ロード・マーシャル時事報告場

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相対的変態の位置

2019-07-30 05:08:44 | Weblog
前回の日記に関連して、当ブログは理学部畑である(自称)。

たまに理学部畑は変態が多いと聞く(もちろん当ブログも理学部以外の学部を知らないので一概に言えないが)。
確かに、「今すぐ役立つ学問」をせず「原理や探究に注力」する姿勢は世間一般から見れば奇異かもしれない。
またそのような事を志向する者が多いことから、理学分野以外でもマニアックな趣味を持つ者も少なくない。

だが世界は、世間はどうあれ少なくとも事実として、相対的である。

理学部の「ユニークな人」を「変態」とするのも良いが、
理学部畑から見れば、むしろ世間の方こそ「なぜそれが気にならないのか」と奇異に見えて仕方ない面もある。


少し前、採用面接を終えた同僚が「一体あの学生の研究は何の役に立つのか」という、理学部畑から見ると不可思議極まりない発言をしていたことを想いだしふと記す。
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学部だより

2019-07-29 18:59:32 | Weblog
在学していたところから定期的に送られてくるアレである。

いつもざっと目を通すのだが、たまにドストライクな研究を行っていることがあって面白い。

温故知新のような、新しい切り口を知ることが出来るのは、良いことである。
加えて、そのような切り口に対して、興味と理解とを出来る学力を持てたこと、すなわち勉学することが出来た環境にいたことは、昨今色々と日本社会に愚痴を述べているが、感謝したい。主に家庭環境への感謝だが。

なお当ブログの家族は極端な勉強推奨・運動撲滅派である。
テレビで高校野球などやっていたら、両親は怒ってチャンネルを変えた。
曰く、「学生の本分たる勉強をしないで、運動ばっかりやって、あんなの絶対ロクな大人にならない。清原をみなさい」だそうだ。
ちょっと極論かとも思うが、実際清原に限らず相撲とか運動の世界を見てみると(主観だが)確かにロクでもないような部分もある。

さて、学部だよりと同じ頻度で高校からも通知が来る。当ブログが所属した高校の生徒は大体いろいろとパラメーターの割り振りを間違えていた(当ブログ含め)。
だからこそ良いのだが、高校が新しい建物を建て、卒業生に名前を募集していた際、高校メンバーのLINEで当ブログが悪ふざけで「ネオ・アウシュビッツ」と提案したところ、好評を博したのはちょっと度が過ぎているとも思う(だからこそ、以下略)。
悪く言えば幼いのだが、よく言えば子供心を失っていないともいえる。個人的には後者の捉え方が好きであるな。
なんだかんだで、そういう「生き方」を肯定的にとらえるのが当ブログの主観だな。
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名言ではなく至言

2019-07-27 18:15:59 | Weblog
最近、心動かされはしなかったが、「まあそうだわな」と思った言葉。

旧日本海軍軍人の回想

「私は大艦巨砲主義を貫くべきだったと思っています
 真珠湾とマレー沖の勝利で30年かけて構築した戦術・装備・戦略すべてが水泡に帰しました
 日本に戦略の急転換が出来る体力はなかったんです」

まあ、そうですよね。


さて、そんなことより「艦名」は異なれど「ニミッツ級」が配備されている日本の現状を考えると笑える。


追記1

「障害者は、副食物よりも薬の方を多く摂る」

映画「轟沈」並みの至言


追記2

「あなたの粛清だ! 多数の優秀な将校がいなくなったからだ!」

ヴォロシーロフ、フィンランド戦での苦戦をスターリンに罵倒され思わず反論。
なお、このころのスターリンにはまだ「鉄の男」ではなく「わずかに人間が残っており」、昔なじみが通用して政治的に生き乗れた稀有な例となった。
ちなみに、ヴォロシーロフ自身大粛清に積極的に加担していた事実がこの言葉の面白みを引き立てている。


至言というより「まあそうですよね言」だな。

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京都アニメーション放火に思う

2019-07-24 19:04:40 | Weblog
結構死んだんだな。
まあ、当ブログにとっては痛くもかゆくもない事由であるが、ふと思う事。

犯人を非難することは簡単だろう。

しかし、

「災害は偶然の産物ではありません。
 何らかの連鎖的な出来事の結果です。
 大惨事はなぜ起きてしまったのか。
 その答えは、この、衝撃の瞬間に隠されています。」

というフレーズが頭をよぎる。

例えば、京都アニメーションの防火設備は万全だったのか。
避難訓練やいざという時のマニュアルは周知され、速やかに実行可能だったのだろうか。

興味が無いので、放火されて結構死んだという以外全く知らないのだが(別に知るコストもかけたくないし)、
万が一犯人を非難するだけならば、「やっぱり村社会」と思えてくる不思議。

別に犯人を擁護するわけではないが、ほら福知山とかやらかしてる日本社会なのでちょっとね。

京都アニメーション放火より個人的に重要な点として、当ブログはメーデーより衝撃の瞬間の方が好きである。
“最新のコンピューターシュミレーションを駆使して”京都アニメーションの制作中の作品を作り直しませう。
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個人的重要事項

2019-07-23 06:09:24 | Weblog
選挙より吉本より京都アニメーションより、明日洗濯物が干せるかどうか。
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選挙

2019-07-21 18:31:27 | Weblog
そういえば今日は投票日だな。

まあ、あれだ。
常々、戦前(あるいは江戸時代ぐらいから)から基本的に日本の社会・価値観は変わっていないと述べている当ブログにとってみると小事でしかない。

例えばあれだ。
戦前に「欧州の情勢は複雑怪奇」という迷言とともに内閣総辞職をした日本の政治だが、
これとて少しぐらい「欧州の情勢」をきちんと知ろうという意欲さえあれば、せめて「我が闘争」ぐらい読んどけば、その後の展開も含めて納得できるであろうに。

おそらく日本は(現在も)ムラ社会であり、自分たちに理解できないことを排除して考えもせず、狭い世界で暮らし続けているのだろう。
何度も述べてるが、たかが敗戦ごときで「心を完全に変わりました。国民も社会もみんな変わりました」と言えない事は明白であるし、障害者としてそういう風潮は常々感じている。
そんなことで本質が変わらないまま今まで来た日本社会に対して、果たして何を期待できようか。

選挙ごときで変わるとも思えないし、立候補している奴らの言動もまた当ブログからは冷めて見える。

以前「立候補」という映画があったが、この映画の意義を考える以前のそもそも論として、

「元から期待していない日本社会の為に、何故立ち上がり変えるというコストを支払わなければならないのか」とも考える。

これは、諦めでもなければ、ひねくれでも、臆病でもない。無駄なコストを支払わないという合理的判断である。
メリットの無いことに投資をしないことは基本である。

追記

この日記に「全然わかってないな」等の指摘やツッコミを入れることは結構である。
同じレベルで当ブログの事もわかっていないし、わかるはずもない。
元来、お互いはわかりあえないものである。立場も考えも違えば、わかりあえないのは現実である。
「わかりあえる」等と考えているなら、小学生からやり直すべきだ。いや、ヒトとしてやり直すべきだろう。

そういうわけで、当ブログが何故こんなにも稚拙で捻くれた日記を書くかについては、わからなくてもいい。
お互い別々の道を進んでいけばいいのだ。
なお、この「わかりあえない」は決して負の側面ばかりではない点は注意したい。
お互いが違うということは、個人個人の違いの保障でもある。
お互いがわかりあえる世界など、なんと無機質で均質化された世界だろうか。想像するだけで恐ろしい。
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HOI2机上の空論

2019-07-21 14:23:02 | Weblog
以前HOI2マルチプレイで現存艦隊主義をやってみると面白いかもしれないと書いた。

以下、机上の空論である。

HOI2マルチプレイでの現存艦隊主義を有効に機能させるためには、敵艦隊だけでなく敵空軍も視野に入れる必要がある。

一方、マルチプレイにおいてもっとも脅威となるとのは、空母でも戦艦でもなく、ある程度まとまった数の兵員輸送船団だと推察される。
これはこちら側からしても補充・生産が容易なため好都合ではある。

港湾施設はなるべくレベル10まで拡張、港湾施設のあるプロヴィンスの対空砲もレベル10まで拡張、対空砲の研究も怠ってはいけない。
焦点となるのは港湾施設の立地である。ドイツでプレイするなら、敵国イギリスになるべく近いところ、ドーバー海峡あたりが良い。
これは、敵国イギリスから見て、最短距離に巨大な揚陸能力を持つドイツ海軍があれば、必然的に本土防衛の為にこれを叩かなければならない為である。
加えて、敵イギリス空軍が使用可能な場所に敢えて存在させることで、敵イギリス空軍の弱体化(あるいはドイツの別の拠点への攻撃を減衰させる)狙いがある。

この港湾施設にざっと60程度の兵員輸送船団を常時待機させておく。
さらに陸軍24個師団(歩兵23+司令部1、元帥指揮)すべてに対空砲旅団を付属させておく。

空母艦上機って対空砲で損耗できるか、と言うツッコミを投げ出して机上の空論を進めよう。

元来あるプロヴィンスの対空砲に加え、この巨大な陸軍の持つ24対空砲旅団は敵艦上機や敵空軍に相当な損害をもたらすと予測される。
また必要ならば、24個師団を実際に、敵地へ強襲上陸させることも出来る。

このような鉄壁な守り(笑)によって敵を消耗させつつ、周辺の航空基地や港湾から消耗した敵を追撃する、と言う構想である。


最後あたりから現存艦隊主義を逸脱して、旧日本海軍や旧フランスの思想に似てきている不安があるが、まあよかろう。
電撃戦が主体のドイツでこのような運用は、ちょっと皮肉っぽくて面白いではないか。

もちろん、並行してイギリスを飢餓状態にするため&敵艦隊の位置を把握するために、以前記した潜水艦を細切れにしてイギリス周辺をぐるっと通商破壊させる作戦も行っていきたい。

妄想だけならタダなので、お得である。
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リハビリHoI2

2019-07-15 14:25:30 | Weblog
そういうわけで以前のリハビリHoI2からの続きである。

大東亜共栄圏は健在であるものの、彼我の戦力・国力さを見るに、事実上世界征服を達したドイツである。
大東亜共栄圏を「延命」させつつ、残る欧州中立国を喰らう。

とりあえずデンマークとスウェーデンとノルウェー。
特にデンマークはマルチプレイを鑑みてアイスランドを中立化させるべく手を出さなかったが、もう用はない。
並行してヴィシーフランスもいただく。

抵抗らしい抵抗に遭わず(もちろんドイツが強すぎる軍備で攻めているだけ)無事侵攻完了。
そういえばヴィシーフランスのVPはアフリカにもあったなぁ。

航空騎兵を満載した兵員輸送船をアフリカに送って、ヴィシーフランスの残存VPを占領、4ヵ国を無事併合した。
但し、大西洋に敵はもういないと、兵員輸送船を何の護衛も付けずに投入した結果、陸軍陸揚げ後の帰路でロイヤルネイビーと遭遇。
損害は、30輸送船部隊の内29を沈められる。
まあ、圧倒的な工業力の前にはすぐにリカバリー出来るのでいいのだが、ロイヤルネイビーまだいたんかい(AI海軍の航続力は無限である)。
試しにブリテン島周辺を空母機動部隊で哨戒させると、出るわ出るわ、イギリス海軍も艦隊細切れ展開作戦を実施している模様。
まあ既に主力部隊は沈んでいるうえにIC2なのでプレイしているPCへの負担は少ないが、沈め尽くすが先か、イギリス併合が先か。
ただ、一つ言えることは大したことではないということ。

そういうわけでドイツの実効ICは1000を超えた。
うーん。世界最強の陸軍、海軍、空軍がそろっているので正直何を作るか困るレベルである。
一応、山や密林が多いアジアの地形のための山岳歩兵や島々を攻略するための海兵を作っているが、それでもICは余る。
作る必要はないのだが、司令部を量産ラインにのせてみたりとやりたい放題である。

そろそろ、「連合国」には引退してもらおうかな。
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酒の好み

2019-07-07 13:28:49 | Weblog
既に酒、というかアルコールを飲めなくなって久しいが、
当ブログが自主的に飲酒を行った時、その酒はウオッカであった。

従って、当ブログの好みのルーツは蒸留酒である。
特に、蒸留酒の中でも、ラム酒関連はなかなか好きであった。

その後、日本酒などにも手を出すようにはなったが、もともと当ブログは食べ物の好き嫌いが激しい。
これについては私自身は肯定的にとらえている。
好き嫌いが激しいということは、極論すれば味覚が敏感かつこだわりが高いということではなかろうか。

そういうわけで、「苦い」ビールや「渋い」ワインは大嫌いである。
蒸留酒が好きと言っても、ウイスキーレベルになると手におえない。スコッチなどもってのほかである。

本日は、そんな当ブログのおすすめの酒を(以前もしたかもしれないが)2つほど紹介したい。
なお、酒を飲まなくなって久しいので、その年その年の蔵の出来は把握できず、日本酒は結構手を出していたが今回は紹介しない。
また、当ブログは周知のとおり「言葉で感覚を説明することが苦手」なのであまり多くは書かない。

オススメ1 繊月酒造 米焼酎 無言
 米焼酎をオーク材の樽で熟成させた一品である。ウイスキー嫌いの私でも「旨い」と感じられる香味の調和は素晴らしい。
 一般的な評価も高いが、10年貯蔵の限定品なので市場を探すと微妙に高く取引されていたりすることもある(特に720 ml)。

オススメ2 高橋商店 大吟醸酒粕焼酎 繁桝
 酒粕焼酎というと「カストリ」な言葉によりイメージで粗悪品を連想するバカもいるが、酒粕の「カストリ」と粗悪品の「カストリ」はルーツが違う。
 そういうわけで、大吟醸を作った後の酒粕を蒸留して作った焼酎である。
 前述のように当ブログは基本的に味にうるさい。
 そのような中で、ウォッカのようにクリアかつ、大吟醸の何倍ものあの香を凝縮したこの一品は特筆に値する。
 なお、同じコンセプトで獺祭(旭酒造)も焼酎を出しているが、ほぼ同じレベルの品質なのに向こうはバカみたいに高く論外である。
 繁桝は720 mlで1200円台なので非常にリーズナブルかつ高品質である。

以上2つを紹介したが、もちろん当ブログが最も嗜好する(した)酒は敢えて述べない。
まあ、案外大衆的な酒である。
美味いからこそ大衆に支持されるという側面もあるかもしれない。
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学生時代研究室

2019-07-06 14:26:43 | Weblog
ふと思い出したので記す。

学生時代の研究室は、30名を超える大所帯であった。

幸い、教授が結構な予算を確保してくれたので、なんだかんだで研究面では恵まれた環境にあったと思う。
もちろん、作業環境面は涙なくしては語れない。

なんだかんだで当ブログ(や当時の研究室)は理学畑だと思う次第。
それも就活で苦労した一因であろう。
まあただ、「即戦力」を追い求めるあまり「基礎を疎かにする」日本社会が今後どうなるのかは非常に楽しみではある。
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