イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

ハエの体液を啜りついに開花したハエトリソウの純白の可憐な花!

2021年07月08日 06時43分04秒 | 英国の木々と草花
バスルームに落ち着いたハエトリソウ veenus flytrap の Vee のその後です!


つぼみのついた長い茎がのびにのびて、つぼみのひとつがぱっくりと開いて可憐な花が咲きました。
昨日の朝、発見。

うれしくて、かわいくていろいろな構図で写真を撮りまくりました。


便器の上で。


純白の丸い花びらが何とも繊細で可憐です。
イチゴの花に似ていますね。
イチゴの花の花びらよりも少し厚みがあります。



つぼみをつけてから開くまでまたずい分と時間がかかりました。
前回のハエトリソウの記事をぜひ開いて読んでみてください☟。

かわいい花が咲くのが楽しみ、まがまがしいトゲトゲの罠を持つハエトリソウにとりつく恐れしらずの緑のムシたち

前々回の記事のリンクもしつこく記事中に貼ってあります。

前回の記事の後も伸び続けた茎はグネグネとうねり続け、一週間前には上半分あたりがソ連の国旗にある「鎌」のように大きくたわんだのです。
私がバスルームで洗面台を使うたびに、いろいろな角度から見てみたくて植木鉢を少しずつ回し続けたからでしょう。
そのうちまた、いびつな直線に戻りました。

あいかわらず、どこからやってくるのか不明な黒い大きなハエがしょっちゅう罠にかかります。
庭に出るガラス戸を開け放しにしている一階のキッチンの窓辺においてあった時と違い、ムシの侵入経路が思い浮かばないのですが捕まるんですね、不思議です。

バスルームの窓を開けておくことはほとんどありません。
(換気にあけてもすぐに閉じます)

現在、前回の記事の写真に写った閉じた罠の中に黒く透けて見えたハエとは別のハエを捕食中です。

前回のハエは、数日後に罠がぱっくりとあいた後で毛抜きでそっと取り去りました。
カラカラに乾燥していたハエの死骸はちょっと考えてトイレに流しました。

どうもハエの「体液」を栄養として取り込むようですね、おぞましいことです。

それにしても生きたままハエを捕え体液を啜る怖ろし気なハエトリソウの白い花の可憐なことと言ったら....!
どうやら全部で11もある丸いつぼみがひとつずつ、じらせながら、また長く長く楽しめるようにゆっくり開花するようです。
いっぺんにアジサイかコデマリのように華やかに開くのかと期待していたのですが、可憐な花がひとつずつ...も楽しみです。

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