『バンド・オン・ザ・ラン』アンダーダブド・ミックスを聴く

２月２０日・火曜日。

今日も朝からどんよりとした空模様だったこちら。
昨日はまたも２０℃超えの季節外れの気温でしたが、今日は１５℃ほどに戻り、風があって体感的には寒く感じました。

天気はまた下り坂、明日は雨で鬱陶しくなりそうです・・・。

さて。

やっと、ポール・マッカートニー&ウイングス『バンド・オン・ザ・ラン』50周年記念エディションを聴いてみました。



今回の記念盤の目玉は、未発表のアンダーダブド・ミックスですね。
アンダーダブド・ミックスとは、オーケストラなどの追加パートが入っていない状態のものだそうです。
どんな音になっているか、ちょっと期待しながら聴いてみました。

うーん。

長年聴き続けて来て、耳タコものの『バンド・オン・ザ・ラン』各楽曲が、いつもとは違った形で聞こえて来るのは新鮮で楽しかったし、それなりに満足出来ました。
でも、何だか心に引っかからず、そこまでの感動は無かったです。

完成形からの引き算で、無いもの探しという感じで、最初は楽しめましたが、やはりすぐに飽きてしまいました。
個人的に、楽曲を組み立て途中のようなもっとラフなデモヴァージョンのような感じを求めていたので、これじゃない感ありました。まあ、アンダーダブド・ミックスというのを正しく理解してなく期待した自分が悪いのですが。（汗）


ポール好きなんで、どんな作品でも発売されたら購入してしまう男ですが、今回の５０周年記念盤はちょっと残念でした。
アンダーダブド・ミックス目的ならば、わざわざ購入しなくても良いかな・・・と思ったぐらい。（ファンのくせにいかんいかん！）


このアンダーダブド・ミックスを聴いて、完成バージョンの素晴らしさを改めて実感しました。