きのう、おとといの続きです。
ライム・パーク Lyme Park、ナショナルトラスト所有の、広大なパーク。
1995年にBBCによってテレビドラマ化された「自負と偏見 Pride and Prejudice」のロケ地として使われたことで知られています。
詳しくは昨日までの本紙をおよみください。リンクを下に貼りました。↓
自負と偏見、Mr.ダーシーのお屋敷(のロケ地)はストックポートにあり!ライム・パーク
1990年代イギリスのセックス・シンボル、リージェンシー時代の紳士、Mr ダーシーが泳いだ池
ダーシーズ・ポンド Darcy's Pond を見て、ウォーキングルートは、いったん敷地の外に出ます。
イギリスの田舎のウォーキングルートによくある、スタイル stile 。辞書を引くと「踏み越し段」とて書いてあります。
「段」に限らず、実にさまざまなタイプがあります。本紙の「ピークディストリクトカテゴリー」にいくつか写真を載せています。
人だけ塀を越せるようになってる仕掛けです。放牧されているヒツジや牛は越せません。
イギリス北部(とアイルランドの一部)に特有の、平たい石を積んだ塀、ドライストーン・ウォール dry stone wall 沿いに、ライムパークの敷地の外を、ぐるっとまわります。
これもおなじみ、ウサギの通り道。
数十メートルごとに、塀に穴があいています。
ウサギやネズミなどの小動物が通り抜けられる穴をあけておかないと、地面を掘って無理に通ろうとするので塀が崩れちゃうんだそうです。その予防策です。
つぎはぎ。
敷地の外に出た理由は眺望を楽しむため。
塀沿いにぐるっとめぐる細道からの眺めは雄大です。
すぐ下の谷底を小川がごぼごぼ音を立てて流れていました。
ライム・パークもピークディストリクト Peak District の一部です。
ストックポートの南端は、ピークディストリクトの北限。
ライムパークから南、広くダービーシャー一帯にピークディストリクトが広がっています。
谷沿いの小道の終わり、高いドライ・ストーン・ウォールを超えて、再び、ライム・パークの敷地にはいります。
はしご式スタイルと、犬を通す四角い抜け穴にご注目。子供も通れます。
林に沿った下り坂道をおりて、ライム・ホールや駐車場のある、公園のメインエリアに戻ります。
ミスター・ダーシーの水浴びの池、ダーシーズ・ポンドのある原っぱに戻ってきました。
池は、この写真のずううううっと左。
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