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はじめてのマンドリン

ある日突然、マンドリンの音色に恋をした
初めて手にした時から、ささかやかな感動を綴っています

本「極北ラプソディ」

2012-07-03 13:32:44 | 本・映画・ドラマ
海堂尊さんの「極北ラプソディ」を読みました。

アマゾンの本紹介によると…

『極北クレイマー』につぐ、週刊朝日連載の迫力満点の第2弾。崩壊した地域医療に未来はあるのか?「夕張希望の杜」の医師である村上智彦氏は朝日文庫判『極北クレイマー』の解説で、「ここで起こった事は将来の日本全体の縮図である」と書いた。
『極北ラプソディ』は閉鎖の危機にある極北市民病院に、赤字建て直しのために世良院長がやって来たところから始まる。彼は再生のために、訪問介護の拡充、人員削減、投薬抑制をかかげた。
また世良院長は雪見市の極北救命救急センターに外科医・今中をレンタル移籍した。瀕死の地域医療でもっとも厳しい局面にたつ救急医療。速水センター長の指示をあおぐことになった。移籍から3日目には、速水が指揮をとる「将軍の日」で、入れ替わり立ち替わり救急患者が訪れる一日になった。文字通りの救急医療の修羅場に遭遇する今中。
一方、極北救命救急センター長の桃倉は息子が出場したスキー大会を見学していたが、雪崩に巻き込まれ、命が危険な状態に。速水はドクターヘリの出動を宣言した。医療と行政の根深い対立をえがき、地域医療の未来を探る渾身のメディカル・エンターテイメント。

いつものことながら、軽快に読めた。

医療の区分と、行政の区分…それぞれ別に考えなくちゃ~いけないんだというあたり、
それと、ドクターヘリに関する様々なこと、わかりやすかったし、考えさせてくれる
きっかけをもらった気がする。

珍しく(?)…今回は、ラブロマンスも、織り込まれていたのだけれど、
花房さ~~~ん!!そりゃないやろ~と、突っ込みを入れたくなる結末^^;;
私の大好きな、速水さん…の気持ちを思うと、ちょいとせつなくなってしまった。
思い人が居ながら、同居したり、一緒に僻地へ赴任するなんて…私的にはあり得ない
ことなんだけどなぁ。なんか、納得できない。

世良先生にとっての久世先生のような存在、とてもいいなと思った。
心の支え的存在は、人を強くしてくれると思うから。

次は、彦根さんが、主役の物語…読みたいなぁ(^-^)(願望)