イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

意味不明、安売りじゅうたん屋・・・・確かに人目は引く・・・・

2016年03月10日 09時00分00秒 | 英国ってハズカシイ!
マンチェスターで、友人のお葬式に出席した帰り道、車をとめたすぐそばの、安売りじゅうたん屋の、かんばん。 


to have gone banana’s というのは、あたまがおかしくなった,というあまり品のない言い回しです。みさかいのないものすごい特売を決行している、ということでしょう。

だけど、 「今週、カーペットを買うとを1本無料で!さしあげます!」というのはどういうことなんでしょうか・・・・?

今週って書いてあるけど、来週はこのかんばんを、おろすのか・・・?

火葬場の斜め前。


私と、休みなのでいっしょに来た、上の息子が「中に入って、どういうことか聞いてくる!」といったら、早く帰りたい夫にきっぱりととめられました。



ききたかった。



イギリスのお葬式は、「故人の生涯を祝い、たたえる」というスタイルで、故人をめぐる微笑ましい、笑えるエピソード満載の、家族や友人のスピーチで構成されることが多いんです。



今回出席したお葬式も、笑いあり、涙ありの和やかで素晴らしい式でした。無宗教で、賛美歌もお経もありません。

なくなるには若すぎる、突然の惜しまれる死でしたが。





↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。




<イギリス マンチェスター イギリス留学 ストックポート イギリス旅行 マンチェスターユナイテッド イギリス生活 イギリス料理>

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

晴天のストックポート、青空に映える白亜の市庁舎

2016年03月09日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
ひさしぶりに、地元、ストックポート。大雪のあとの日本晴れならぬ、イギリス晴れ。

時計搭のある、白亜の市庁舎、国道 A6沿いに堂々とたっています。


横にまわると・・・・・





葉の落ちた木が、造形的に興味深かったので、写真を撮りました。


影がブキミ。


入り口、有名な舞踏場があります。


時計塔のある、正面、国道沿いにもどって・・・・


先日の大雪にもまけず、クロッカスが花盛り


あ~、去年の日報にも、この構図でクロッカスの写真を撮りましたね・・・・

去年より数週間早いです。

暖冬で、サクラもクロッカスも開花が早まっています。

きのう、今日は冬に逆戻りしたような寒さですが。



↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。





<イギリス マンチェスター イギリス留学 ストックポート イギリス旅行 マンチェスターユナイテッド イギリス生活 イギリス料理>

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっぱりかわいい、イギリスの焼き菓子ふたたび タート

2016年03月08日 09時00分00秒 | 英国のお菓子とデザート
日本では「タルト」っていいましたっけ?

スーパーで出来合いを買ってきました。いろいろな味の寄せ集め ジャム・タート assorted jam tarts

スーパーのオリジナルブランドで、12個入ってたったの1ポンド45ペンス。(250円ぐらいですね)


赤黒いのは、ブラック・カラント(日本では、カシスとフランス語で呼んでいるはずです)オレンジ色のは、アプリコット、赤いのは、ラズべりー。

以上の3つの果実はイギリスのお菓子作りには欠かせません。ジャムにされ、お菓子の味付けとして最も一般的な3種類なのです。


といっても材料の大半は砂糖です。果実はもちろんほんの風味付けにすぎません。

見た目どおりの、味です・・・つまり、甘い!です。

こちらは、レモン・カード・タート lemon curd tarts



カードは日本ではあまりなじみがないと思います。
卵黄で溶いた砂糖に柑橘類の果汁と皮をまぜて煮込んだペーストなのです。

タートやパイの中身に使われるほか、トーストやビスケットにつけて食べてもおいしいですよ。

ジャムは伝統的には保存食ですが、カードは卵黄ベースなので保存が利かず、冷蔵庫と合成保存料が発明されるまでは作ったその日に食べられていたそうです。

今では瓶詰めで売られています。開封したあと冷蔵庫で数週間保ちます。

瓶詰めのカードはタートに詰まったツヤツヤで鮮やかな黄色のカードとちょっとちがって、淡い黄色のつや消しのねっとりしたペーストです。

それだけで甘いカードと、こってりしたタートのくみあわせは、やっぱりかなりくどいです。

個人的には、トーストにつけて食べると甘さのバランスがちょうど良いと思います。


といっても、小さいので2つぐらいは食べられちゃいます。


かすかな酸味と苦味もあって、ジャム・タートよりは大人むきの味です。

直径30センチぐらいの切り分けて食べる大型サイズもあります。
生クリームや、レモンの輪切りで飾ってあることもあります。


↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。






コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子持ちミカン  ・

2016年03月07日 09時00分00秒 | 英国の野菜、果物
英語でサツーマー satuma といわれている、日本原産のミカン。
スペインかイスラエル産です。

下の息子が興奮して持ってきたミニサイズのミカン。


普通サイズのミカンに、「こういう状態で内蔵されていた」ということ・・・・


一度出したのをまた押し込んで、写真撮影のために再現してくれました。

あまくておいしかったです。


子持ちミカン、めずらしいことなんでしょうか、どうでしょうか?




↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。





コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月の大雪、つもりません。でも、きれい

2016年03月06日 09時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ
3月4日、金曜日の写真です。昨日の続き用事があって行った、ストックポートの、古い建物がよく残る、マーケット・スクエア Market Square

マーケット開催日でした。
いつもは4時ごろまであいているオープンマーケット、ほんとに誰もいません。

露天はもう3時過ぎに片付け始めています。


びちょびちょの雪です、つもりません。積もって見える雪も触れば、溶ける。



お客がざわざわ出てきた骨董品屋、なぜか繁盛してる。













↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。





<イギリス マンチェスター イギリス留学 ストックポート イギリス旅行 マンチェスターユナイテッド イギリス生活 イギリス料理>

コメント (3)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緊急速報、イギリスの春の雪

2016年03月05日 09時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ
きのう、3月4日に撮った写真です。早朝から午後3時ごろから降り続いた、春の雪、積もりにくいぼたぼた雪でした。


道路や人の行き来の多い舗道はびちょびちょ。

ストックポート日報でおなじみの、ふくろうの木彫りのある空き地・・・・

クロッカスも咲き始めのラッパ水仙も雪の下に埋まっています。

そのすぐそば、セント・ジョージス教会の尖塔。


教会付属小学校。

手前の雪に覆われた空き地は教会の境内です。


2月のなかごろから花盛りのサクラが凍っちゃっています。同じく教会の境内で。






通りがかりの、よその家、ありきたりのクリスマス・カードみたいな写真が撮れました。


読者の皆様が忘れた今年の12月に、クリスマス風景として日報に載せちゃうかもしれません。

写真がまだまだあるので、春の雪景色、明日に続きます。




↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。





<イギリス マンチェスター イギリス留学 ストックポート イギリス旅行 マンチェスターユナイテッド イギリス生活 イギリス料理>

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真相追究!ブラモルホールの窓ガラス取り外し、アップデート

2016年03月04日 09時45分00秒 | ストックポートとその周辺
改修、修復中のブラモル・ホール Bramall Hall


2月27日の本紙もお読みください。

古い窓をていねいにはずす作業についてちょっと書きました。

ブラモル・ホールに用事があった今朝、作業中のガラスやさんに思い切って聞きました。「そのはずしたガラス、どうするの?」って。


はずし終わった後には、平たい普通の一枚板のガラスがはめ込まれています。


ガラスやさんによると、ステンドグラスの工房にもっていって、小さいガラス片をつなぐ鉛のふちをチェックして修復するんだそうです。

そのあと、もちろん、元に戻す。

内側に貼られた付箋に、符牒のようなものがかかれています。
作業していたガラスやさんは、たぶん、ほとんどは16世紀のオリジナルのはずだ・・・・と自信なさそうに言っていました。

部分的な修復は過去にされているかもしれません。


 以下は2014年9月、修復改修のため。一時閉鎖する直前に無料で一般公開された日に内側から撮った写真です・









↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。





<イギリス マンチェスター イギリス留学 ストックポート イギリス旅行 マンチェスターユナイテッド イギリス生活 イギリス料理>

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワルツを踊る人々、ウィーン、どっちもまったく関係なし。ヴィエネーズ・ウィールス

2016年03月02日 09時00分00秒 | 英国のお菓子とデザート
実は、イギリスに25年以上住んでいる私ですが、食べたのは、はじめて。


ヴィエネーズ・ウィールス Viennese Whirls。ウィーンの渦巻き

この記事のために、箱入りをかってきました。

本紙でおなじみ、全国展開の老舗、ミスター・キップリング Mr/Kippling 社製 ではなく、お値段のずうっとお安い安売りスーパー、「アスダ」の自社ブランド の6個いり、1ポンド。

ケーキと銘打っていますが、厳密には、ビスケット。

ほろほろの、バタービスケット2枚で、ねっとりのバタークリームと、生クリームと イギリスのお菓子には欠かせないラズベリージャムがはさんであります。(ラズベリージャムがよく見えませんね)

甘くてくどいです。私にはひとつで充分ですが、下の息子は3個 一度に食べました。




うちで買ったことのない伝統のケーキ類も、お友だちのおうちやパーティー、学校でたいてい一度は口にしている息子ですが、このヴィエネーズは、はじめて、だそうで、すっかり気に入ったようです。

イギリス固有のお菓子です。で、「ウィーンの渦巻き」っていったいなに?

物知りの夫に聞きました。
「ヴィエナ(ウィーン)といえばヴィエネーズ(ウィンナ)ワルツ。ワルツを踊る人々のくるくる回るイメージだ」とのこと。子供の頃から、誰に聞いたのかそう信じていたそうです。

信用できなくて、調べました。

イギリス南東部、イースト・アングリア発祥の 純イギリス菓子!。

オーストリアの、クリームたっぷりのペイストリー菓子からインスピレーションを得たケーキだそうです。

ただし まったく類似性なし。

渦巻きの名前の由来は、これを一般に広めるのに一役買った、ミスターキップリング社製の本家・本元版は、ビスケット・ドウが渦巻き形にしぼりだされているところから。

夫、いい加減なこと、いわないで欲しい。

この写真のは 渦巻きというより、パラソル・・・・・

イギリス伝統のお菓子の記事は、驚くほどの人気です。食べ物カテゴリー から独立しました。

↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。






コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イギリスの犬、番外編・・・・ブラモルパークは犬だらけ

2016年03月01日 09時00分00秒 | 英国のイヌ
天気のいい平日、近所のブラモル・パーク Bramall Park は、犬の散歩に来た人で、いっぱい。


ジャーマン・シェパード(日本では単にシェパードとよんでますね)は、そういえば、イギリスでめったに見ません。




2匹飼ってる人が多いです。









この池、意外と浅いんですね。犬は知ってたのか・・・?どっちにしても、犬は泳げる。


チューダー様式の邸宅、ブラモル・ホール Bramall Hallのコートヤードでスマートホーンに見入る、よぼよぼビーグル犬の飼い主。ブラモル・ホールは現在修復改装工事中。


足元にあるのは、昔、軽犯罪者をさらし者にするため、足をはめたさらし台。

本物かどうか、なぜここにあるのか、よくわかりません。普通、マーケットプレイスや目抜きどおりの広場なんかにありますよ。

イギリスの観光地の由緒ある建物のあるところに、設置されてることが多いんです。
観光客がさらし者になって、記念写真を撮っています。



写真に撮ったのは、ごくごく一部。もっとたくさんの犬がきていましたよ。


一昨日まで(2月27日、2がつ27日、2月28日)の、ブラモル・パークについて書いた記事もよかったら読んでくださいね。
おととしの秋(2014年 9月9日と9月10日)にもブラモルホール・についての記事を載せました。 2014年 10月01日と10月02日の記事には、修復のため一時閉鎖する前のブラモル・ホール内部について書いた記事がのっています。



↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。





<イギリス マンチェスター イギリス留学 ストックポート イギリス旅行 マンチェスターユナイテッド イギリス生活 イギリス料理>

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする