イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

寒い日の住宅街で見つけた春の兆し、春の訪れの先触れのスノードロップとちょっと先ばしりのこれはサクラ?

2022年02月12日 08時24分16秒 | 英国の木々と草花
昨日は風が冷たく寒い1日でした。



久しぶりの登場です。
ストックポート日報の投稿そのものが久しぶりです。
今日からは連日投稿を心がけます
ボリス・嘘つき不誠実傲慢腐れ根性下劣な品性・ジョンソンはまだ首相の座にとどまっています。

イングランドではコロナ陽性者の隔離義務まで撤廃されました。
それらの話はまた別の機会に...

木彫りのフクロウ、ヴェーラのいる、住宅街の中の小さな小さな自然保護区域に春の兆しを見つけました。
スノードロップが花盛り。


スノードロップは春の花ではなく「冬の終わりの花」なのです。

スノードロップの次にお呼びがかかるのは、クロッカスです。


この近辺にかたまって自生しているのは白と紫シャンペングラス型のとんがったクロッカスばかりのようです。


まだすべて、つぼみ。
もうちょっと近くで撮れたらいいのですが、立ち入り禁止の柵の中でちょっと離れているのです。

すぐ斜め前の児童公園のある公園ズル剥け芝生エリアで撮った同じ種類のクロッカスです。


人やイヌに踏まれて泥をかぶっても、可憐な花を開くつもりで頑張っているクロッカスのつぼみです。
2週間ほどたてば白、紫、山吹色のクロッカスが大河のようにこのハゲちょろりんの芝生エリアを埋め尽くします。

すぐそばの住宅の前庭には、えーっと、カンザクラ?サクラですよね。


ぽつりぽつりと風情のある日本のサクラのような薄いピンクの花が咲いていました。


ちょっと花のつき方がまばらすぎるでしょうか。

この通りはよく徒歩で通るのですが、この家にかなり背の高いサクラの木があることをそういえば見落としていました。

クロッカスの大河が出現する公園には、あまり風情のない、それでも華やかに濃いピンク色のヤエザクラというのかボタンザクラとでもいうのか、重くてハデなサクラの木が数本生えています。
(昨日はまだつぼみも出ていない冬木立そのものでした。)

色が濃くて、花びらが多重のものが多い英国のサクラは何週間も散らずに雨に打たれてどす黒く変色して、ボタボタと地面に落ちて花の形のまま人に踏まれて儚くない最後を迎えます。
風情がないことこの上なし。

サクラ(?)の木のある家の前庭には、たしかこれはブルーベルだったはずです...


球根植物が勝手に群生しています。
しかも塀の外の歩道にまで、アスファルトを突き破ってニョキニョキ生えているものすごい生命力。


生命力と言えば...


これも同じ家です!門柱の古いレンガのすき間からニョキニョキとシダが成長していました。

春の訪れって、気にしていなければ見落とすものですね。
そう言えば、日が一日、一日と長くなっています。
昨日は午後の4時にまだ日没前だったのでちょっとびっくりしました。



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