イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

ストックポートでもスクービドゥのジンジャーブレッドをかじって静かに祝う人がいる?スコットランド人の国民的詩人バーンズの誕生日、バーンズナイト

2019年01月26日 23時42分34秒 | ストックポートとその周辺
ストックポートタウンセンターの、景気の悪い通り(としてストックポート日報でご紹介してしまった)プリンスィス・ストリート Prince's Street のベーカリー、グリーンノールスGreenhalges。

折々の行事やイベントに敏感なジンジャーブレッドのショーウィンドウディスプレイでおなじみです。

先週の金曜日午後の撮影です。


地味すぎて見落とすところでした。

グリーンノールスの定番キャラクターらしい、スクービドゥの鼻と首輪が青地に白十字の スコットランドの国旗モチーフ になっています。

その日、1月25日はスコットランドの祝日(でも休日ではない)、バーンズ・ナイト Burns Night だったのでした。

18世紀スコットランドの国民的詩人、ロバート・バーンズ Robert Burns の誕生日で、バグパイプの演奏やら、オード・ラン・サイン(蛍の光のもと歌)の斉唱やらで盛り上がり、ハギス huggis を食べて祝うスコットランド特有の行事です。

日本ではイギリス全域で祝われているという報道があるようですが、 イングランドでは、少なくとも私の周りではやりませんねぇ。
イングランドに住んでいるスコットランド人が集まって祝うことがあるようです。

アメリカの映画で、スコットランドからの移民を祖先に持つ人たちが盛大に祝っているシーンを見たことがあります。

ハギスは細切れにしたヒツジの内臓をハーブやつなぎのオートミールや玉ねぎといっしょに胃袋に詰めて蒸したくすんだ色のプディングなのです。

ご想像どおり、見た目も舌触りも味も、慣れない人には ちょっとエグいです。

留学時代、同居人のスコットランド人のボーイフレンドが小さめのハギス(どこで手に入れたか聞くのを忘れました)を私たちの下宿で蒸してみんなにふるまってくれたことがあるのです。

私だけではなく、その場にいたイギリス人4人すべてがハギスのお相伴初体験、おつきあいのお祭り気分で飲み下した覚えがあります。







ハギスの写真はすべて観光ブログ、オンライン新聞記事から勝手に借りちゃいました。

↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。

コメント (2)
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