独断偏見妄言録 China's Threat

中国は人類の命運を左右する21世紀最大の不安定要因

新型コロナ:日本の死亡率はなぜ低い?

2020年07月04日 11時40分25秒 | 日本
7月に入って、新型コロナの新規感染者数が増加傾向にあり、第二波の襲来を予感させる。
しかし、感染者の大多数は30歳以下の若者であり、症状は軽い。
死亡者は少数である。
問題にしなければならないのは感染者数ではなく、死亡者数なのである。
終息には集団免疫しかないとの説が有力であり、現在の傾向が続けば、集団免疫に近づくことになるのだから、むしろ歓迎するべき傾向だと思う。
必要以上に恐れ、萎縮し、経済を停滞させるべきではない。
若者は外に出て、仕事やレジャーで大いに活動し、年寄りや病気持ちの人は家に引きこもればよい。
そうすることで、死亡率が低いまま、集団免疫を早期に確立できるはずだ。
感染しても抗体ができないという研究報告があるようだが、仮にそれが正しく、早期の集団免疫を確立できなくても、死亡率が低いまま推移するなら問題視する必要はない。

緊急事態宣言を再発令して、経済の停滞をさらに悪化させた上に、この好ましい状況を壊す、といった愚かな決断をしないよう小池百合子都知事や間抜けな安倍晋三に望みたい。

海外から見ると、日本のコロナ対策は近隣諸国と比較してゆるいものだったにもかかわらず、死亡率は驚くほど低い。その秘密を解明しようとする記事があったので紹介する。

記事は完全に秘密を解明したとは言えない。特に日本だけでなく、韓国、フィリッピンなどの死亡率が著しく低い国との共通項が解明されていない。
この記事では全く触れられていないが、これらの国々では、子供時代に日本型BCGを接種していることが最大の要因だと考えるのが合理的であろう。
BCG接種に新型コロナの治療効果がないとの報道があるが、おそらく、すぐには効果が現れないということではないのだろうか。

コロナと洗浄便座:日本の感染が少ない理由 2020年03月28日

Coronavirus: Japan's mysteriously low virus death rate
2020/7/4 By Rupert Wingfield-Hayes
BBC News
* Why is there so little coronavirus testing in Japan?
* Lessons from Hokkaido's return to virus lockdown
* What is the true death toll of the coronavirus pandemic?

(概要)
Is there something special about Japan?

麻生太郎副総理(=ボケ老人)は、”民度”の違いだと説明した。
民度とは、文字通りに翻訳すれば、「国民のレベル」、あるいは「文化のレベル」を意味するが、
この概念は、帝国日本の時代まで遡ることができ、民族の優位性、あるいは極端な愛国主義をあらわす。

しかし、多くの国民や一部の科学者は、日本にはたしかに何か違うもの、国民を新型コロナから守る”ファクターX"、が存在すると信じている。

Does Japan have special immunity?

東大の小玉教授によると、日本国民が過去に何らかのウイルスに感染し、それによる「歴史上の免疫」を獲得していると考えられるという。
ウイルスが体内に入ると、免疫系がそれを攻撃するための抗体を作り出す。
抗体には IGM と IGG の2種類がある。
初めてウイルスに感染すると、IGM が最初に、その後で IGG が作動する。
2回めに感染すると、リンパ球には前回の記憶が残っていて、IGG のみが急速に作動する。
今回の新型コロナでは、すべての感染者で、ただちに IGG が作動し、IGM は後から弱い反応をするだけだった。
これはあたかも、以前似たようなウイルスに感染したことがあるように見える。
中国、韓国、台湾、香港や東南アジアでの死亡率の低さは、以前この地域で星型のウイルスが流行したためとと考えられる。

これに対する異論もある。
キングスカレッジ (ロンドン) 公共衛生学の渋谷教授は「私にはそのようなウイルスがアジアに極限され得るとは思えない」との意見だ。
渋谷教授は、免疫や遺伝子感受性が地域により異なる可能性を否定しないが、死亡率の違いを説明するための”ファクターX"の存在には疑問を持つ。それらの国々は感染を防止することに、過去も現在も、劇的な成功をおさめたと考える。

日本人は、100年前のスペイン風邪のとき、マスクをする習慣を身につけ、いまも続いている。
マスクは物理的な障壁になるとともに、注意喚起をうながす、と香港大学のインフルエンザ専門家の福田氏はいう。

Japan discovered the Three Cs early

日本はパンデミックの初期に2つの重要なパターンを発見した。
京都大学の神代博士は、感染の三分の一は似たような場所で発生しているという。
(後略)



<2020年7月9日>

西村経済再生相「宣言再び出す状況ではない」新型コロナ
2020年7月9日
NHK
西村経済再生担当大臣は「感染者は30代が非常に多く、重症化する例が比較的少ない。医療体制もひっ迫しておらず、PCR検査の体制も整ってきている」と指摘し、緊急事態宣言を再び出す状況にはないという認識を重ねて示しました。


正しい判断だと思う。
「国民の命より経済を優先するのか」といった批判が殺到しているようだが、死亡者は極めて少ない。
批判に負けずにこの方針を貫いていただきたい。

政府、緊急事態再発令を否定 イベント制限さらに緩和へ
2020年07月09日
JIJI.COM
 菅義偉官房長官は9日の記者会見で、東京都の1日当たりの新型コロナウイルス感染確認が過去最多を記録したことを受け、「直ちに再び緊急事態宣言を発出する状況に該当するとは考えていない」との認識を示した。10日からのイベント開催制限の緩和についても「予定通り行う考え方に変わりはない」と述べた。


この判断も完全に正しい。
死亡者と重症者が少ない現状では、感染者の増加はむしろ歓迎するべきことだ。
軽症者については自宅療養を認め、外出を自粛するよう促すだけでよい。
ただし、死亡者と重症者が著しい増加の兆しを見せれば、その時に緊急事態宣言を出せばよろしい。

さらに、海外からの渡航は厳格に制限しなければならない。
ウイルスの変異株を持ち込まれる可能性があるからだ。


<2020年7月10日>

東京都の新規感染者数が昨日、224人に達したとされ、都庁が青ざめているらしい。
しかし、新たな死亡者はゼロだ。
うろたえる必要はまったくない。



<2020年7月19日>

特番『衝撃!日本では既に”集団免疫が達成”されている!?』ゲスト:京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻ビッグデータ医科学部門 特定教授 上久保靖彦氏
2020/07/19
https://www.youtube.com/watch?v=hF0HBmIFWMs

”ファクターX"が明らかになった。
上久保教授の説明によると、
中国からの入国を制限するのが遅れたことが幸いして、K型ウイルスが日本や東南アジア諸国などで流行し、集団免疫が確立され、その後に入ってきたG型に感染しにくくなっていた。
一方、欧米は早い段階で中国からの入国制限に踏み切ったために、K型の感染が広がらず、集団免疫が確立されず、G型による感染を防ぐことができなかった。

上久保教授は3密防止や旅行制限は不要との意見だ。

これまでの常識が完全にくつがえった。
現在の著しく低い死亡率が的確に説明できているように思う。
上久保教授は安倍晋三への説明をされたそうだが、バカには通じなかったということらしい。
バカがいつまでも総理大臣をやっていると国民が迷惑する。
さっさと消えてくれるとうれしいのだが・・・


世界がモヤモヤする「日本の奇蹟」を裏付ける"国民集団免疫説"…京大教授ら発表
死者数がここまで少ないのはなぜ
2020/05/27
プレジデント
日本政府が行っていた入国制限は、3月9日までは武漢からに限られていた。その結果、S型とK型が武漢以外の中国全土から日本に流入・蔓延し、多くの日本人が感染した。日本人は、武漢で猛威をふるったG型が日本に到来する前に、すでに新型コロナウイルスの免疫ができていたということなのだ。

一方、アメリカやイタリアなどの欧米諸国は、中国からの渡航を日本よりも1カ月以上早い2月初旬より全面的に制限したため、K型の流入は大幅に防がれた。

この「S型への抗体によるADE」と、前述した「K型への細胞性免疫による感染予防が起こらなかったこと」の2つの理由により、欧米ではG型感染の重症化が起こり、致死率が上がったというわけだ。

日本は武漢以外の国からの入国制限を始めるのが遅かったおかげで、K型への集団免疫ができ、感染力や毒性の強いG型の感染を大幅に抑えることができた。他国に比べて遅いと言われた入国制限のタイミングは、逆に感染予防に功を奏したのだ。



<2020年9月6日>

BCGワクチンに新型コロナウイルス感染症からの「保護効果あり」との研究結果、その期待される“免疫訓練”のメカニズム
2020.09.05
WIRED
日本で新型コロナウイルス感染症による死者が欧米と比べて少ない理由のひとつとして、BCGワクチンが挙げられるのではないか──。そんな仮説を裏付ける可能性がある論文が、このほど世界最高レヴェルの学術誌『CELL』で公表された。論文によると、BCGワクチン接種には、ウイルス性呼吸器感染症全般に対する保護効果があるのだという。いったいどんなメカニズムなのか。(後略)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿