独断偏見妄言録 China's Threat

中国は人類の命運を左右する21世紀最大の不安定要因

8月30日は半旗を掲げよう

2009年08月29日 23時08分56秒 | 日本

短い繁栄の時代は終わりました。
半旗を掲げて過去に別れを告げましょう。
2009年8月30日は、日本滅亡への一歩を踏み出す日です。



ハーメルンの笛吹き男
鳩山由紀夫と日本国民を連想させる恐ろしい絵です



鳩山由紀夫の反米宣言

2009年08月27日 20時22分44秒 | 日本

驚くべき論文がニューヨークタイムズに掲載された。
http://www.nytimes.com/2009/08/27/opinion/27iht-edhatoyama.html?pagewanted=1&_r=1&sq=hatoyama&st=cse&scp=1

鳩山由紀夫の “A New Path for Japan” だ。その要旨は次のように報道されている。

東アジアで通貨統合、安保協力=民主・鳩山氏が米紙に寄稿
 【ワシントン時事】民主党の鳩山由紀夫代表は27日付の米紙ニューヨーク・タイムズに「日本の新たな道」と題する論文を寄稿、東アジア地域で通貨統合や恒久的な安全保障の枠組みづくりを目指す考えを示した。
 鳩山氏は「イラク戦争の失敗と経済危機により、米国主導のグローバリズムの時代は終焉(しゅうえん)し、多極化の時代に向かっている」と指摘。その上で、持論の「友愛」精神から導かれる国家目標として「東アジア共同体」創設を提唱した。 
 さらに、その具体化のため、安定した経済協力と安全保障の枠組みをつくるべきだと主張、「それが米中両国のはざまで日本の政治的、経済的な独立を守るための適切な道だ」と強調している。(2009/08/27-10:45)


私なりの感想を加えよう。
まず、冒頭の文章がすごい。

In the post-Cold War period, Japan has been continually buffeted by the winds of market fundamentalism in a U.S.-led movement that is more usually called globalization. In the fundamentalist pursuit of capitalism people are treated not as an end but as a means. Consequently, human dignity is lost.
冷戦後、日本は絶えず米国主導の市場原理主義(通常はグローバリゼーションと呼ばれる)の嵐にほんろうされてきた。原理主義的な資本主義の追求のなかで、人々は単なる手段として扱われ、その結果、人間としての尊厳が失われた。

また、こうも書いている。

I also feel that as a result of the failure of the Iraq war and the financial crisis, the era of U.S.-led globalism is coming to an end and that we are moving toward an era of multipolarity.
私はまた、イラク戦争の失敗と金融危機により、米国主導のグローバリズムの時代が終わりに近づき、多極化の時代に向かいつつあると感じている。

ここにあるのは、これまでの米国のありようへの全面的な否定だ。反米主義と取られても仕方がないだろう。

Fraternity as I mean it can be described as a principle that aims to adjust to the excesses of the current globalized brand of capitalism and accommodate the local economic practices that have been fostered through our traditions.
友愛とは、近年の世界的な資本主義の行き過ぎを是正するとともに、私たちの伝統の中ではぐくまれてきた地域経済活動に適応するための原則を意味している。

この論文では、鳩山の唱える「友愛」“fraternity” と訳されている。”friendship” ではないことに注目したい。
“fraternity” は兄弟の情、同胞愛、同業者仲間、などと訳され、狭い範囲(仲間内)の連帯感、友情を指す言葉だ。
鳩山由紀夫にとっての「仲間」とは、日本人だけでなく朝鮮人や中国人を含むのであり、そこから、「友愛」は「東アジア共同体」に自然に結び付くということだろう。

つまり、鳩山にとって、fraternity は globalization の対極に位置する概念であり、「地域主義」を意味しているのだ。
このような地域主義(経済のブロック化)は、はたして世界に平和と安定をもたらすのだろうか。何よりも、鳩山は、中国という巨大国家に日本が飲み込まれるという恐怖を感じないのだろうか。

この論文は、米国に正面から絶縁状をたたきつけるようなものであり、その無神経さには驚くほかないが、他にも無神経な記述がある。

ASEAN, Japan, China (including Hong Kong), South Korea and Taiwan now account for one quarter of the world’s gross domestic product.
ASEAN、日本、中国(香港を含む)、韓国および台湾はいまや世界のGDPの四分の一を占めている。

ここでは、中国と台湾を完全に区別している。台湾は中国の一部と主張する中国への配慮はみじんもない。「友愛」が泣くような無神経さではないか。

鳩山はあちこちに「東アジア共同体」や「通貨統合」について書いていることから、決して単なる理想論や夢物語を語っているわけではなく、本気で実現を目指そうとしていると推定される。

一国の最高指導者になろうとしている男の「とんでもない妄想」に付き合おうとする我が日本国民の愚かさには絶望を禁じ得ない。


国旗を切り裂く民主党

2009年08月19日 16時03分14秒 | 日本

民主党による国旗切り裂き事件が起きた。
民主党が鹿児島県内で開いた集会で、会場に掲げられた民主党のマークは国旗を切り裂いて作られたものだった。
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090817-OYT1T00738.htm

不注意でこんな事件が起きるはずもなく、意図的な日本国旗への侮辱と考えていいだろう。


 民主党の事務局には、最も過激な社会主義派である「社会主義協会」の協会員が入り込んでいますが(※1996年の社会党解体以降)、「日本」や「国家」に対する尊重心の欠片もないやり方は、まさしく社会主義協会や旧社会党そのものです。



社会主義協会とは、日本社会党の中の労農派マルクス主義の理論研究集団。一時は、日本社会党内の最有力派閥として、社会党の路線に大きな影響を与えた。・・・


これは朝鮮人が日本国旗を踏みつけるのと同じ行為だ。


先にも指摘したが、民主党は、なぜか、日本解体を目論んでいる、らしい。
国旗切り裂き事件は、民主党の基本方針と軌を一にするものであり、起きるべくして起きたというべきだろう。
http://blog.goo.ne.jp/stopchina/e/dc2a0cb5a53e31b8c9777eeaeb662d0b

民主党は、ひょっとすると、日本という国家そのものを解体しようと考えているのかな、と思ったりします。

日本に朝鮮人やシナ人を移民として大量に受け入れてしまえば、まさに「日本列島は日本人だけのものではない」状態になり、したがって、日本国は実質的に存在 しなくなる。日本人もシナ人も朝鮮人も、この日本の地で仲良く「愛」にあふれた暮らしをしましょう。国境なんてなくしましょうよ。「生きとし生けるも の」、みんな「地球市民」なんだから、と。

すると、シナや朝鮮としては、自分たちが共有する「日本という名称の土地」に武力侵攻をする必 要はなくなり、平和が維持されるわけだ。侵略される心配がないから、日本という土地・地域が自衛隊と称する軍隊を持つ意味はなく、安全保障なんてことを考 えなくてもいい。日米安保は無用であり、米軍は日本から出て行ってもらう。「第七艦隊」だけ残ればいいじゃないか、と。

こう考えているとすれば、それなりに民主党の主張には一貫性があることになります。

問題は、日本という「土地」に暮らす日本人がそれで幸せになれるか、ということです。
まわりにシナ人や朝鮮人があふれかえり、ごみ出しとか、学校とか、町内会とか、祭りとか、そういった身近な生活習慣は根底から破壊され、ホームレスがうろつき、犯罪や疾病が荒れ狂います。

1000万人の移民受け入れということは、大多数は低学歴の単純労働者ということでしょうね。すると、当然、低賃金で雇用され、しかも故国に送金、ということになれば、年金財政の支えにはなりませんし、経済の活性化にもつながりません。
移民との賃金切り下げ競争が起きて、日本人の賃金は劇的に下がるでしょう。
経団連はそれを狙って移民受け入れを提唱しているいわけです。

社会の混乱と低賃金による生活苦から、子育てをあきらめるカップルが増加して、純日本人の出生率は大幅に低下し、100年もすれば、日本民族は消滅するでしょう。

問題は、そういったこの世の地獄で楽しく暮らせますか、ということです。



自民党勝利への秘策 = 靖国参拝

2009年08月10日 11時46分37秒 | 日本
動画「景気回復断固阻止!民主党」
http://www.youtube.com/watch?v=cduQh6vpF0U


自民党勝利への秘策、それは、首相の8月15日靖国参拝です。

マスメディアは首相を激しく批判するでしょう。
それこそが狙いです。

(1)マスメディアがどこの国のために働いているかが明らかになるでしょう。

(2)話題の中心が、年金改革、高速道路無料化、育児手当などから外交、安全保障に移ります。民主の弱点を突くチャンスが生まれます。

(3)麻生首相の靖国参拝により、離れていた保守層を呼び戻すことができるかもしれません。

要するに、4年前の郵政選挙と同じパターン、二匹目のドジョウ、を狙うわけです。
少なくとも、当時の小泉首相の靖国参拝は選挙にマイナスには作用しなかったことを思い出しましょう。

<8月11日朝 追記>
10日夕刻に次のニュースが流れました。
「麻生首相、終戦の日の靖国神社参拝見送りへ 中国、韓国両国に配慮」

愚鈍な人物を首相にいただく我が日本の悲劇ここに極まる、ということですな。

相手の民主党は勝利のためなら悪魔とでも手を結ぶことをためらわないのに、なんと淡白なことか。
消費税上げを明言することもそうですが、勝利への執念も、気迫も、知恵も、感じられません。
敗走する自民党は、態勢を立て直す気力さえなく、大敗は確定したということでしょうか。

民主党の東アジア共同体

2009年08月06日 10時21分35秒 | 日本
動画「景気回復断固阻止!民主党」
http://www.youtube.com/watch?v=cduQh6vpF0U


民主党マニフェストの項目52に東アジア共同体を推進する旨が書かれていて、「中国、韓国をはじめ、アジア諸国との信頼関係の構築に全力を挙げる」そうです。私が知る限り、誰もこの項目を問題視していません。不思議です。
http://www.dpj.or.jp/special/manifesto2009/index.html

ちょっと読むだけでは良いことのように見えるのでしょうか。もう少し詳しい記述が民主党「憲法提言中間報告」にあります。
http://www.dpj.or.jp/news/?num=601

「・・・21世紀の新しいタイプの憲法は、この主権の縮減、主権の抑制と共有化という、まさに「主権の相対化」の歴史の流れをさらに確実なものとし、これに向けて邁進する国家の基本法として構想されるべきである。それは例えば、ヨーロッパ連合の壮大な実験のように、「国家主権の移譲」あるいは「主権の共有」という新しい姿を提起している。・・・」

わかりやすく書けば、 「EUに類似の東アジア共同体を中国、韓国、およびその他のアジア諸国と共に構築する。そして、その共同体に日本の主権を移譲する」 ということでしょうか。

まさに、国家のありようを劇的に転換させる、ということがマニフェストに書かれているわけです。
こんな大問題を前にすれば、その他の気前の良い約束など色あせてしまいます。

東アジア共同体については中曽根康弘氏、藪中三十二外務事務次官、なども推進者ですが、かつて日本が提唱した大東亜共栄圏の復活だとする批判もあるようです。

私たちの生活に直結する問題点としては、「人の移動の自由化」によって、中国などから労働者が大量になだれ込み、それに伴って日本人の賃金が大幅に低下する可能性が大きいことです。
最低賃金1000円が実施されれば、研修生制度が拡充されるなどの抜け道が用意されるかもしれません。就職先が見つからない数百万の中国人大卒も大挙して来日するでしょう。
その結果、賃金の低下だけでなく、日本人の失業率が急上昇する可能性も高いといえます。
困窮した若者は結婚をあきらめるほかなく、出生率は劇的に低下し、大和民族は100年もすれば消滅しているかもしれません。
民主党が掲げる「国民の生活第一」での「国民」は中国国民のことか、という批判もうなずけるではありませんか。

ともかく、このように賛否両論があり、激しい副作用が予想される巨大な課題を、ろくな議論もなしに、民主党はマニフェストにおいて実現を約束しているわけです。そのことの是非は大いに議論されるべきではないでしょうか。



(注)8月7日 追加
東アジア共同体に対する反対論が下記ブログに掲載されています。
ぜひご一読ください。
http://kkmyo.blog70.fc2.com/blog-entry-467.html

マニフェストに書いてない毒

2009年08月04日 09時37分40秒 | 日本
動画「景気回復断固阻止!民主党」
http://www.youtube.com/watch?v=cduQh6vpF0U


私は自民、民主、どちらのマニフェストもほとんど読んでいません。それらは票を釣り上げるためのエサであって、どちらがウマそうかという競い合いに過ぎないからです。
報道を見るかぎり、民主党のマニフェストの方がずっとおいしそうです。高速道路無料化とか、子供手当とか、とにかくわかりやすい。自民党のエサはまずそうですね。なんで消費税上げなんかに言及するんでしょうか。

私には、政党の本質は「マニフェストに書いてない部分」にひそんでいるように思えてなりません。書いてないことは一切やらない、というのがマニフェストの意味であれば、私は断然民主党のエサに食い付きますね。
でも、実は、書いてない、そして見えない、部分に毒が盛ってあるのだとすれば、恐ろしいことです。

民主党は外国人地方参政権重国籍もマニフェストに書かないそうですが、でも、政権を取ったら真っ先に実行するのではないでしょうか。

「東アジア共同体」についてはバッチリと書いてあり、「中国、韓国をはじめ、アジア諸国との信頼関係の構築に全力を挙げる」そうですから、地方参政権も重国籍もその中の細目にすぎないから書かなかった、という言い訳が成り立ちそうです。

マスメディアはなぜ東アジア共同体の是非を問題にしないのでしょう。日本の命運を決するほどの大問題であり、国民に問題の所在を知らせ、幅広い議論に付すべきではないのか。

民主党の本質は、鳩山由紀夫の 「日本列島は日本人だけのものではない」という発言に最も端的に現われているように思います。もっとはっきりこの言葉を意訳すれば、「日本を中国や朝鮮に売り渡すという意思表示」、であるわけです。「東アジア共同体」にそのような意味が込められていると解釈すべきなのでしょう。それこそが民主党の本質であり、断じて許せない部分なのです。

民主党「憲法提言中間報告」によれば、「・・・21世紀の新しいタイプの憲法は、この主権の縮減、主権の抑制と共有化という、まさに「主権の相対化」の歴史の流れをさらに確実なものとし、これに向けて邁進する国家の基本法として構想されるべきである。それは例えば、ヨーロッパ連合の壮大な実験のように、「国家主権の移譲」あるいは「主権の共有」という新しい姿を提起している。・・・」
とあります。

共同体への国家主権の移譲という驚くべき言葉がでてきます。
要するに、根底にある思想は「国家の消滅」であり、「地球市民」であり、「多文化共生」という大量移民受け入れであるわけです。
というか、国家間の壁を取り払うわけですから、従来の「移民」という概念は成り立たなくて、「人の移動の自由化」ということになるのでしょうか。
もっと端的に言えば、中国人や朝鮮人が自由に日本にやってきて住み着くことができるようにする、ということであって、「1000万人移民」より、もっと悲惨なことになります。人数の制限がないわけですから。

十数億人の巨大国家中国との共同体形成は「日本が中国に吸収されること」を意味しています。
これこそまさに、国家の消滅ですね。

国家は私たちがよって立つ基盤です。国家が溶解し、実質的に消滅するということでは、どんなにおいしいエサを与えられても何の意味もありません。