井上荒野さんの『切羽へ』を読んだ。
ん~なんて言えばいいのだろう。
静かな中にも、心の奥底の方に、ざわざわっとする気持ちが残る本だった。
人口が少ない静かな島に、夫と二人で暮らす、小学校の保健室の(?)先生のセイさん。
どんなことも、たちまちみんなの知るところとなってしまうような小さな島。
そこへ、やってきた一人の男性。
周囲の、奔放的な性を謳歌しているような人に比べ、セイさんは内に秘めたタイプ。
夫のことを愛しつつも、自分の奥の方で、その男性を恋しく思い、焦がれている。
それを、表には出さないように努めているつもりが、周囲の人にも、
夫にも、その気持ちはばればれ・・・。
それでも、結婚生活は、手放したくはないと思っている。
そういう、どこにでもありそうな、気持ちの揺れが描かれていたと思う。
終わり方が、なんだか意味深に思えて、あれこれ考えさせられてしまった(^^ゞ
ん~なんて言えばいいのだろう。
静かな中にも、心の奥底の方に、ざわざわっとする気持ちが残る本だった。
人口が少ない静かな島に、夫と二人で暮らす、小学校の保健室の(?)先生のセイさん。
どんなことも、たちまちみんなの知るところとなってしまうような小さな島。
そこへ、やってきた一人の男性。
周囲の、奔放的な性を謳歌しているような人に比べ、セイさんは内に秘めたタイプ。
夫のことを愛しつつも、自分の奥の方で、その男性を恋しく思い、焦がれている。
それを、表には出さないように努めているつもりが、周囲の人にも、
夫にも、その気持ちはばればれ・・・。
それでも、結婚生活は、手放したくはないと思っている。
そういう、どこにでもありそうな、気持ちの揺れが描かれていたと思う。
終わり方が、なんだか意味深に思えて、あれこれ考えさせられてしまった(^^ゞ