サルフォード大学に駆け込みで入学手続きをした娘の最初の授業が今朝の10時半から始まります。
...オンライン授業だそうですが。
昨日、日曜日の午後に夫が運転するクルマで荷物といっしょに娘を寮に送りました。
ほとんどの行程が高速道路で35分、やっぱり家から通えます。
「家から通っちゃダメなのかなー」と私は今でも思っています。
もちろん大学入学を機に独立を決心した娘を応援する気で送り出したのですから、寮でできるだけ快適に過ごす手助けは惜しまないつもりです。
ところで、最後に高速道路を使ったのは2019年の終わりごろでした!
どこに行ったのかは記憶にありませんが、パンデミック開始以来、夫とクルマでスーパーマーケット以外の場所に外出したのはこれが初めてでした!
物をため込みがちの娘が今回心機一転、散らかった自分の部屋から寮に持ち込むものを厳選して最小限の持参品で新生活をスタートすることになりました。
緑のクーラーバッグには数日分のすぐに食べられそうな食料が入っています。
ダイエット・コークの缶24本入りの箱までもたせました。
殺風景だった部屋も...
家から持ち込んだキルト(ベッドの上掛け、ミシンスティッチですが)をかけてオポッサムのぬいぐるみと「マーマ・クッション」をのせただけで思いっきりアットホームな雰囲気になりました。
キルトは、ベビーベッドを卒業して娘が初めてベッドで寝ることになった時に古い布片をはいで私が作りました。
そもそも、手作りのキルトなんて若い人が好むものではなさそうなのに、そのままずうっと使い続けていた娘が、「持っていきたい」と言ってくれたのでボロボロになった端を慌ててミシンでかがって修繕しました。
「マーマ・クッション」というのは娘が小さいときにうちで飼っていた、マーマデュークという名の短命だったネコの愛用ブランケットで作ったクッションです。
今時の大学生でラップトップやノート・パソコンを持っていないのが実は引け目なのです。
それでも容量の大きいパーソナルコンピューターを夫と娘が二人でデスクの上に設営しました。
最初から壁にかかっていたマグネット・ボードの蛍光グリーンは偶然お気に入りの色です。
同じ色のバスタオルをフックにかけ、マグカップと家の庭のリンゴの木からもいできた青リンゴ2個を窓辺に並べて何とか自分らしい空間を作り上げました。
部屋にベッドメーキングする私を一人残して、駐車場に停めたクルマからパーソナル・コンピューターを取ってくる夫と娘を10階の窓から撮った写真です。
最後にクルマで帰宅する私たちを駐車場まで見送りに来て、別れを言ったあと一度も振り返らずに自分の部屋に戻る娘の後ろ姿を遠くから撮りました。
最後の数年間はたいてい自室にこもっ学校の課業かコンピューター・ゲームばかりしていた娘ですが、いなくなると静かです。
夫が私よりも感傷的なのです。
週末には要るものをとりにまた帰ってくるはずです。
週日に自宅にとまって登校することも可能ですしそれほどの名残りのわかれとも思えない私です。
夜が更けてからビデオチャットをした時に、10階の窓の外の素晴らしい夜景を見せてくれました。
殺伐としたエリアのショボい高層ビル群も闇夜に灯がともると100万ドルの夜景(表現が古いですね)の演出に早変わり!
ネコが恋しいという娘に何枚か寝るネコの写真を送りました。
人見知りをするシャイな娘はまだ、小さなキッチンとバスルーム、玄関部分からのびる2m足らずの廊下スペースを共有する他の2人のフラット・メイトと顔を合わせていないそうです。
誰とも会わず、部屋にこもって生活することも充分可能です。
それでもなんとか思い切ってはじめた寮生活で、自分のカラを破ってのびのびと新生活をスタートしてほしいと親としては願っているのですが。
トランスジェンダーであることもこれから会う人たちとどう接するかを大きく左右します。
必ずしも好意的な人ばかりではないというのが分かっているのが私たちの心配のタネなのです。
周りのようすを見る間、服装や持ち物は特別主張のない中性的なものを選び、私がつけた日本語の男性名をなのって新生活をスタートするつもりだそうです。
たとえ黙っていてもしぐさや語り口からわかってしまうことなのですが。
...オンライン授業だそうですが。
昨日、日曜日の午後に夫が運転するクルマで荷物といっしょに娘を寮に送りました。
ほとんどの行程が高速道路で35分、やっぱり家から通えます。
「家から通っちゃダメなのかなー」と私は今でも思っています。
もちろん大学入学を機に独立を決心した娘を応援する気で送り出したのですから、寮でできるだけ快適に過ごす手助けは惜しまないつもりです。
ところで、最後に高速道路を使ったのは2019年の終わりごろでした!
どこに行ったのかは記憶にありませんが、パンデミック開始以来、夫とクルマでスーパーマーケット以外の場所に外出したのはこれが初めてでした!
物をため込みがちの娘が今回心機一転、散らかった自分の部屋から寮に持ち込むものを厳選して最小限の持参品で新生活をスタートすることになりました。
緑のクーラーバッグには数日分のすぐに食べられそうな食料が入っています。
ダイエット・コークの缶24本入りの箱までもたせました。
殺風景だった部屋も...
家から持ち込んだキルト(ベッドの上掛け、ミシンスティッチですが)をかけてオポッサムのぬいぐるみと「マーマ・クッション」をのせただけで思いっきりアットホームな雰囲気になりました。
キルトは、ベビーベッドを卒業して娘が初めてベッドで寝ることになった時に古い布片をはいで私が作りました。
そもそも、手作りのキルトなんて若い人が好むものではなさそうなのに、そのままずうっと使い続けていた娘が、「持っていきたい」と言ってくれたのでボロボロになった端を慌ててミシンでかがって修繕しました。
「マーマ・クッション」というのは娘が小さいときにうちで飼っていた、マーマデュークという名の短命だったネコの愛用ブランケットで作ったクッションです。
今時の大学生でラップトップやノート・パソコンを持っていないのが実は引け目なのです。
それでも容量の大きいパーソナルコンピューターを夫と娘が二人でデスクの上に設営しました。
最初から壁にかかっていたマグネット・ボードの蛍光グリーンは偶然お気に入りの色です。
同じ色のバスタオルをフックにかけ、マグカップと家の庭のリンゴの木からもいできた青リンゴ2個を窓辺に並べて何とか自分らしい空間を作り上げました。
部屋にベッドメーキングする私を一人残して、駐車場に停めたクルマからパーソナル・コンピューターを取ってくる夫と娘を10階の窓から撮った写真です。
最後にクルマで帰宅する私たちを駐車場まで見送りに来て、別れを言ったあと一度も振り返らずに自分の部屋に戻る娘の後ろ姿を遠くから撮りました。
最後の数年間はたいてい自室にこもっ学校の課業かコンピューター・ゲームばかりしていた娘ですが、いなくなると静かです。
夫が私よりも感傷的なのです。
週末には要るものをとりにまた帰ってくるはずです。
週日に自宅にとまって登校することも可能ですしそれほどの名残りのわかれとも思えない私です。
夜が更けてからビデオチャットをした時に、10階の窓の外の素晴らしい夜景を見せてくれました。
殺伐としたエリアのショボい高層ビル群も闇夜に灯がともると100万ドルの夜景(表現が古いですね)の演出に早変わり!
ネコが恋しいという娘に何枚か寝るネコの写真を送りました。
人見知りをするシャイな娘はまだ、小さなキッチンとバスルーム、玄関部分からのびる2m足らずの廊下スペースを共有する他の2人のフラット・メイトと顔を合わせていないそうです。
誰とも会わず、部屋にこもって生活することも充分可能です。
それでもなんとか思い切ってはじめた寮生活で、自分のカラを破ってのびのびと新生活をスタートしてほしいと親としては願っているのですが。
トランスジェンダーであることもこれから会う人たちとどう接するかを大きく左右します。
必ずしも好意的な人ばかりではないというのが分かっているのが私たちの心配のタネなのです。
周りのようすを見る間、服装や持ち物は特別主張のない中性的なものを選び、私がつけた日本語の男性名をなのって新生活をスタートするつもりだそうです。
たとえ黙っていてもしぐさや語り口からわかってしまうことなのですが。