はじめてのマンドリン

ある日突然、マンドリンの音色に恋をした
初めて手にした時から、ささかやかな感動を綴っています

本「右岸」

2009-07-18 10:05:41 | 本・映画・ドラマ
辻仁成さんの「右岸」を読みました。

義妹さんが亡くなった前後にこの本を読んでいたというのは、
何かのめぐり合わせなのか?と思えるような本だった。

九が子供の頃から、50年くらいの長い人生を描いた物語。
“人との別れ(死)”というものが、根底にずっと感じられたこの本は・・・
死というものを考えさせてくれるいいお話なのだろうと思うけれど、
個人的には、九に不思議な力が備わっていたり、
九は、とても素直でまっすぐな性格なんだけど、自分の感情のままに
動くから、周りの人の気持ちなどを考える余裕もなく、行動してしまう
ところがあり・・・私はそういう人は好きになれないもので・・・そういう
意味で、なんとなく、感情移入できずに、冷めた目で読んでしまった。

一対になっている「左岸」も読むつもりなので、とにかく、「右岸」は
読んでおかなくちゃ・・という思いがあったから読みきれたのであって、
その気持ちがなければ、途中で読むのを止めていたと思う。

だいぶ前に書かれた、同じ形態の対になった小説「冷静と情熱の間」は
結構好きだったんだけどなぁ・・・・。

ちょっと残念。
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死とはなんだろう?

2009-07-17 19:42:24 | 日々あれこれ
しばらく、留守にしていました。

東京に住んでいる義妹さん(相方さんの弟の奥さん(私と同い年))が、
ここ2年ばかりガンで闘病中だったのですが、亡くなりました。

今年のお正月は、旅行に行ったりしていたし、もしかしたら、
元気になって、ガンをやっつけちゃって、また元気になるような気が
(期待)していたのだけれど、6月の終わりに、“余命1ヶ月”と
言われたようで、土曜日会いに行った翌朝早くに、亡くなりました。
1週間前には、自分でご飯も食べたし、1日前には、自力でトイレにも
行ったらしいので、最後まで寝たきりになりたくないと言ってたのを
まっとうした、生き様だったのかな・・・と思っています。

「会いに来るよ」とは伝えてあったから、待ってたのかな・・・と
言われ、涙がこみ上げたり・・・。
でも、少しだけでも、会えてよかった。。。と思いました。

もっと話したいことはたくさんあったんだけどな。。
相方さんの実家では、嫁としての立場をわかりあえる唯一の存在だったので、
同士を亡くしたような・・・そういう気持ちで、お通夜、お葬式、初七日の法要に
参列してきました。

子供のこと・・心残りだっただろうな・・・とか、
あれこれ考えると、悲しみがこみ上げてくるのですが、
きっと、淋しい気持ちは、じわじわ押し寄せてくるものなのかもしれません。
家族の人には、もちろんのことだろうけど・・・・。

昨日まで生きていた人が、今日は、冷たくなって、骨になってしまう。。
死とは、なんだろう?
また、しばらくは、そんなことばかり考えてしまいそう。

魂は、まだ、傍に漂っているような気がして、
お葬式の翌朝、位牌の前で、みんなでご飯食べながら、
「あ、お水替えてあげてないし」って言うと、
慌てて替えて、
「もうあなたたち、いい加減にしてよね。私のことなんてちっとも大事に
思ってないんじゃないのなんて言ってるよ、きっと」
なんて言って、みんなで少し笑えるほどに、まだ、そこに居るって感じが
してしまうのが、やっぱりちょっと哀しかった。

近い人の死は、兄に続き、2人目・・・だけど、
やっぱり、心にぽっかり穴が開いたような気がして、
ちょっと虚脱感。。

ずっと病気と闘っていたのだろうから、今は、安らかにお眠りください・・・
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週に3回はハイヒール?

2009-07-11 08:55:24 | 日々あれこれ
先日、TV「グータンヌーボ」に出ていた、浦浜アリサさん(モデル)が、
言ってた。
足のラインを綺麗に保つために、週に、3回は10センチくらいのハイヒールを
履くようにしている・・・と^^;。

ひょえ~10センチのヒールなんて履いたことないし、履いても歩けなさそうな
気がする~と思いつつも、
19歳にして、ハイヒールを履かないとラインが崩れてきたりするもん??
というのが、驚きだった。

私、6年くらい、踵のある靴(けしてハイヒールじゃないんだけど)から
遠ざかっていたのを、つい1~2ヶ月前から、履くように心がけているのだけれど、
1~2週間は、足が痛かったり、ちゃんと歩けなかったり、足全体が
筋肉痛になったりしていたのよね^^;;

普段、山歩きとかして使う筋肉と、ハイヒール履いたときに使う筋肉って
別物なんだなぁと実感したこの頃だっただけに、
浦浜アリサさんの発言は、ちょっと、心に残ってしまった。

私が今履く靴は、5~6センチがいいとこ(限界)なんだけど、
もう少し高い靴も、たまには履く努力をする方がいいのかなぁ・・・
な~んて思ったりしているこの頃である(^^ゞ

でも、少しかかとのある靴を履けるようになっただけで、
少し女らしくなったような、勘違いをしてしまっている、わたし

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奈良市写真美術館

2009-07-11 00:23:51 | 日々あれこれ
奈良市写真美術館へ行ってきました

入江泰吉さんの「唐招提寺」と、
日本星景写真協会さんの「星景写真展 星の風景」が展示されていました。

唐招提寺は、実は、だいぶ前に1度しか行ったことがないのだけれど、
写真を見ていると、もう1度、きちんと見に行きたくなった(^^ゞ

星の風景は、実際には見ることができない、写真でしか見ることのできない
幻想的なものが多く、また、自分ではなかなか行けないような、
人工の光が届かないところだからこそ見ることができるような風景を、
たくさん見ることができたので、心が大満足。
たくさんの写真の展示とは別に、スライドショーとして、楽しむことができる
スペースもあった。
せっかくのスライドショーだから、もっと、でっかく写してくれると
さらに嬉しいのになぁ~なんて思いつつ見ていた。

星の撮り方を教えてくれるようなパネルも置いてあったのだけれど、
私でも撮れるかなぁ・・・なんて(^^ゞ
でも、写真は・・・難しそうだ^^;

展示の中の説明にあった“重力レンズ”なるものが、何かわからなくて、
帰ってきてから、ネットで調べていた(^^ゞ
でも・・・うむむむって感じ

その後、約半年ぶり・・・に、居酒屋さんへ行った
これは食べれないとか、これは飲めないとか、
わがままにつきあってくれた友人に感謝
今度行く時は、制約なく、思う存分、呑んで食べられるといいなぁ

来週1週間は、仕事もオフだし、相方さんも不在なので、
どこかに旅行行くべく検討中なんだよ~~~~と、嬉しく報告したのに、
家に帰り着くと、
「来週出勤してもらえますか?」というメールが入ってた
まだ返事してないんだけど、、、、
「都合悪いです」というか、
「はいわかりました」というか、
悩ましいところだなぁ^^;;
相方さんは、「嫌です」って言えばいいやん・・・と、言うけれど、
なかなか嫌とは言えない性格ゆえ・・・しばし悩みそう。

でも、返事のリミットは明日の朝・・・だし(~~;(悩)
既に予定入れちゃってれば、心おきなく断れるのになぁ^^;う・・・。


残念なことがもう1つあった。
母校が、創立100周年ということで、記念にと清酒「奈良の八重桜」と
いうのを開発したらしいのだけれど、できれば、飲んでみたくて、
入手できるかなぁ?と半分諦め&半分期待の気持ちで、母校の生協を
訪れてみたけれど、やっぱり、売り切れだった
また、来年、、、販売されるのかな?してほしいなぁ
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髪を切るのは・・・

2009-07-09 19:08:19 | 日々あれこれ
久々に、髪をばっさり切りました
15センチ~20センチくらい。
私にしては、結構な思い切り。。

お仕事が一段落して、今日から、しばらくオフ~ってのもあるのだけれど、
最近、ちょっと憂さ憂さしていて、気分をリセットしたい・・・という効果と、
オフ~に入ったので、今までやりたかったけど、せずに放置していた
小説書き書きを、気合入れて完成させるぞ!という決意を新たにするという効果を
狙ってのことであります(^^ゞ
まぁ・・・単純に、髪が首に張り付いて気持ち悪いってのが大きいのかもしれないけれど

髪をばっさり切ることは、人によっては、何の意味も持たないことなのかも
しれないけれど、私にとっては、すご~く気分転換したいときの、有効な手段。
なので、いつも、そこそこ長めにしているのかもしれない(苦笑)

今日は、「山と渓谷7月号」を買ってきました^^。
特集は、「この夏めざすあこがれの山」
映画「劔岳」の影響で、この夏は、山が混み混みかも~と言われている
けれど、今年の夏は、ちょっと本気で登りに行きたいのである(^^ゞ
一人で行くというのは、ちょっと(かなり?)不安も大きいけれど、
とりあえず、行ってしまえば、なんとかなるかも~と思っている^^;;
ま、無理さえしなければ、大丈夫でしょ^^;;
だって、一緒に行く人いないし~って言ってると、一生行けそうに
ないんだもの^^;
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本「日本人の知らない日本語」

2009-07-09 00:03:47 | 本・映画・ドラマ
蛇蔵さん&海野凪子さんの「日本人の知らない日本語」を読みました。

漫画仕立てになっていて、その漫画が、ユーモアたっぷりだったので、
へぇ~と知らないことに感心したり、
思わず、ふっふっふと、車中にもかかわらず一人で笑ってしまったりしつつも、
私自身、もっと日本のこと、日本の言葉の成り立ちのことなどなど、
基本的なことを、もっと知りたいなぁと思える本でした。

以前から、日本の歴史や文化のことは、外国の人の方が、余程知ってるんじゃ
ないかと思えたりしていたので、そういうことも含め、
やっぱり、自分が生まれた国のことは、きちんと知りたいと思う。

楽しく、書いて&描いてくださっているので、
楽しみつつ、知らないことを知れ、もっと知りたいと思わせてくれる一冊だと思う。

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本「石田衣良の人生相談室」

2009-07-07 21:24:41 | 本・映画・ドラマ
月刊少女まんが誌『Cookie』に連載されていた、
石田衣良さんの人生相談~のコーナー4年分(?)を収録した本・・を読みました。

相談するのは、10代~20代の女性が多いようで、
ちょっと私が読んでも、ピンと来ないかなぁ?と思いつつも、
どんな風に回答するのか、読んでみたかったから。

でも、思っていたよりも、かなり、励まされてしまった(^^ゞ

相談の内容は様々だったののだけれど、回答いろいろの中に、
一本通った筋があって、
“自分の人生の主役は、まぎれもなく自分なのだから、
自分が幸せになることを、まず考えて!”というものだった。

これは、当たり前のことなのだろうけど、
つい・・・人のために、とか考えてると、知らず知らずのうちに、
不満が溜まっていたりしてしまいがち・・・だったりするから、
改めて、
“自分の幸せを、追求してもいいのね”って、背中押してもらった気がしたのかも。

それと、いいお話が、、おかざき真里さんとの対談の中で、されていた。

ちょっと引用させていただくと・・・(石田さん談)

『昔ね、こんな話を聞いたんですよ。
ある作家志望の若者が、新作を書いて編集者に見せるんです。
そこで編集者は言うんです。「君はなかなかいいね。でも、
まだ若くて経験が足りないから。あと10年頑張って、その時に
また書いた作品を見せてくれないか」と。要はていよく追い返された
わけなんだけど、若者は、その言葉どおり、10年後に作品を持ち込み、
本当に作家になるんですよ。
僕はね、もしこの世に“才能”というものがあれば、それは素質を指すのでは
なく、マイナスな条件を乗り越えていく力のことだと思うんですよ。』

と。
なるほど~~~と、この言葉には、かなり元気をもらいました。
もしかしたら、私でも、頑張れば、なんとかできるかもしれない・・・
みたいな(^^ゞ
その気になりやすいけれど、頑張りが持続できない私には、
目に付く場所に、こういうことを書いたものを置いといて、
持続できるように頑張ってみるぞ~~~~~と、思えたのでした(^-^)

軽い気持ちで読んだ本に、こんなに励まされちゃうなんて(^^ゞ
らっきぃ~かも
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本「風の中のマリア」

2009-07-05 13:38:20 | 本・映画・ドラマ
百田尚樹さんの「風の中のマリア」を読みました。

きっかけは、TVで紹介されていたんだっけ?
というのは、既に忘れてしまったけれど、おもしろかった・・・一気読み(^^ゞ

主人公のマリアは、女性・・・でも、オオスズメバチの働き蜂として、
闘うためだけに生まれたメスの蜂。

知らない、虫の世界の生態系のお話も興味深かったし、とてもおもしろかった。
例えば・・・巣は、全てメスで構成されているとか、
同じ卵から生まれた蜂でも、育ち方によって、働き蜂と、女王蜂に分かれて
いくことだとか。
オスの生まれ方と、役割だとか。

そういう興味深い話を置いておいたとしても、マリアの、
メスに生まれたのに、恋もせず、子供を生むこともなく、
何故闘うことだけのために生まれてきたの?じゃないけれど、
何のために生まれてきたのか?
自分の一生は、これでいいのか?
みたいな自分への問いかけに、自分を少しかぶせつつ読んだから、
おもしろく、一気に読めたのかもしれない。

読後、静かな感動に包まれた。

命について、生きる意味について考えさせてくれる、いい本だと思った。

絵本にもできそうだし、アニメ化することもできそうだし、
そうすることで、幅広い年齢の人が楽しめるなら、そうして欲しいな~と
感じるほど、いい本だと思いました^^。
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銃刀法改正で・・・

2009-07-04 21:51:31 | 日々あれこれ
数日前、朝のニュースで、

『銃刀法が改正になり、タガーナイフ、サバイバルナイフなど所持できなくなりました。移行時の猶予期間が7月4日で終わりますので、5日以降、自宅に所持していると、違反になり、20万円(だったかな?)以下の罰金もしくは、2年(だったかな?)以下の懲役となりますのでご注意ください。』

な~んてやっていた。
朝、ばたばたしていた時だったんだけれど、ぎょっとした。
え゛・・・そんなの初耳(~~;;

以前、よくキャンプに行っていたので、サバイバルナイフのようなものは
見たことがある・・・うん、確かに。

ってことは、4日に警察に返却しに行かないと、銃刀法違反で逮捕されちゃうの?
と、ぎょぎょって感じだった。

道路交通法の改正もそうだけど、こういう・・・違反などが直接関係するような
法律の改正は、、もっと、声を大にして知らしめる方法ってないものなんだろうか?
知らないほうが悪いんだ・・・というスタンスでも仕方ないのかもしれないけれど、
銃刀法改正の話題は、職場で、何人かの人にしてみたけれど、
半数以上知らなかった。
余計なところにお金を使うよりも、こういうことをきちんと全員に知らせること
にお金を使って欲しいなぁ・・・と感じたこの頃でした。

でも、よかった^^;;
朝のニュースに感謝^^;
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本「察知力」

2009-07-03 21:16:59 | 本・映画・ドラマ
中村俊輔選手の「察知力」を読みました。

最近、俊輔選手のことがとても好きになった私には、
丸ごと、俊輔選手~って感じで、胸がいっぱいになった(^^ゞ

子供の頃から、どういうことを経験し、何を感じ、
今の俊輔選手があるのか・・・多くを語らない人の胸の内の一端を
知ることができた気がして、とても嬉しかった。

サッカー選手でなくても、前を向いて生きるヒントが、満載だったし、
サッカーノートならぬ、私自身の人生ノートみたいなものは、
早速マネして書いてみようと思っている。

どういう自分でありたいか。
そのためには、何が足りないのか。
今は、何をすべきか。
具体的に掘り下げて実行することで、思い描いていることが
現実に一歩近づくのだろうと思うし。

そんな風に、自分を奮い立たせて、いい時も、そうじゃない時も、
頑張ってこれたんだろうなぁと感じた。

だからこそ、トップレベルで活躍し続けることができるのかもしれない。

ますます好きになった
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