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イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

あると買わずにはいられない!また見つけた変な形をした野菜、ウサギの耳付き、脚つき

2020年11月18日 08時00分00秒 | 英国の野菜、果物
スーパーマーケット、テスコで買ってきた....

ビニール袋いり1キロ売りのニンジン(のごく一部)と...


パースニップ parsnip 。


私は枝分かれしたり曲がったりした不揃い野菜に夢中です。

お尻ニンジンと、(さかさま)ウサギニンジンを見つけて有頂天です。


パースニップは日本ではあまりなじみがないはずです。


以前にも記事を書いた冬の定番の話題になりつつありますが、甘みが強く、かすかに苦みもある複雑な味のニンジンの一種です。

ヨーロッパ原産ですがちゃんと日本語の名前もあります。
アメリカボウフウ、シロニンジン、サトウニンジン....統一してほしいところです。

私は子供のころから「アメリカボウフウ」というよび名になじみがありました。
童話の「ドリトル先生」シリーズ(井伏鱒二訳)に出てくるブタのガブガブの大好物だったはずですから。

雪だるまの鼻はパースニップでできています。

調べてみたら、「パースニップ」という英名のほうが今では通用するようですね。
パースニップを使った日本語レシピをいろいろ見つけました。

ニンジンはイギリスでも年がら年中見かける季節感のない野菜ですがパースニップは寒さが強くなってきてから収穫するとより甘みが強くなるといわれているらしい、冬の野菜です。
ローストしてクリスマスのロースト・ターキーやポークに添える定番です。

ほかの根菜類といっしょに長く煮込んでスープにしたり、やわらかくゆでてつぶしたマッシュにしたりしてもおいしいのです。
長くて暗い冬の夜に食べるアツアツのパースニップ料理はイギリスのみならず、ヨーロッパの季節限定原風景、と言えるのではないでしょうか。


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