもこの組織自体は潤沢な資金を持ち、各地に基地も持つ大規模なものであるようだ。したがって大規模という文字を追加してみる。
大規模戦略ロケット団―
世界征服を行うという観点から、ポケモンを使うにしろ何にしろ、それらを用いて武装した集団であると推測される。この観点から言えば、この組織は「軍」である。
大規模戦略ロケット軍団―
武力を用いて現体制を打倒して自身の支配下に収めるということは、現体制から見れば、彼らの行動は破壊活動であると考えられる。
大規模戦略破壊ロケット軍団―
作中、少なくとも3人は登場しており、複数の構成員からなる「集団」であることが伺える。
大規模戦略破壊ロケット軍集団―
HoiⅡ的に、頭部に適当に数字をつけてみた。
第19大規模戦略破壊ロケット軍集団―
おお・・・、なんだか私向きのカッコイイ名前になったではないか!
きっとこんな集団に違いない!
ポケモンを用いた世界征服を目指して日々訓練する第19大規模戦略破壊ロケット軍集団(イメージ)
―ロシア連邦 ロシア戦略ロケット軍より引用
もちろん、運用している装備は(“大規模”な“戦略”的な“破壊”を行うということから考えても当然ながら)ピカドンである。
当初の面影など、ない。
・・・・・。
・・・・。
・・・。
まあ、その、何だ。
脳内革命したらこういうことになるから、ここはおとなしく日本で絶対に放送できない、サウスパークの「○ンポコモン」でも見てポケモンに親近感を覚える程度にしよう。
ストーリも、ヒロヒトが○ンポコモンを使って(子供達を洗脳して真珠湾に奇襲攻撃して)アメリカを征服しようとする、どこかロケット団に似てる感じだし。
これは、一友人として彼の世界観を理解してやらねばなるまい。
と、そうはいうものの、私はポケモンに関してまったくの素人で、ゲームからテレビから何も見ておらず、それらに関する知識の片鱗もない。
というのも、結局のところんなもん興味がないのである。
したがって、ポケモンを知るにあたっては、私の興味が湧くように脳内変換(以下、ロード・マーシャル用語「脳内革命」と呼称)しなければならない。
そう、例えば、このような。
話は変わって、私は映画であれアニメであれ特撮であれ、物語における「敵役」が大好きである。特に各週放送モノのような複数回の番組であればその傾向が顕著となる。
というのも、敵役は、膨大な準備をして(資金集めから開発、計画を策定して部隊を編成し、訓練を経て...という膨大なコストを支払って)、ようやくプロジェクトが始動する段階にたどり着いたその矢先に、バカヒーローたちがいとも簡単にそれらを台無しにしてくれるせいで全てをもう一度ゼロからやり直さなければならなくなってしまうのである。何回も何回も何回も、毎週毎週、なんとか次までに体制を立て直して次の作戦の準備を完了しなくてはならないのである。
そのような様を見るにつけ、貴様一体、何してくれるんじゃ、この野郎。毎回毎回勝ってばかりで再建の苦労も知らずにと、敵役への同情を禁じえない。
さらに、ストーリーが展開していき、だんだんと敵側の手持ちの駒が少なくなり、ついには幹部連中を直接前線に投入しはじめ、そして最期にトップ自らが前線に駆り出され、滅亡していく時などは、自身の行った所業に何の疑問も持たないヒーローへの憎しみすら抱く。
悪の組織を倒すという話は、すなわちその組織の衰退と滅亡を描く話でもある。
この辺については、いつも紹介している「ヒトラー ~最期の12日間~」を見た者であれば、悪であれなんであれ、組織が崩壊していくということが、いかに悲惨なことであるかが分かるはずだ。そしてそのような状況を“積極的に”作り出しているのが、“憎むべき”ヒーロー達である。
さて、ポケットモンスターを見てみると、このゲームorアニメにも、ロケット団という悪の組織が出てくるらしい。
特にアニメで出てくる敵役3人組は、組織末端として、日々の行動に支障をきたすほどの資金等の不足という状況下で、日々上へと昇格するために作戦を立案し、自らの手で資金を集め、遂行するも、毎回台無しにされるという、実に涙ぐましい連中である。
私は、この連中に同情を禁じえない。
私がポケモンの世界に近づくには、彼ら、そして組織からアプローチしていくのがベストであろう。
では、彼らの組織の名前を私向きに脳内革命してみよう。
まず、彼らは世界征服という長期的な目標を達成しようとしているのだから、これは「戦略」ある。したがって彼ら組織の名前に戦略をつけてみた。
戦略ロケット団―
調べた結果、どうもこの組織自体は潤沢な資金を持ち、各地に基地も持つ大規模なものであるようだ。したがって大規模という文字を追加してみる。
大規模戦略ロケット団―
世界征服を行うという観点から、ポケモンを使うにしろ何にしろ、それらを用いて武装した集団であると推測される。この観点から言えば、この組織は「軍」である。
大規模戦略ロケット軍団―
武力を用いて現体制を打倒して自身の支配下に収めるということは、現体制から見れば、彼らの行動は破壊活動であると考えられる。
大規模戦略破壊ロケット軍団―
作中、少なくとも3人は登場しており、複数の構成員からなる「集団」であることが伺える。
大規模戦略破壊ロケット軍集団―
HoiⅡ的に、頭部に適当に数字をつけてみた。
第19大規模戦略破壊ロケット軍集団―
おお・・・、なんだか私向きのカッコイイ名前になったではないか!
きっとこんな集団に違いない!
ポケモンを用いた世界征服を目指して日々訓練する第19大規模戦略破壊ロケット軍集団(イメージ)
―ロシア連邦 ロシア戦略ロケット軍より引用
もちろん、運用している装備は(“大規模”な“戦略”的な“破壊”を行うということから考えても当然ながら)ピカドンである。
当初の面影など、ない。
・・・・・。
・・・・。
・・・。
まあ、その、何だ。
脳内革命したらこういうことになるから、ここはおとなしく日本で絶対に放送できない、サウスパークの「○ンポコモン」でも見てポケモンに親近感を覚える程度にしよう。
ストーリも、ヒロヒトが○ンポコモンを使って(子供達を洗脳して真珠湾に奇襲攻撃して)アメリカを征服しようとする、どこかロケット団に似てる感じだし。