はじめてのマンドリン

ある日突然、マンドリンの音色に恋をした
初めて手にした時から、ささかやかな感動を綴っています

死とはなんだろう?

2009-07-17 19:42:24 | 日々あれこれ
しばらく、留守にしていました。

東京に住んでいる義妹さん(相方さんの弟の奥さん(私と同い年))が、
ここ2年ばかりガンで闘病中だったのですが、亡くなりました。

今年のお正月は、旅行に行ったりしていたし、もしかしたら、
元気になって、ガンをやっつけちゃって、また元気になるような気が
(期待)していたのだけれど、6月の終わりに、“余命1ヶ月”と
言われたようで、土曜日会いに行った翌朝早くに、亡くなりました。
1週間前には、自分でご飯も食べたし、1日前には、自力でトイレにも
行ったらしいので、最後まで寝たきりになりたくないと言ってたのを
まっとうした、生き様だったのかな・・・と思っています。

「会いに来るよ」とは伝えてあったから、待ってたのかな・・・と
言われ、涙がこみ上げたり・・・。
でも、少しだけでも、会えてよかった。。。と思いました。

もっと話したいことはたくさんあったんだけどな。。
相方さんの実家では、嫁としての立場をわかりあえる唯一の存在だったので、
同士を亡くしたような・・・そういう気持ちで、お通夜、お葬式、初七日の法要に
参列してきました。

子供のこと・・心残りだっただろうな・・・とか、
あれこれ考えると、悲しみがこみ上げてくるのですが、
きっと、淋しい気持ちは、じわじわ押し寄せてくるものなのかもしれません。
家族の人には、もちろんのことだろうけど・・・・。

昨日まで生きていた人が、今日は、冷たくなって、骨になってしまう。。
死とは、なんだろう?
また、しばらくは、そんなことばかり考えてしまいそう。

魂は、まだ、傍に漂っているような気がして、
お葬式の翌朝、位牌の前で、みんなでご飯食べながら、
「あ、お水替えてあげてないし」って言うと、
慌てて替えて、
「もうあなたたち、いい加減にしてよね。私のことなんてちっとも大事に
思ってないんじゃないのなんて言ってるよ、きっと」
なんて言って、みんなで少し笑えるほどに、まだ、そこに居るって感じが
してしまうのが、やっぱりちょっと哀しかった。

近い人の死は、兄に続き、2人目・・・だけど、
やっぱり、心にぽっかり穴が開いたような気がして、
ちょっと虚脱感。。

ずっと病気と闘っていたのだろうから、今は、安らかにお眠りください・・・
コメント
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