独断偏見妄言録 China's Threat

中国は人類の命運を左右する21世紀最大の不安定要因



中国の空母建造と台湾侵略

2006年11月28日 07時47分30秒 | 台湾
中国海軍が近く、ロシアの技術支援のもとで航空母艦を建造する可能性が高まってきた。

中国がウクライナから購入した旧ロシア海軍の空母ワリヤーグの船体を中国海軍の正規船と同系色に塗り替え、船体の改修作業が最終段階に入った模様。先月末には、空母搭載用にロシアからスホーイ33の購入契約を結んだことが報じられるなど、中国が空母を中核とした本格的な近代海軍の整備に乗り出す可能性が真実味を帯びてきた。

就役は2008年と見られている。


さらに、「中国はウクライナから購入した航空母艦を改造する以外に、追加で2020年の就役を目指し、第2の空母建造を計画している」と台湾紙「聯合報」が27日、報道した。

この空母が就役すれば、アメリカの西太平洋第1海上防御線を破り、グアムにも影響力を伸ばす戦略目標を持つようになる、と見られている。

一方、このほどベトナムで開催されたAPEC会議における安倍首相との会談で、胡錦涛は靖国参拝問題を追及せず、日本訪問の意向を示すなど、対日政策を急転させた。
これについて、反体制活動家の魏京生氏は大紀元の取材で、「中国当局の目的は、日本に弱腰外交を継続させること。場合によっては日本が日米同盟から離脱することを狙っている」と指摘した。同氏によれば、中国の譲歩は罠であり、その背景として、中国は戦争で国内危機の転嫁を図っていると分析。中国による台湾攻撃の条件として (1)ロシアの支持 (2)NATOと米国の対立 (3)日本の弱腰外交 の三つを挙げた。

さて、これらの断片的な情報をつなぎ合わせると、次のような中国が描くシナリオが浮かび上がってくる。

2009年以降に国内の騒乱などにより共産党独裁体制に危機が訪れる可能性があり、その場合には台湾侵略により切り抜ける。

国内の政治的危機を乗り切るために、海外に新たな危機をつくり出して国民の目を外に向けるという手法は昔から多くの為政者によって採用されてきた。台湾侵略は共産党政権にとっての政治的安全弁として利用されるだろう。中国当局は少しでも気に入らないことがあるたびに「侵攻するぞ」という恐喝をくり返しているが、これを「狼少年」とあなどってはいけない。賞味期限切れにならないように、必要とあればいつでも『台湾』を食べられるように、「鮮度」を維持することを意図したものと見るべきだ。12月に小泉前首相が台湾の新幹線完成記念式典に出席することになれば、また一悶着あるかもしれない。

台湾侵略は米国の介入を招くことが予想されるので、昨年すでに本土への核攻撃をちらつかせて米国を牽制しているが、新たに空母建造と対日改善という手を打ってきたわけだ。
中ロ関係は最近大幅に改善されているが、NATOと米国の間にどうやってくさびを打ち込むのか、注目していきたい。

ここ2ヶ月の日中関係改善を受けて、訪中希望の議員さんが大勢出現しているそうだが(27日TVタックル)、日本の政治家のなんとナイーブで無知なことか。気の毒というか哀れというか、情けないことこの上ない。
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