イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

クリスマスがあけ、新年まで残すところあと2日スーパーマーケットで遭遇した寂しい芽キャベツと不条理なはり紙

2021年12月30日 06時18分44秒 | 英国ってハズカシイ!
午後2時ピッタリ。
サルフォードの巨大なスーパーマーケット、テスコ・エクストラの駐車場で撮った、晴れた冬の午後、日暮れ前のにじむような太陽です。


今日の話題は気象ではなく...


私たちのクルマのすぐそばの歩行者用通路に、たったひとつポツンと寂しく放置された...


完全無欠の傷なしの姿の、クリスマス・ディナーの名わき役、ブラッセル・スプラウト Brussels sprout (芽キャベツ)...でも実はありません。

クリスマス休暇の前半を実家で過ごして、後半、新年を学生寮で過ごすことにした娘を送ってきたついでです。
食生活が不安定な娘のために新鮮な食品や簡単に食べられるお惣菜類を買いこむため、学生寮そばの大型スーパーマーケットに寄ったのです。

ショッピングの後、立ち寄ったトイレの...


洗面台すべての上に一枚ずつはられたはり紙が墳飯ものでした。(これが本題です)


「注意/熱湯が出ます/気をつけてお使いください」
...って、熱湯でどうやって手を洗えというのでしょうか。

手を洗わずにトイレから出るわけにもいかず、勇気を振り絞って洗面台に手を差し入れてみました。
有料の公衆便所によくあるタイプのセンサーで感知する全自動の洗面台です。
青い液体ソープに続いてかなり熱いお湯がスプリンクラーのようにシャバシャバ手の上に降ってきました。

「熱いっ」と毒づきたくなるような高温でしたが、「熱湯 Boiling water」は絶対に大げさです。
ぬるぬる液体ソープを洗い流すまで手を引っ込めたくなるのを我慢しました。
ちょうどゆすぎ終わった頃にドライヤーの熱風が出てきて手を乾かしてくれました。

クルマに戻ったら手はカサカサでした。

すごく熱いお湯が出て危険かもしれないってわかっているのなら貼り紙より温度の調節でもした方がいいのに、と思いませんか。
「熱いお湯に注意 Caution very hot water 」と書かれた洗面所ってけっこう多いのです。
安全基準法 Health & Safety に引っかかるほどの高温ではないものの、場合によっては危険かもしれない絶対に熱すぎるお湯が出るままになっている洗面所が。

買い物とトイレ(と手洗い)をすませて駐車場に戻ると寂しいブラッセル・スプラウトがまだ、ほぼ同じ場所にありました。
「さようなら」を言ってクルマに乗り込みました。


クリスマスの翌日の半額セールを経てガラッガラのテスコのクリスマス・ギフト案の棚にひとつ残ったマヌケなクリスマス・ジョークギフトを買いました。


ブラッセル・スプラウトモチーフのウーピー・クッション woopee cushion。
上に座るとおならの音がリアルにでる、子供向きのお下品なおもちゃです。
ブラッセル・スプラウトを食べすぎるとおならが出やすくなるのはよく知られた事実です。
99ペンスでした。








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1 コメント

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犬と暮らせば (浅井洋)
2021-12-30 09:47:27
江里さま
 クリスマスを 家族で 過されて
良かったですね
 
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