12月も半分が過ぎました。
今年もあとわずか・・・けっこうバタバタしています。(汗) 『MAYBE BABY』
映画です。当然、映画は見ていないし、映画の出演者・内容など一切わかりません・・・。
しかし、映画も観ていないのに、ただポール・マッカートニーが歌う、バディ・ホリーのカヴァー曲「Maybe Baby」この曲1曲につられて、購入してしまった無駄使い?の極め付きと言えるサントラ盤です。
普通のサントラ盤は、他の収録曲にも、聴くと数曲ぐらい気に入るのが出来るものの、このサントラ盤は例外中の例外?ほんと目ぼしい楽曲が無かったので、正真正銘、この1曲のために購入してしまった感じです。(E・コステロの「パンプ・イット・アップ」が収録されているけど、元々大好きだし・・・)
もちろん曲は、言わずと知れた、あのロック・レジェンドであるバディ・ホリーのヒット曲のカヴァー!
この映画用に、ポールは急遽ロスに渡り、アルバム『FLAMING PIE』で組んだジェフ・リンを再度誘って2人で仕上げたとか。
それを知った時は、ワクワクしたのを覚えています。
オリジナルとはちょっと趣きが違って、勢いがある現代風の演奏になっているものの、ちょっとばかり違和感がある程度の出来です。
ポールらしい、ポール節全開のカヴァーになっています。
個人的には、オリジナルを超えるカヴァーは(滅多に)無い・・・と思っているので、比較するのは無意味です。好き嫌いは言うけれど。(矛盾してる!)
なので、カヴァーって、演奏しているアーティストが、いかにその(カヴァーする)アーティストを愛しているか、それを曲に表現出来るか、が大きく影響します。
私の場合、カヴァー・ヴァージョンは、基本的にオリジナルに忠実でないと、例外はあるもののどうもダメ。もう原曲を大きく崩した、変わったアレンジでやられると、愛情を疑ってしまいます。(おいおい)
その点から言えば、このポールの「Maybe Baby」は、一応合格ラインだと。
上に書いたように、ちょっとテンポよく現代風すぎて、賑やかすぎるのがあれだけど、やっていて実に楽しそうだし、曲の中にバディ・ホリーのようなほんわかした雰囲気を感じさせ、やはりポール(&ジェフ・リン)のバディ・ホリーに対する愛情を感じます。
オリジナルも聴き直してみましたが、いや、さすがに多くのアーティストにリスペクトされるだけあって、バディ・ホリー、実に良いです!
50年代の音楽って、やはり素晴らしいと思います。
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