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中国は人類の命運を左右する21世紀最大の不安定要因

じゃばら・ジャムを作ってみた:花粉症に効くかな?

2018年11月16日 16時27分34秒 | 生活
私は長年花粉症に悩まされてきた。
ところが、今年の正月、知人から大量の文旦をもらったのでジャムにして食べたところ、花粉症が発症しなかった。

文旦ジャムで花粉症がなおった、らしい 2018年04月26日

来年も送ってもらう約束をしていたのだが、台風のせいで文旦が全滅したと知人が知らせてきた。
やむなく、花粉症に効くという噂のじゃばらを手に入れることにした。調べてみると、楽天で入手できることがわかった。
3kgで2,800円。ちょっと高いが、注文した。

送られてきたじゃばらは3.5kg。おまけで500g多かった。
おまけの500gでいろいろ試すことにした。

まず、丸ごとゆでてみた。
皮の表面部分が猛烈に苦くなった。ゆで汁が黄色くなっていることから、何らかの成分が溶出したのだ。苦味をマスキングする成分だろう。ゆでることでその成分が失われたために苦くなったと考えられる。

したがって、文旦ジャムでは皮をゆでてアク抜きをしたが、じゃばらではその工程を省略して、生のままフードプロセッサーですりつぶすことにする。
花粉症抑制の有効成分ナリルチンは果皮に多く含まれているので、皮ごとジャムにすれば効果が高まると期待できる。

【材料】
じゃばら 3 kg
砂糖 750 g

【手順】
(1)送られてきたじゃばらを丁寧に水洗する。農薬は使用していないということなので、安心してよかろう。


(2)ヘタを取り除き、半分に割って種を取り除く。種は少ないが、少しあるので、
小さなフォークでほじくり出す。
できたものからフードプロセッサーに投入する。


(3)フードプロセッサーに投入して粉砕処理する。
投入量は1回につき果実4個。
4~5分で少し粘りのあるペースト状になる。
終わると、パスタポットに移す。
およそ10回にわけてこの作業を行う。


(4)パスタポット内で砂糖と混ぜる。


(5)700mlのガラス瓶に小分けし、1本づつ電子レンジで加熱する。
加熱時間は弱で5~10分。吹きこぼれる直前に止める。
これによりガラス瓶とジャムの殺菌が完了する。

金属製の蓋は別途沸騰水中で殺菌しておく。

ガラス瓶としては成城石井のピクルスの空き瓶を使用した(緑の蓋)。サイズが大きすぎず小さすぎない手頃さが気に入っている。空き瓶が足りないので、同サイズのガラス瓶(白い蓋)をアマゾンで購入した。
保存瓶(T82ジャム850)ケース売り15本。1,700円+送料700円。
白い蓋はピクルスの空き瓶の蓋(緑)と互換性がある。

(6)電子レンジで上下の加熱ムラが激しい場合、
*アルミホイルをかぶせる。
*瓶の下に割り箸をはさんで浮かせる
という2つの対策でかなり緩和することができる。


(7)6本分のジャムが完成した。

出来上がったジャムに苦味はなく、甘さと酸味のバランスが良く、柑橘特有の風味があり、ただ甘いだけの市販のジャムよりはるかにおいしい。
ジャムは、プリンのように、やわらかいが流動性のないゲル状になっている。
パンに塗って少しずつ食べれば半年はもつだろう。
はたして花粉症に効くだろうか?

じゃばら・ジャムと称するものが市販されているが、上記のジャムとは別物のようだ。

クックパッドにレシピを投稿した。
https://cookpad.com/recipe/5338765

花粉症対策!伝説の果実『じゃばら』を1年試した結果


<2018年11月22日>

ちょうど今の季節、ちょっとした花粉症の症状が出る。
朝起きると、鼻詰まり気味になるのだが、朝食にじゃばら・ジャムをパンにつけて食べると、食後10分もしないうちに症状が消える。
気のせいかもしれないし、偶然かもしれないが、ジャムが効いている可能性が高い。
まるで薬を飲んだような即効性がある、ような気がする。


<2019年1月18日>

12月中旬以降に収穫された完熟果(完全に黄色)の場合、果汁が少なくなっている。そのため、出来上がったジャムは固すぎてパンに塗りつけるのが困難。
水を適量加えることが必要。

A級品・・・果皮表面に緑色が残る。高価。
B級品・・・完熟果。表面が完全に黄色。安価。

B級品で作ったジャムは味も香りもマイルドでおいしい。効果に差があるようには思えない。そのままでは固すぎるジャムになるので、水を加えることが必要。
B級品はまだ入手可能。
ヤフーショッピング
観音山フルーツガーデン
静岡農園
紀伊路屋わいわいヤフー店


<2019年1月31日>


スギ花粉「今年は3倍」ヒノキは「過去最大か」
2019年01月31日
読売オンライン
 三重県内のスギ花粉の飛散量は平年の3倍程度と非常に多く、本格的な飛散開始は2月中旬になるという予想を、津市修成町の耳鼻咽喉科「ゆたクリニック」院長の湯田厚司・元三重大准教授(55)がまとめた。


我が家の近所の杉の木は不気味な茶色に色づいて、私達に襲いかかろうと身構えているようだ。
皆様のご健康をお祈り申し上げる。


<2019年2月25日>

杉花粉の飛散が本格化してきたが、目と鼻は快調だ。
医者からもらった薬は飲んでいないし、目薬もマスクも使用していないので、ジャムの効果であることは間違いない。
医者の薬だってこれほどの効果はなかった。

ところが、時々体がだるくなり、いつのまにかだるさが消える。
初めのうちは、なぜだるくなるのかわからず、不安だった。
ヤフーの「今日の天気」で花粉の詳しい情報を見て、真っ赤な時間帯に体がだるくなることがわかった。
長年の花粉症経験があるが、だるくなることはなかったような気がする。あるいは、目と鼻に気を取られてだるさに気づかなかっただけかもしれないが。
花粉のせいだとすると、話は簡単だ。
抗炎症剤アセトアミノフェンを含む風邪薬(パブロンsなど)を1錠のむだけでだるさが軽減された。(ただし、喘息持ちの人はアセトアミノフェンを飲んではいけない)


<2019年3月7日>

花粉飛散がピークに達している。
日中、軽い鼻詰まり症状が出た。
2年前に医者でもらった薬(セレスタミン)が残っていたので、1錠飲んだら症状がおさまった。
ジャムのおかげで花粉症は劇的に改善されたが、それでも、ジャムだけで乗り切るのは無理そうだ。


<2019年4月25日>

花粉症シーズンが終わった。
じゃばらジャムのおかげでほぼ無難に乗り切ることができた。
ただし、ジャムだけの対策では無理があり、医者の薬も時々飲まざるを得なかった。
ジャムに点数をつけるとすれば、70点ぐらいかな。


<2019年11月17日>

来シーズンの花粉症に備えるため、じゃばらジャムを作ることにした。
ところが、じゃばら果実を販売している通販サイトがなかなか見つからない。
ようやく見つけたのは観音山フルーツガーデンだけ。
https://item.rakuten.co.jp/kannon-yama/c/0000000339/

その他の通販サイトはどこも売り切れ。
加工品の販売が好調で、果実の販売ができなくなったのだろうか。