昨日(水曜日)の朝、起きると窓の外はウィンターワンダーランド。
この冬一番の冷え込みです。
隣の家の前庭です。
何かが見当たらないことにお気づきでしょうか?え、思いあたらない?
....答は一番下に書きます。
天気予報があたりました。
一昨日、火曜日の午後から雪が降ったり、雨になったり....夜の間に降った雪が積もったようです。
朝になると気温があがり、少しずつ雪がとけはじめました。
見慣れた住宅街が夢のようにきれいです。
イギリス人は家の前の雪かきをしません!
今でも日本ではご近所総出でやりますよね、あ、地域によって事情は色々かもしれませんね。
11時に病院の予約があったので、雪の積もった歩道を50分以上歩きました。
この時間になると車の行き来のある車道の雪はほとんど とけて車の通行に差しさわりは全くありません。
私も車で行ってもよかったのですが、何となく雪道を運転するのが不安で....
ラッシュアワーには交通量が多いバス道に出るとすっかりとけ切っています。
ところで、イングランドではめったに降らない雪が降れば(一年に一回か二回降るか降らないか)車が出せなかったり電車の運行が停止したりでたくさんの人が会社を休みます!
そしてあろうことか、実に多くの学校が休校になります。
基本的に、都市部と近郊では歩いて通える公立校に通うのが原則なので、児童生徒の都合ではありません。教職員が出勤できなくなるという理由です。
イギリスでは車のタイヤにチェーンをまいている人はいません。スノータイヤは地域によっては使われているようですが。
雪が降ったら、とにかく仕事に行かなくていいのです!
早朝 暗いうちに家を出てシックスフォーム・カレッジに行った息子が2時間以上して帰宅しました。
行ったら休校だったそうです。
30分に一本の帰宅バスが来るまで外で待って大変なメにあって帰宅しました。
....公園の向こうに高い煙突があるのが私が目指す病院です。
学校が休みで、もちろん小学校の年ごろの子供たちは大喜び。
学校が休みだと、お父さんかお母さんの少なくともどちらかは仕事を休んで子供をみないとなりません。
義務教育は4歳からです。
なんだか社会や産業にとってたいっへんな損失みたいな気がするのですが、親子でそり滑りをしたり、雪だるまをつくったり、それなりに楽しそうな光景を目撃しながら病院に向かいました。
それにしても!!
めったに降らない雪の日に備えて、プラスチックの「タボーガンそり」を持っている人はたくさんいます。
そのわりには めったに降らない雪に対する備えがめちゃくちゃ甘いのです。
降れば休む。
去年はちょっとした積雪で、物資の輸送が滞ったり、お年寄りが孤立したり、出勤できない医者や看護師が農家のボランティアによるトラクターで出勤したり、道路が閉鎖になって病院に向かう妊婦が何人も車の中で出産したり....国中大混乱だったのです。
以下は昨日の私と夫の食卓での憤り会話の再現です。
車が運転できないからと、学校の先生が雪の日に学校に来ない!
イギリスでは学校の休暇時期に海外旅行(夏に皆が行きたがる、南欧のシーサイドリゾート等)の料金が倍増するのです。
需要と供給のバランスで料金が変動するのは、資本主義なので仕方のないことなのでしょうね.....国内のホリデーコテージなど、シーズンオフには維持費を確保する程度のタダ同然の料金で賃貸しているところもあるようですし。
そのため、ピーク料金を避けるため、学期中にホリデーに行く家族が後を絶たないのです。
21歳の上の息子が小学校の時にそれが違法になりました!
休暇旅行のために子供に学校を休ませるのは「教育を受ける権利を子供たちからはく奪する人権蹂躙行為」であり、「子供に教育を受けさせる親の義務の放棄」だとしてたくさんの親が法廷で多額の罰金を科せられています。
学校と親との関係や、要領なんかにもよって法廷に行くまでことが大きくなるかどうか事情が違うようですが。
病気だということにするテもあるようですし、抜け道はあるようです。
それにしても、教育を受ける権利だなんだと言っておいて先生のつごうで勝手に学校を閉鎖する!
選挙の時は学校の講堂一か所を投票所に使うだけなのに休校にする!(イギリスの選挙日は平日です。投票所は早朝から深夜まであいています)
ヒーターが壊れたから休校にする!
ドブネズミの死体が見つかったから休校にする!(マンチェスターの学校で去年起こった実話)
イギリスの学校の先生は日本の先生と違い夏休みに出勤することは絶対にありません。
任意の有給休暇がない代わりに年に10週間もの定期休暇があるのです。
それで雪が降れば、授業を休む....
いえ、「子供たちが教育を受ける権利」だとかなんとか言わなければいいんですけどね。
答えです。
うちの隣の前庭からクリスマスツリーが消えたのに気が付かれた方がいるでしょうか。
月曜日の写真です。
庭に移植したはずのクリスマスツリーが消えた!
もう少しで隣の家のドアをノックして「クリスマスツリー、どうしたの!?死んじゃったの!?」と問い詰めるところでした。
さすがにそれをやると変な人だと思われますね。思いとどまりました。
昨日、病院から帰宅したらショック!
いったん抜いてどこかへやっていたクリスマスツリーのお焚き上げをやっていました。
なーんだ、クリスマス前に買った伐採した(根のない)生木のクリスマスツリー、家の中に置いておくと邪魔でちょっとの間 外の土にさしておいてだけだったみたい。
木の灰を冬に土に混ぜ込むと農作物が良く育つのだそうです。
見物している女の子2人はここのうちの子ではなく、同じ通りに住むよその子です。炎がパッと燃え上がるとひらひら舞いおちる黒い灰に「わー雪だ雪だ」と大はしゃぎでした。
このクリスマスツリーについて書いた以前の記事のリンクです。ぜひ読んでください。☟
鉢に蒔かれて発芽が待たれる忘れかけられていたクリスマスツリーのタネと隣家の花壇の育ちすぎクリスマスツリー
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
この冬一番の冷え込みです。
隣の家の前庭です。
何かが見当たらないことにお気づきでしょうか?え、思いあたらない?
....答は一番下に書きます。
天気予報があたりました。
一昨日、火曜日の午後から雪が降ったり、雨になったり....夜の間に降った雪が積もったようです。
朝になると気温があがり、少しずつ雪がとけはじめました。
見慣れた住宅街が夢のようにきれいです。
イギリス人は家の前の雪かきをしません!
今でも日本ではご近所総出でやりますよね、あ、地域によって事情は色々かもしれませんね。
11時に病院の予約があったので、雪の積もった歩道を50分以上歩きました。
この時間になると車の行き来のある車道の雪はほとんど とけて車の通行に差しさわりは全くありません。
私も車で行ってもよかったのですが、何となく雪道を運転するのが不安で....
ラッシュアワーには交通量が多いバス道に出るとすっかりとけ切っています。
ところで、イングランドではめったに降らない雪が降れば(一年に一回か二回降るか降らないか)車が出せなかったり電車の運行が停止したりでたくさんの人が会社を休みます!
そしてあろうことか、実に多くの学校が休校になります。
基本的に、都市部と近郊では歩いて通える公立校に通うのが原則なので、児童生徒の都合ではありません。教職員が出勤できなくなるという理由です。
イギリスでは車のタイヤにチェーンをまいている人はいません。スノータイヤは地域によっては使われているようですが。
雪が降ったら、とにかく仕事に行かなくていいのです!
早朝 暗いうちに家を出てシックスフォーム・カレッジに行った息子が2時間以上して帰宅しました。
行ったら休校だったそうです。
30分に一本の帰宅バスが来るまで外で待って大変なメにあって帰宅しました。
....公園の向こうに高い煙突があるのが私が目指す病院です。
学校が休みで、もちろん小学校の年ごろの子供たちは大喜び。
学校が休みだと、お父さんかお母さんの少なくともどちらかは仕事を休んで子供をみないとなりません。
義務教育は4歳からです。
なんだか社会や産業にとってたいっへんな損失みたいな気がするのですが、親子でそり滑りをしたり、雪だるまをつくったり、それなりに楽しそうな光景を目撃しながら病院に向かいました。
それにしても!!
めったに降らない雪の日に備えて、プラスチックの「タボーガンそり」を持っている人はたくさんいます。
そのわりには めったに降らない雪に対する備えがめちゃくちゃ甘いのです。
降れば休む。
去年はちょっとした積雪で、物資の輸送が滞ったり、お年寄りが孤立したり、出勤できない医者や看護師が農家のボランティアによるトラクターで出勤したり、道路が閉鎖になって病院に向かう妊婦が何人も車の中で出産したり....国中大混乱だったのです。
以下は昨日の私と夫の食卓での憤り会話の再現です。
車が運転できないからと、学校の先生が雪の日に学校に来ない!
イギリスでは学校の休暇時期に海外旅行(夏に皆が行きたがる、南欧のシーサイドリゾート等)の料金が倍増するのです。
需要と供給のバランスで料金が変動するのは、資本主義なので仕方のないことなのでしょうね.....国内のホリデーコテージなど、シーズンオフには維持費を確保する程度のタダ同然の料金で賃貸しているところもあるようですし。
そのため、ピーク料金を避けるため、学期中にホリデーに行く家族が後を絶たないのです。
21歳の上の息子が小学校の時にそれが違法になりました!
休暇旅行のために子供に学校を休ませるのは「教育を受ける権利を子供たちからはく奪する人権蹂躙行為」であり、「子供に教育を受けさせる親の義務の放棄」だとしてたくさんの親が法廷で多額の罰金を科せられています。
学校と親との関係や、要領なんかにもよって法廷に行くまでことが大きくなるかどうか事情が違うようですが。
病気だということにするテもあるようですし、抜け道はあるようです。
それにしても、教育を受ける権利だなんだと言っておいて先生のつごうで勝手に学校を閉鎖する!
選挙の時は学校の講堂一か所を投票所に使うだけなのに休校にする!(イギリスの選挙日は平日です。投票所は早朝から深夜まであいています)
ヒーターが壊れたから休校にする!
ドブネズミの死体が見つかったから休校にする!(マンチェスターの学校で去年起こった実話)
イギリスの学校の先生は日本の先生と違い夏休みに出勤することは絶対にありません。
任意の有給休暇がない代わりに年に10週間もの定期休暇があるのです。
それで雪が降れば、授業を休む....
いえ、「子供たちが教育を受ける権利」だとかなんとか言わなければいいんですけどね。
答えです。
うちの隣の前庭からクリスマスツリーが消えたのに気が付かれた方がいるでしょうか。
月曜日の写真です。
庭に移植したはずのクリスマスツリーが消えた!
もう少しで隣の家のドアをノックして「クリスマスツリー、どうしたの!?死んじゃったの!?」と問い詰めるところでした。
さすがにそれをやると変な人だと思われますね。思いとどまりました。
昨日、病院から帰宅したらショック!
いったん抜いてどこかへやっていたクリスマスツリーのお焚き上げをやっていました。
なーんだ、クリスマス前に買った伐採した(根のない)生木のクリスマスツリー、家の中に置いておくと邪魔でちょっとの間 外の土にさしておいてだけだったみたい。
木の灰を冬に土に混ぜ込むと農作物が良く育つのだそうです。
見物している女の子2人はここのうちの子ではなく、同じ通りに住むよその子です。炎がパッと燃え上がるとひらひら舞いおちる黒い灰に「わー雪だ雪だ」と大はしゃぎでした。
このクリスマスツリーについて書いた以前の記事のリンクです。ぜひ読んでください。☟
鉢に蒔かれて発芽が待たれる忘れかけられていたクリスマスツリーのタネと隣家の花壇の育ちすぎクリスマスツリー
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
部活の指導や、休み中の生活指導も強制されているというし。意味がない。一年間の授業が決まっており ...というのはどこでも同じだし、学期中先生が休みにくいのも同じだとおもいます。イギリスでは学校の長期休暇は好きな時撮れる有給のない先生のための労働者の権利として保障されているのです。