尖閣占領は支那の戦略的敗北を意味する

かって我が海軍が真珠湾を急襲したとき、時の米国大統領ルーズベルトは事前に入手していた情報を握りつぶした、とのうわさが絶えません。
攻撃により米軍戦艦を多数撃沈し、米兵２０００人を殺しました。我が方の損害は軽微でした。すなわち、戦術的な大勝利であったことは皆さんご存知の通りであります。

ところが、一報を聞いたチャーチルは涙を流して喜んだと伝えられています。同盟国である米国が多大な損害をこうむったにもかかわらず、です。
それまで戦争に反対していた米国民と米国議会は激怒し、ドイツと日本に対してただちに宣戦布告を発し、欧州の戦局は急展開しました。膠着状態にあった戦局は一気にドイツ不利に傾き、モスクワに迫っていたドイツ軍は退却を余儀なくされたのです。
つまり、あるドイツ軍人によればですが、日本軍による真珠湾攻撃は戦略的には史上空前の大失敗だったのです。

ルーズベルト大統領は、戦術的な敗北と引き換えに、戦略的な勝利を優先したということかもしれません。
困ったことに、我が国民には戦術と戦略の違いがわかる人がほとんどいません。

さて、尖閣が１か月後に支那に占領されたら、皆さんどう思いますか？　私は涙を流して喜びますね。チャーチルじゃありませんが。

なぜなら、それは支那にとって戦略的な大失敗だからです。

その時、日本国内で何が起きるでしょうか？
●我が国民は激怒します。
●朝日、每日、中日、NHKなどの左翼メディアは発言力を失います。
●ただちに憲法が改正されます。
●国防予算が大幅に増額されます。
●自衛隊が増員されます。
これからの戦争で必要な能力は筋肉ではなく頭脳ですから、ゲームに夢中になった引きこもりのオタクなどにも採用のチャンスがめぐってきます。ガザ紛争の際に、イスラエル迎撃ミサイル部隊所属の元ゲーム・オタクの活躍が話題になっていました。日本もそうなるでしょう。
●景気が良くなり、製造業での雇用が増加し、日本経済が復活します。
●支那から日本企業が全面的に撤退し、支那経済が壊滅します。
ただし、撤退がもたつけば、中国に残留する日本人およそ１３万人の生命は保証されません。人質となり、虐殺される可能性が高いと覚悟すべきです。
第二次大戦末期に満州に取り残された民間人は６０万人と伝えられていますが、それに比べれば、１３万人は少ないわけで、あきらめるしかありません。
１３万人の犠牲予定者に哀悼の意を前もって表しておきます。
黙祷！！！

支那の内部には人民の不満が充満して革命前夜の様相を呈しているようです。習近平政権は人民のナショナリズムを煽ることで共産党独裁政権を延命させようとするでしょう。尖閣占領は必ずあると見るべきです。

どうです、１３万人の犠牲予定者を除けば、支那による尖閣占領は、日本にとっていいことばかりでしょう。
尖閣は数年後に取り戻せばいいんです。