ナショナル・インタレストに米中戦争に関する記事が掲載されたので翻訳してみた。
中国の戦略家が太平洋戦争における日本の潜水艦作戦について研究し、米軍の海上補給路を攻撃しなかったのは失敗だったと断じている。中国は日本の失敗から学び、来るべき米中戦争において米軍の補給路を攻撃する可能性があると論者は考えている。
中国海軍のキロ級潜水艦
Japan's Folly Could Be China's Gain in a War against America
米中戦争において中国が日本海軍の失敗から学ぶこと
Lyle J. Goldstein July 17, 2015
http://nationalinterest.org/feature/japans-folly-could-be-chinas-gain-war-against-america-13356
中国の潜水艦隊が輸送拠点を攻撃する戦略に特化する可能性を否定出来ない: それは第二次大戦において日本が実行しなかったことである
*********
血なまぐさい太平洋戦争終結の70周年記念日が8月に迫り、東京が戦時における蛮行と、中国などでの重大な悪行を戦後も明確には反省していないことについて、多くの中国の学者は間違いなく書くことになるだろう。
しかし、中国海軍アナリストの間では、焦点が全く異なるのである。
彼らは日中戦争には興味がなく、異なるテーマを取り上げた。现代舰船[Modern Ships]の2015年3月特別号において、太平洋戦争における日本海軍戦略の失敗を詳細に分析している。
第二次世界大戦中に列強の艦隊の間で行われた最後の海戦について、TNI (The National Interest) の読者はよくわかっているが、その巨大な戦闘から中国が得る教訓は単なる学術的関心にとどまらない。
それがどのような教訓であるかを知るために(その教訓が現代中国の海軍戦略に影響することが十分に有り得るので)、太平洋戦争での帝国日本の潜水艦艦隊の戦略に焦点を当てた中国の連載記事の中の1編を、この「ドラゴンの目」Dragon Eye と呼ぶ編集企画において、徹底検証することにする。
その分析の結論は容易に見分けることができる。
日本の潜水艦戦略が「巨大的错误」[huge mistake] だったかどうかと記事のタイトルが尋ねる。全体的な結論は、日本の潜水艦が「破交」[輸送拠点への攻撃attacking transport nodes]によって米軍の「柔らかい肋骨 soft rib」につけこまなかったということだ。
日本の潜水艦戦力が、その戦略がどうであれ、数多くの困難に直面したことを明確に認めるなど、この中国の分析は十分に高度なものである。
この分析によると、日本の潜水艦は急速潜航に時間がかかり、船体が大きいことにより敵のソナーを避けることが難しく、空調設備の不備が乗組員の能力を低下させた。日本潜水艦の射撃管制装置は、連合国のものより遅れていた。日本の造船所の建造能力は、明らかにアメリカの建造能力に対抗することができなかった。アメリカの暗号解読者が多くの日本潜水艦を要撃し、破壊するために必要な情報を米海軍に提供したことも記載されている。
とりわけ、この分析によれば、日本の潜水艦はレーダーがないことで苦しみ、アメリカ潜水艦が悪天候や夜でも攻撃するのに、日本はできなかった。
他方、少なくとも戦争の初期には、日本の潜水艦は多くの点で非常に優れていたと指摘されている。日本の大型潜水艦は航続距離が長く、高速での水上航行が可能であり、先進の潜望鏡と優れた魚雷を備えていた。さらに、乗組員は志願兵であり、エリートとされていた。それでもなお、中国の分析が指摘するように、この精鋭潜水艦隊は成功より失敗のほうがはるかに上回っていた。よく知られているように、日本海軍の小型潜水艇は真珠湾攻撃において目覚ましい活躍をすることなく、すべて撃沈された。
1942年後半から1943年前半にかけて、ガダルカナル近海の交戦地帯でおよそ24隻の日本潜水艦が活動していたが、「彼らはかなりの数のアメリカの軍艦、特に空母ワスプ[黄蜂] を撃沈したが、敵の輸送船への攻撃を開始しなかった」と、著者は述べている。
米国主力艦への攻撃を優先させた日本の潜水艦戦略は計算が合わないものだった。
この分析によると、日本は1943年のギルバート諸島戦に配備された9隻の潜水艦のうちの6隻を失った。同様に、1944年のマリアナ諸島戦に配備された22隻の潜水艦のうちの14隻が撃沈された。「1944年10月のレイテ戦までに、日本の潜水艦隊は戦闘部隊としては消滅していた」。確かに、日本の戦略家は犠牲の大きい明らかな失敗をした。アメリカの飛び石作戦によって切り離され包囲された島駐屯日本軍への補給のために多数の輸送用潜水艦を建造したのである。この努力はこの中国の分析において「仅具有象征性意义」[ちょうど象徴的な価値を持つ]と言われた。
この海軍アナリストによって指摘されたもう一つの問題は、日本の潜水艦は水上艦隊の指揮下に置かれた従属的存在だったということであり、そのため、潜水艦は「戦略的な資産ではなく、戦術的な力」にすぎなかった。しかし、最後に、連合国の対潜水艦戦ASW (anti-submarine warfare) が改善され、日本潜水艦が危険な攻撃を試み続けたことについて、彼らの状況は「越来越像是自杀」[ますます自殺のように見えた]と述べている。
その他の事実として、中国の記事は、太平洋戦争の戦闘においておよそ100隻の日本潜水艦が撃沈されたが、そのうちの58隻は水上艦によるものだったとする数字を引用し、その意味するところは、連合国の戦闘艦を攻撃するという明らかに危険な行為による損失であったとしている。
米国と日本の工業生産力の差により米国の勝利は必然だったとする太平洋戦争の従来の解釈が一般的だ。しかし、東京は1942年には「机会窗口」[好機の窓]を持っていた、とこの中国の著者は主張する。その論拠は、戦争初期には米軍の空と海における護衛能力は非常に脆弱だったというものだ。その弱さに、さらに動かしがたい地理的要因が加わる。太平洋横断の輸送時間は大西洋横断に要する時間の2.5倍だった、とこの中国の戦略家は仮定する。
そのことから、太平洋で沈む1隻の輸送船は大西洋で沈む輸送船3隻分に匹敵したと、著者は結論する。著者はさらに、米国は西海岸の「港口设施不足」[不十分な港湾能力]のためごく少数の巨大港湾に極端に依存していたとみなす。パナマ運河も東海岸からの物資供給を阻止するための明確な目標とされる。さらに、これらの補給物資の目的地 (ハワイ、オーストラリアなど) を容易に識別することができた。これらの事実は、意図的な補給阻止作戦が容易であることを意味していた。中国の論文は言及していないが、日本は潜水艦が東部太平洋で活動すると仮定した場合に必要な燃料補給と補修のための前進基地を欠いていたという事実がある。日本に対抗する米国潜水艦作戦の成功のためにはそのような前進基地が非常に重要だったのである。
しかし、現在の戦略的な困難に応用しうる教訓として、1942年に日本は「珍珠刚和美国西海岸地区」[真珠湾とアメリカ西海岸の間の海域]を潜水艦であふれさせるべきだった、と中国のアナリストは結論する。この結論を補強するものとして、ドイツはたった5隻以下のUボートを配備した作戦により、1942年にはアメリカ東海岸に連なる海域においておびただしい数の艦船を撃沈した、と彼らは主張する。
米中海戦がもしあるとすれば、類似した考え方が中国の潜水艦戦略に影響するだろうか?
はっきりさせておくが、ここで取り上げている記事は中国海軍が直接書いたものではなく、巨大な海軍造船会社CSICの研究出版部門によるものである。さらに、中国の著者は、日本の潜水艦戦略の失敗を現代中国の潜水艦戦略に明示的に結びつけたわけではない。しかし、Modern Ships出版の主な目的は中国の海軍能力の強化であることは明確であり、そのことにより、結び付きがあるとの推論が成り立つ。
中国の潜水艦隊が「破交」[輸送拠点を攻撃する]に注力した戦略を採用する可能性は排除できない。数ヵ月前、 米海軍情報部は人民解放軍PLA海軍の「新しい能力と任務」という優れた概要を出版した。このレポートの2ページにある目立つ図表「図 1-1」は「中国の防衛階層」を図解したものであり、中国の潜水艦が3つの防御域の中で活動することを示している。防御域は中国の海岸から1000海里以内であり、西太平洋に含まれる。中国潜水艦がさらに遠く離れた、戦時にはおそらくアメリカ本土に近い海域に接近するという、野心的な任務にはつかないと我々は推測してもいいのだろうか?
もちろん、それはディーゼル潜水艦による行程としては長い道のりだ。特に現代のASW(対潜戦 Anti-submarine warfare)の時代において、しかも、前進基地での燃料補給能力を欠いているのである。しかし海は大きく、鍵となるASWプラットホーム(例えばP-8s)自身も作戦行動が制約される。そして、潜水艦センサー、通信手段および兵器も大きく改善された。中国はやがてより多くの原子力潜水艦を選択することで、これら発展初期の戦力展開手段の到達距離を伸ばすことになるだろう。次の10年で最初の中国の潜水艦が大西洋に現れるのを見ても私は驚かない。より長距離のPLAN(中国海軍)潜水艦作戦がすでに明らかになっている。米国と中国の関係がほとんど抑制されない対立への軌道をこのままたどるのであれば、そのような結果は十分にありそうだ。
ライルJ.ゴールドスタインは、ニューポートの米国海軍大学校の中国海軍研究所(CMSI)の准教授である。この分析において表される意見は彼自身のものであり、米海軍またはアメリカ政府の他のいかなる機関の公式見解を表すものではない。
中国の戦略家が太平洋戦争における日本の潜水艦作戦について研究し、米軍の海上補給路を攻撃しなかったのは失敗だったと断じている。中国は日本の失敗から学び、来るべき米中戦争において米軍の補給路を攻撃する可能性があると論者は考えている。
中国海軍のキロ級潜水艦
Japan's Folly Could Be China's Gain in a War against America
米中戦争において中国が日本海軍の失敗から学ぶこと
Lyle J. Goldstein July 17, 2015
http://nationalinterest.org/feature/japans-folly-could-be-chinas-gain-war-against-america-13356
中国の潜水艦隊が輸送拠点を攻撃する戦略に特化する可能性を否定出来ない: それは第二次大戦において日本が実行しなかったことである
*********
血なまぐさい太平洋戦争終結の70周年記念日が8月に迫り、東京が戦時における蛮行と、中国などでの重大な悪行を戦後も明確には反省していないことについて、多くの中国の学者は間違いなく書くことになるだろう。
しかし、中国海軍アナリストの間では、焦点が全く異なるのである。
彼らは日中戦争には興味がなく、異なるテーマを取り上げた。现代舰船[Modern Ships]の2015年3月特別号において、太平洋戦争における日本海軍戦略の失敗を詳細に分析している。
第二次世界大戦中に列強の艦隊の間で行われた最後の海戦について、TNI (The National Interest) の読者はよくわかっているが、その巨大な戦闘から中国が得る教訓は単なる学術的関心にとどまらない。
それがどのような教訓であるかを知るために(その教訓が現代中国の海軍戦略に影響することが十分に有り得るので)、太平洋戦争での帝国日本の潜水艦艦隊の戦略に焦点を当てた中国の連載記事の中の1編を、この「ドラゴンの目」Dragon Eye と呼ぶ編集企画において、徹底検証することにする。
その分析の結論は容易に見分けることができる。
日本の潜水艦戦略が「巨大的错误」[huge mistake] だったかどうかと記事のタイトルが尋ねる。全体的な結論は、日本の潜水艦が「破交」[輸送拠点への攻撃attacking transport nodes]によって米軍の「柔らかい肋骨 soft rib」につけこまなかったということだ。
日本の潜水艦戦力が、その戦略がどうであれ、数多くの困難に直面したことを明確に認めるなど、この中国の分析は十分に高度なものである。
この分析によると、日本の潜水艦は急速潜航に時間がかかり、船体が大きいことにより敵のソナーを避けることが難しく、空調設備の不備が乗組員の能力を低下させた。日本潜水艦の射撃管制装置は、連合国のものより遅れていた。日本の造船所の建造能力は、明らかにアメリカの建造能力に対抗することができなかった。アメリカの暗号解読者が多くの日本潜水艦を要撃し、破壊するために必要な情報を米海軍に提供したことも記載されている。
とりわけ、この分析によれば、日本の潜水艦はレーダーがないことで苦しみ、アメリカ潜水艦が悪天候や夜でも攻撃するのに、日本はできなかった。
他方、少なくとも戦争の初期には、日本の潜水艦は多くの点で非常に優れていたと指摘されている。日本の大型潜水艦は航続距離が長く、高速での水上航行が可能であり、先進の潜望鏡と優れた魚雷を備えていた。さらに、乗組員は志願兵であり、エリートとされていた。それでもなお、中国の分析が指摘するように、この精鋭潜水艦隊は成功より失敗のほうがはるかに上回っていた。よく知られているように、日本海軍の小型潜水艇は真珠湾攻撃において目覚ましい活躍をすることなく、すべて撃沈された。
1942年後半から1943年前半にかけて、ガダルカナル近海の交戦地帯でおよそ24隻の日本潜水艦が活動していたが、「彼らはかなりの数のアメリカの軍艦、特に空母ワスプ[黄蜂] を撃沈したが、敵の輸送船への攻撃を開始しなかった」と、著者は述べている。
米国主力艦への攻撃を優先させた日本の潜水艦戦略は計算が合わないものだった。
この分析によると、日本は1943年のギルバート諸島戦に配備された9隻の潜水艦のうちの6隻を失った。同様に、1944年のマリアナ諸島戦に配備された22隻の潜水艦のうちの14隻が撃沈された。「1944年10月のレイテ戦までに、日本の潜水艦隊は戦闘部隊としては消滅していた」。確かに、日本の戦略家は犠牲の大きい明らかな失敗をした。アメリカの飛び石作戦によって切り離され包囲された島駐屯日本軍への補給のために多数の輸送用潜水艦を建造したのである。この努力はこの中国の分析において「仅具有象征性意义」[ちょうど象徴的な価値を持つ]と言われた。
この海軍アナリストによって指摘されたもう一つの問題は、日本の潜水艦は水上艦隊の指揮下に置かれた従属的存在だったということであり、そのため、潜水艦は「戦略的な資産ではなく、戦術的な力」にすぎなかった。しかし、最後に、連合国の対潜水艦戦ASW (anti-submarine warfare) が改善され、日本潜水艦が危険な攻撃を試み続けたことについて、彼らの状況は「越来越像是自杀」[ますます自殺のように見えた]と述べている。
その他の事実として、中国の記事は、太平洋戦争の戦闘においておよそ100隻の日本潜水艦が撃沈されたが、そのうちの58隻は水上艦によるものだったとする数字を引用し、その意味するところは、連合国の戦闘艦を攻撃するという明らかに危険な行為による損失であったとしている。
米国と日本の工業生産力の差により米国の勝利は必然だったとする太平洋戦争の従来の解釈が一般的だ。しかし、東京は1942年には「机会窗口」[好機の窓]を持っていた、とこの中国の著者は主張する。その論拠は、戦争初期には米軍の空と海における護衛能力は非常に脆弱だったというものだ。その弱さに、さらに動かしがたい地理的要因が加わる。太平洋横断の輸送時間は大西洋横断に要する時間の2.5倍だった、とこの中国の戦略家は仮定する。
そのことから、太平洋で沈む1隻の輸送船は大西洋で沈む輸送船3隻分に匹敵したと、著者は結論する。著者はさらに、米国は西海岸の「港口设施不足」[不十分な港湾能力]のためごく少数の巨大港湾に極端に依存していたとみなす。パナマ運河も東海岸からの物資供給を阻止するための明確な目標とされる。さらに、これらの補給物資の目的地 (ハワイ、オーストラリアなど) を容易に識別することができた。これらの事実は、意図的な補給阻止作戦が容易であることを意味していた。中国の論文は言及していないが、日本は潜水艦が東部太平洋で活動すると仮定した場合に必要な燃料補給と補修のための前進基地を欠いていたという事実がある。日本に対抗する米国潜水艦作戦の成功のためにはそのような前進基地が非常に重要だったのである。
しかし、現在の戦略的な困難に応用しうる教訓として、1942年に日本は「珍珠刚和美国西海岸地区」[真珠湾とアメリカ西海岸の間の海域]を潜水艦であふれさせるべきだった、と中国のアナリストは結論する。この結論を補強するものとして、ドイツはたった5隻以下のUボートを配備した作戦により、1942年にはアメリカ東海岸に連なる海域においておびただしい数の艦船を撃沈した、と彼らは主張する。
米中海戦がもしあるとすれば、類似した考え方が中国の潜水艦戦略に影響するだろうか?
はっきりさせておくが、ここで取り上げている記事は中国海軍が直接書いたものではなく、巨大な海軍造船会社CSICの研究出版部門によるものである。さらに、中国の著者は、日本の潜水艦戦略の失敗を現代中国の潜水艦戦略に明示的に結びつけたわけではない。しかし、Modern Ships出版の主な目的は中国の海軍能力の強化であることは明確であり、そのことにより、結び付きがあるとの推論が成り立つ。
中国の潜水艦隊が「破交」[輸送拠点を攻撃する]に注力した戦略を採用する可能性は排除できない。数ヵ月前、 米海軍情報部は人民解放軍PLA海軍の「新しい能力と任務」という優れた概要を出版した。このレポートの2ページにある目立つ図表「図 1-1」は「中国の防衛階層」を図解したものであり、中国の潜水艦が3つの防御域の中で活動することを示している。防御域は中国の海岸から1000海里以内であり、西太平洋に含まれる。中国潜水艦がさらに遠く離れた、戦時にはおそらくアメリカ本土に近い海域に接近するという、野心的な任務にはつかないと我々は推測してもいいのだろうか?
もちろん、それはディーゼル潜水艦による行程としては長い道のりだ。特に現代のASW(対潜戦 Anti-submarine warfare)の時代において、しかも、前進基地での燃料補給能力を欠いているのである。しかし海は大きく、鍵となるASWプラットホーム(例えばP-8s)自身も作戦行動が制約される。そして、潜水艦センサー、通信手段および兵器も大きく改善された。中国はやがてより多くの原子力潜水艦を選択することで、これら発展初期の戦力展開手段の到達距離を伸ばすことになるだろう。次の10年で最初の中国の潜水艦が大西洋に現れるのを見ても私は驚かない。より長距離のPLAN(中国海軍)潜水艦作戦がすでに明らかになっている。米国と中国の関係がほとんど抑制されない対立への軌道をこのままたどるのであれば、そのような結果は十分にありそうだ。
ライルJ.ゴールドスタインは、ニューポートの米国海軍大学校の中国海軍研究所(CMSI)の准教授である。この分析において表される意見は彼自身のものであり、米海軍またはアメリカ政府の他のいかなる機関の公式見解を表すものではない。