2月の初めから先週まで、夫と二人で日本に帰国していました。
上野公園内で、外国人観光客を喜ばせていた桜の木です。
早咲きの種類でしょうね。暖冬とは関係なさそうです。
帰国前に2週間分のストックポート日報の記事を予約投稿していきました。
先週までの2週間分の記事がちょっぴり「時事性」にかけていたのはそのためなのです。
パーソナル・コンピュータを持参しないと記事の投稿が難しいのです。(スマートフォンで投稿すると規格が変わってしまうので避けています)
イギリスの自宅に落ち着いた今、日本での体験/感想を、撮った写真とともにつづります。
今回は、話題のコロナウィルス coronaviras ....
と、マスク。
2月の最初の週に東京駅、新幹線ホームの一連のベンチに座る人たちすべてがマスクをしている光景が珍しかったので遠くから写真を撮りました。
滞在中、日本の2月にしては異例の気温の高さにびっくりしました。
普通2月の寒さは日本のほうがイギリスより厳しいため、暑がりの私も暖かい衣類を持参して準備周到で帰国したのですが、拍子抜けの暖冬、そのせいでしょうか、その週は新型ウィルスの襲撃に備えるためマスクを着用する人が意外に少なかったのです。
(暖かい時に自分の息の熱がこもるマスクをつけて出歩くのはけっこう煩わしいですよね)
実家近くで見かけた、これも早咲きのサクラのようです。どぎついピンクのこの種類はイギリスでもよく見かけます。☝
流感予防、花粉症対策のため、日本では冬から春先にかけてどこに行っても見かけるマスクですが、イギリスでは全く見かけません。
ほかのヨーロッパ諸国やアメリカでもマスクをする人はいないようです。
西洋人にとって、マスクといえば外科医が手術をする時につけるもの、一般人がしているのは不気味に映るようなのです。
私がイギリスに来る前、30年以上前の日本人向けの海外での「エチケットガイド本」には、「日本人のマスク着用者は欧米人には伝染病者各離病棟からの脱出者のような印象を与えるので要注意」とたしかに書かれていたのですが、現在は決してそんなとられ方はしません。
顔の下半分を隠すのはドロボウか暗殺者(ニンジャに例えればかっこいいのですが)、まっとうにお天道様の下を歩けない類の人たちの象徴に見えるようです。
あるいはただ単にヘンに見えるだけ。
(日本人女性がよくやる)口を覆って話をされるのも嫌がる西洋人が多いのです。
...10年ほど前の冬に帰国した時、日本人の私にも長ーいこと見ていなかった日本人の集団マスク姿が物珍しくうつりました。
初めて見たうちの夫ははっきりと怖がりました。
中国武漢でのコロナウィルスの大発生のニュースは、私たちが日本に行く前からイギリスのメディアを賑わしていました。
全員がマスクを着用していた中国の人々のニュース映像を見てマスクの必要性について問い合わせるイギリス人もかなりいたようです。
BBCニュースでは専門家がきっぱりと「マスクを着用することによって感染を防ぐ効果はほとんど期待できない(菌のついた手で口や鼻を触ることによる感染を防ぐ効果はあるだろうけど)」と言っていました。
実際、すべての人々がマスクをしているらしい中国でも感染はひろがる一方、(少なくとも私と夫にとって)マスクの効果に説得力はまるでありません。
私たちは日本でマスクなしを通しました。
私たちが到着した次の週には屋形船の新年会で集団感染、などなどの感染者情報が次々にニュースになり...
すべての人がマスク着用の電車にも乗り合わせました。
私たちの滞在中に感染の恐怖が「対岸の火事」ではなくなり、(気候は異常に暖かいにもかかわらず)感染予防のためマスク着用が大勢になったようです。
私たちには(あまり)説得力のないマスク着用の感染防止効果ですが、効果を期待するための正しい着用の仕方が公表された頃には私も「効果が少ないのにナンセンス!」とは思えなくなってきました。
「正しく着用さえすればある程度の効果はあるのかもしれない。そうでなければ天下のNHKが着用法について講釈するわけがないし、理知的な日本人ほとんどすべてが着用するわけがないではないか...?」と思い始めたのです。
でも、NHKが言っていた正しい着用法を徹底する人が何人いるのかが疑問です。
マスクが品薄で、「一度はずしたら捨てて新しいものと取り換える」を実践していた人は私の見る限り周りにはいませんでした。
ゴム紐以外マスクにさわらない、鼻の横にすき間がないように着用...もかなりハードルが高いように見えました。
メガネが曇るためか鼻を出している人も多く見かけました。
お母さんのマスクを引っ張っている赤ちゃんもいました。...お母さんの鼻や口がむき出しになることより、他人のマスクにさわるのは危険なのじゃなかったかしら、と心配に...
マスクの着用にある程度の効果があるらしいのは(しぶしぶですが)認めます。
ただ、効果を期待して着用するのなら、専門家が勧める通りにきちっと着用すればいいのに、でなかったらやっぱり意味ない、と思えてしまうのです。
中国の多くの都市では外出禁止令が出たということですが、日本では連休の一日、たくさんの人が込み合った電車に乗って外出していました。
☝これも上野公園です。
不忍の池のほとりでもサクラが咲いていました。
日本には今でも紙タオルやドライヤーが備え付けられていない公衆トイレも多く、日本人が愛用するハンカチの出番なのですが、咳やくしゃみをする時など鼻や口を抑えるのに使ったハンカチできれいに洗った手を拭いてもいいのでしょうか。
実際、ほとんどの人がマスクを外していたカフェやレストランでマスクがわりか、食べながらハンカチで口を覆う奥ゆかしい女性をけっこう見かけました。
私に言わせれば、みんながマスクを外して飲食やおしゃべりをする日本の狭いカフェやレストランのほうが皆が口を閉ざしている電車内より感染の危険が高いように思われます。
街にゴミ箱が少ない、あるいはまったくない地域もある日本ですが、鼻をかんだり、口元を拭いたりしたチリ紙などが捨てられず、バッグやポケットに入れて長く持ち歩くことになるのも気になりました。
...いえ、私自身はそれほど神経質ではなかったのですが、菌がついているかもしれないチリ紙をバッグの中に外出中ずっと入れていることを、どこに行くにもマスクを外さない潔癖な人たちはどう思っているのかと気になったのです。
焼き立てパンをトレーにのせてとってまわる日本特有のベーカリーではおいしそうなパンが覆いもなく飛沫を浴び放題です。
日本のセルフサービスのカフェやファーストフードレストランではトレーにのせたまま食べるためでしょうか、店の人がテーブルをいちいち拭くこともないようなのです。
(イギリスでは運ぶのに使ったトレーからテーブルにうつして食べる人が多いためか、片付けてテーブルを拭く仕事を専門にする人がけっこうたくさんいます。
多くは知的障害者のその人たちに片付けてもらうのは社会的にも意義のあることなのです)
ベーカリーで売られていたパンダあんぱんと、ブタの蒸しパンです☝
感染源だとされるエスカレーターの手すりに手を触れないようにしている人も多かったのですが、デパートでは「手すりにおつかまりになり...」と安全な利用を呼びかけるアナウンスが繰り返されていました。
「人と腕の長さ以上の距離をとる」のも感染防止に効果があるとNHKが言っていました。
がしかし、あの通勤ラッシュでどうやってその距離を取れというのか...?
日本ではいっせい実現が難しそうだった時差出勤がこれを機に根付くといいですね。
イギリスでは「効果が期待できない」と言われているマスクをいっせいに(しかも、専門家が勧める方法を徹底的に実行するのは難しい、マスクの供給が追い付かない、にもかかわらず)着用するよりも、もっと日本で感染防止に役立つことが実行できそうに思えました。
中国の隣国で、感染者が多い(イギリスに帰った時点で、クルーズ船の乗客をのぞいて240人ほどだったと思います)日本滞在者がほかの国への入国を阻止されることを心配していたのですが、検査もなく無事、ストックポートの自宅に帰宅できました。
中国人の入国者がいなかったせいか、入国審査の列の進みはいつもよりずっと早かったのです。
乗り継ぎ地のデュッセルドルフ(ドイツ)に到着以来、マスクをした人を一切見ていません。
☝イギリスでもとても人気のあるドイツの焼き菓子、ストゥルーデル(筒状のアップルパイ)を本場ドイツの空港で食べました。
3時間以上も乗り継ぎ時間があったのです。
デュッセルドルフ空港の乗り継ぎ中継所の身体検査をする男女の係官だけは道路工事現場などで作業をする人たちが着用する防塵用のマスクをしていました。
帰宅した日のニュースによれば、イギリスの感染者は14人、翌朝19人になり、そのうち1人(クルーズ船での感染者)がなくなったらしいのですがまだまだ影響が少ないイギリスです。
勤め先の老人ホームのマネージャーが今週は家で待機するよう連絡してきました。
日本に限らず、イギリス国外から2週間以内に入国した人はホームに入れない方針なのだそうです。
まさかの感染者が高齢の入居者に接触することをおそれる予防手段でしょうが、納得です。
私も(感染していたとしたら)まわりに拡散するのだけは避けるつもりでいます。
冷蔵庫内が空っぽなのでスーパーマーケットで買い物はしましたが、しばらくは不要不急の外出や家族に高齢者や子供のいる人と会うのも控えた方がいいかもしれませんね。
全日空のジャンボ機では、マスクをしたたくさんの日本人ツアー客と乗り合わせました。
日本から帰国するらしい大勢のヨーロッパ人もあわせると200人ぐらいはいたでしょうか。
成田空港からは数分おきに出発便が国外に向けて離陸していました。
私と同じ日にとてもたくさんの人が日本国内から海外に渡航したはずです。
海外旅行ツアーの人たちはまさか自主隔離なんてするはずがないし日本人のツアー客は短期間に多くのヨーロッパの都市を回るはずですね。
感染の可能性のある人たちがまさかのヨーロッパにコロナ菌拡散...なんてことにならなければいいのですが。
昨日のイギリスのスカイニュースチャンネルでは、「中国のように大量感染者が発生した場合、イギリスがどこまで対応できるのか」を解説していました。
解説者は「中国のように6日で専門の病院を建てるのは無理。中国のように外出禁止を罰則を伴う法令化するのも無理。なぜならイギリスは民主国家だから。」と言っていました。
日本のように各人が自己流の努力をするよりも中国のように全員がマスクを正しく装着したり、外出禁止や町の閉鎖を法令化するなど国家の圧力のもとに徹底的にちゃんとやった方がいいに決まっているのです。
...がいかんせん、日本もイギリスも民主国家なのです!
中国式は無理ですよ。(中国ではあれだけやってもまだ感染者が増えていますね)
さて、感染レベルが日本並みになったとすれば、イギリスはどの程度の対策がとれるのか.?
東京駅の新幹線ホームで見つけた広告看板、気に入りました。☟
上野公園内で、外国人観光客を喜ばせていた桜の木です。
早咲きの種類でしょうね。暖冬とは関係なさそうです。
帰国前に2週間分のストックポート日報の記事を予約投稿していきました。
先週までの2週間分の記事がちょっぴり「時事性」にかけていたのはそのためなのです。
パーソナル・コンピュータを持参しないと記事の投稿が難しいのです。(スマートフォンで投稿すると規格が変わってしまうので避けています)
イギリスの自宅に落ち着いた今、日本での体験/感想を、撮った写真とともにつづります。
今回は、話題のコロナウィルス coronaviras ....
と、マスク。
2月の最初の週に東京駅、新幹線ホームの一連のベンチに座る人たちすべてがマスクをしている光景が珍しかったので遠くから写真を撮りました。
滞在中、日本の2月にしては異例の気温の高さにびっくりしました。
普通2月の寒さは日本のほうがイギリスより厳しいため、暑がりの私も暖かい衣類を持参して準備周到で帰国したのですが、拍子抜けの暖冬、そのせいでしょうか、その週は新型ウィルスの襲撃に備えるためマスクを着用する人が意外に少なかったのです。
(暖かい時に自分の息の熱がこもるマスクをつけて出歩くのはけっこう煩わしいですよね)
実家近くで見かけた、これも早咲きのサクラのようです。どぎついピンクのこの種類はイギリスでもよく見かけます。☝
流感予防、花粉症対策のため、日本では冬から春先にかけてどこに行っても見かけるマスクですが、イギリスでは全く見かけません。
ほかのヨーロッパ諸国やアメリカでもマスクをする人はいないようです。
西洋人にとって、マスクといえば外科医が手術をする時につけるもの、一般人がしているのは不気味に映るようなのです。
私がイギリスに来る前、30年以上前の日本人向けの海外での「エチケットガイド本」には、「日本人のマスク着用者は欧米人には伝染病者各離病棟からの脱出者のような印象を与えるので要注意」とたしかに書かれていたのですが、現在は決してそんなとられ方はしません。
顔の下半分を隠すのはドロボウか暗殺者(ニンジャに例えればかっこいいのですが)、まっとうにお天道様の下を歩けない類の人たちの象徴に見えるようです。
あるいはただ単にヘンに見えるだけ。
(日本人女性がよくやる)口を覆って話をされるのも嫌がる西洋人が多いのです。
...10年ほど前の冬に帰国した時、日本人の私にも長ーいこと見ていなかった日本人の集団マスク姿が物珍しくうつりました。
初めて見たうちの夫ははっきりと怖がりました。
中国武漢でのコロナウィルスの大発生のニュースは、私たちが日本に行く前からイギリスのメディアを賑わしていました。
全員がマスクを着用していた中国の人々のニュース映像を見てマスクの必要性について問い合わせるイギリス人もかなりいたようです。
BBCニュースでは専門家がきっぱりと「マスクを着用することによって感染を防ぐ効果はほとんど期待できない(菌のついた手で口や鼻を触ることによる感染を防ぐ効果はあるだろうけど)」と言っていました。
実際、すべての人々がマスクをしているらしい中国でも感染はひろがる一方、(少なくとも私と夫にとって)マスクの効果に説得力はまるでありません。
私たちは日本でマスクなしを通しました。
私たちが到着した次の週には屋形船の新年会で集団感染、などなどの感染者情報が次々にニュースになり...
すべての人がマスク着用の電車にも乗り合わせました。
私たちの滞在中に感染の恐怖が「対岸の火事」ではなくなり、(気候は異常に暖かいにもかかわらず)感染予防のためマスク着用が大勢になったようです。
私たちには(あまり)説得力のないマスク着用の感染防止効果ですが、効果を期待するための正しい着用の仕方が公表された頃には私も「効果が少ないのにナンセンス!」とは思えなくなってきました。
「正しく着用さえすればある程度の効果はあるのかもしれない。そうでなければ天下のNHKが着用法について講釈するわけがないし、理知的な日本人ほとんどすべてが着用するわけがないではないか...?」と思い始めたのです。
でも、NHKが言っていた正しい着用法を徹底する人が何人いるのかが疑問です。
マスクが品薄で、「一度はずしたら捨てて新しいものと取り換える」を実践していた人は私の見る限り周りにはいませんでした。
ゴム紐以外マスクにさわらない、鼻の横にすき間がないように着用...もかなりハードルが高いように見えました。
メガネが曇るためか鼻を出している人も多く見かけました。
お母さんのマスクを引っ張っている赤ちゃんもいました。...お母さんの鼻や口がむき出しになることより、他人のマスクにさわるのは危険なのじゃなかったかしら、と心配に...
マスクの着用にある程度の効果があるらしいのは(しぶしぶですが)認めます。
ただ、効果を期待して着用するのなら、専門家が勧める通りにきちっと着用すればいいのに、でなかったらやっぱり意味ない、と思えてしまうのです。
中国の多くの都市では外出禁止令が出たということですが、日本では連休の一日、たくさんの人が込み合った電車に乗って外出していました。
☝これも上野公園です。
不忍の池のほとりでもサクラが咲いていました。
日本には今でも紙タオルやドライヤーが備え付けられていない公衆トイレも多く、日本人が愛用するハンカチの出番なのですが、咳やくしゃみをする時など鼻や口を抑えるのに使ったハンカチできれいに洗った手を拭いてもいいのでしょうか。
実際、ほとんどの人がマスクを外していたカフェやレストランでマスクがわりか、食べながらハンカチで口を覆う奥ゆかしい女性をけっこう見かけました。
私に言わせれば、みんながマスクを外して飲食やおしゃべりをする日本の狭いカフェやレストランのほうが皆が口を閉ざしている電車内より感染の危険が高いように思われます。
街にゴミ箱が少ない、あるいはまったくない地域もある日本ですが、鼻をかんだり、口元を拭いたりしたチリ紙などが捨てられず、バッグやポケットに入れて長く持ち歩くことになるのも気になりました。
...いえ、私自身はそれほど神経質ではなかったのですが、菌がついているかもしれないチリ紙をバッグの中に外出中ずっと入れていることを、どこに行くにもマスクを外さない潔癖な人たちはどう思っているのかと気になったのです。
焼き立てパンをトレーにのせてとってまわる日本特有のベーカリーではおいしそうなパンが覆いもなく飛沫を浴び放題です。
日本のセルフサービスのカフェやファーストフードレストランではトレーにのせたまま食べるためでしょうか、店の人がテーブルをいちいち拭くこともないようなのです。
(イギリスでは運ぶのに使ったトレーからテーブルにうつして食べる人が多いためか、片付けてテーブルを拭く仕事を専門にする人がけっこうたくさんいます。
多くは知的障害者のその人たちに片付けてもらうのは社会的にも意義のあることなのです)
ベーカリーで売られていたパンダあんぱんと、ブタの蒸しパンです☝
感染源だとされるエスカレーターの手すりに手を触れないようにしている人も多かったのですが、デパートでは「手すりにおつかまりになり...」と安全な利用を呼びかけるアナウンスが繰り返されていました。
「人と腕の長さ以上の距離をとる」のも感染防止に効果があるとNHKが言っていました。
がしかし、あの通勤ラッシュでどうやってその距離を取れというのか...?
日本ではいっせい実現が難しそうだった時差出勤がこれを機に根付くといいですね。
イギリスでは「効果が期待できない」と言われているマスクをいっせいに(しかも、専門家が勧める方法を徹底的に実行するのは難しい、マスクの供給が追い付かない、にもかかわらず)着用するよりも、もっと日本で感染防止に役立つことが実行できそうに思えました。
中国の隣国で、感染者が多い(イギリスに帰った時点で、クルーズ船の乗客をのぞいて240人ほどだったと思います)日本滞在者がほかの国への入国を阻止されることを心配していたのですが、検査もなく無事、ストックポートの自宅に帰宅できました。
中国人の入国者がいなかったせいか、入国審査の列の進みはいつもよりずっと早かったのです。
乗り継ぎ地のデュッセルドルフ(ドイツ)に到着以来、マスクをした人を一切見ていません。
☝イギリスでもとても人気のあるドイツの焼き菓子、ストゥルーデル(筒状のアップルパイ)を本場ドイツの空港で食べました。
3時間以上も乗り継ぎ時間があったのです。
デュッセルドルフ空港の乗り継ぎ中継所の身体検査をする男女の係官だけは道路工事現場などで作業をする人たちが着用する防塵用のマスクをしていました。
帰宅した日のニュースによれば、イギリスの感染者は14人、翌朝19人になり、そのうち1人(クルーズ船での感染者)がなくなったらしいのですがまだまだ影響が少ないイギリスです。
勤め先の老人ホームのマネージャーが今週は家で待機するよう連絡してきました。
日本に限らず、イギリス国外から2週間以内に入国した人はホームに入れない方針なのだそうです。
まさかの感染者が高齢の入居者に接触することをおそれる予防手段でしょうが、納得です。
私も(感染していたとしたら)まわりに拡散するのだけは避けるつもりでいます。
冷蔵庫内が空っぽなのでスーパーマーケットで買い物はしましたが、しばらくは不要不急の外出や家族に高齢者や子供のいる人と会うのも控えた方がいいかもしれませんね。
全日空のジャンボ機では、マスクをしたたくさんの日本人ツアー客と乗り合わせました。
日本から帰国するらしい大勢のヨーロッパ人もあわせると200人ぐらいはいたでしょうか。
成田空港からは数分おきに出発便が国外に向けて離陸していました。
私と同じ日にとてもたくさんの人が日本国内から海外に渡航したはずです。
海外旅行ツアーの人たちはまさか自主隔離なんてするはずがないし日本人のツアー客は短期間に多くのヨーロッパの都市を回るはずですね。
感染の可能性のある人たちがまさかのヨーロッパにコロナ菌拡散...なんてことにならなければいいのですが。
昨日のイギリスのスカイニュースチャンネルでは、「中国のように大量感染者が発生した場合、イギリスがどこまで対応できるのか」を解説していました。
解説者は「中国のように6日で専門の病院を建てるのは無理。中国のように外出禁止を罰則を伴う法令化するのも無理。なぜならイギリスは民主国家だから。」と言っていました。
日本のように各人が自己流の努力をするよりも中国のように全員がマスクを正しく装着したり、外出禁止や町の閉鎖を法令化するなど国家の圧力のもとに徹底的にちゃんとやった方がいいに決まっているのです。
...がいかんせん、日本もイギリスも民主国家なのです!
中国式は無理ですよ。(中国ではあれだけやってもまだ感染者が増えていますね)
さて、感染レベルが日本並みになったとすれば、イギリスはどの程度の対策がとれるのか.?
東京駅の新幹線ホームで見つけた広告看板、気に入りました。☟
こうやって 東京を見させて 頂くと
情報に振り回され易い 日本人だと 良く解ります
ありがとう 御座います
コロナ、イギリスも一足遅れて感染者出てきてますね。ほとんどは軽症だし無症状の人もいるっていうし、知らずに感染して知らずに移してしまっていることもあるのでしょうね。じゃあ、なんで中国であんなに騒いでるのか?という疑問は残りますけど。。。私、イギリスで障害者の方がテーブル拭く仕事についてらっしゃるの見たことが一度もないのですけど、それってストックポートでの市を挙げての取り組みですか?そういえば私たち夫婦は、トレーからテーブルに移したりもしません。特にファーストフードなんかだと敢えて移しません。テーブルも汚いだろうしと。イギリス人特有の習慣なのかしら?
情報に振り回されやすい日本人かどうかはわかりません。ただ、今回のマスクの件では、本当に必要か有効かという疑問を持つ前に、みんなが着用しているからする、という人が多かったのは事実だと思います。
それと、確かに効用はあるらしいですね...記事を書いておいてちょっとトーンダウンですが...。自分の唾や鼻水が飛ぶのをかなり防ぐ役割はあるようですね。例年の風邪や流感の時に期待できるマスクの効果と同じで....
ちょっと独りよがりな記事を読み直してみて、ちょっと改めるつもりです。
日本の暖かさは異常でした。ただ、突然寒さが戻る可能性もあるらしいです。3月に雪が降った年もありましたっけ。衣類のパッキングは注意が必要です。気を付けて行ってきてください。
障害者の雇用をすすめる動きに関してはイギリスはかなりの先進国らしいのです。で、企業としてもどうせ雇うなら一番目につくところに配置して、企業の先進性をアッピールしようと、フロントに出すことが多いようです。すべての店で、じゃないようですね。誤解を招く決めつけ方をした書き方をちょっと改めます。でも、一度も見たことがないって?
マクドナルドのそれほど混んでいない時間帯にいろいろな店で見かけます。ブーツやセインズベリーでもかごを戻す仕事をしている知的障碍者を見かけます。