イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

新年の初散歩、近所のカモ池でエサ撒き、やってくるのはカモだけではない、今やもう珍しくもないエキゾチックな中国カモ

2019年01月04日 09時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ
1月1日に年初めの散歩に出た時の写真です。



近所のブラモル・パーク Bramhall Parkに湿気たシリアルをひと箱の三分の一ほどもって行ってカモその他にやってきました。


ココア味と普通の味のシュレディーズを家でミックスしてきました。
息子が好きなので同じころにひと箱ずつ買って同時に湿気ちゃいました。息子が朝食を食べずに出ることが多くなったので。

もったいないことです!

堂々と池端に上がってきて食べ物を要求するカナダ・ガンの足元にばらまいても、大きくて不器用なくちばしでは薄いシュレディーズは拾いにくいようです。



水に撒いてもパン屑と違って、すぐに沈みます。
食べにくい、あまり歓迎されないエサだったようです。

「新年の初散歩」で予想通りのちょっとした人出ですが、予想と違ってエサをやる人が意外と少ないためかエサ撒きの人の気配を感じると どっと集まってきます。


イギリスには新年の「初~」という感覚はないようですが。新年もただの昨日の続きです。

20年ぐらい前は珍しかったけど今ではどこでもうじゃうじゃいる外来のカナダ・ガン Canadian goose、野性のアヒル、マラード mallard、黒い水鳥 モーヘン moorhen がおなじみのメンバー。


そして、人目を惹くのがマンダリン・ダック Mandarin duck。


オシドリですよね?

チャイニーズ・ダックと呼ぶ人もいます。

2~3年前は、わざわざやって来て写真を撮る人がけっこういるぐらい貴重な存在で、第一この人目を惹く美しさ、私も大騒ぎで写真を撮って ストックポート日報 に載せたおぼえがあります。



こっそり捕まえて池のある大邸宅に住むお金持ちに売れるかも、なんて思ったこともあるぐらいです!

もう、ぜーんぜん、珍しくない。彼らも確実に数を増やしています。

今まで気を付けて見たことはなかったのですが、この手前の地味~な色のがメスのようです。


ハデハデで一目をひくのはオスだったんですね。

(奥の黒いのはモーヘンです)

「オシドリ夫婦」という表現があるぐらいなので つがいはいつも仲良く一緒にいるものだと思っていたら そうでもないようですね。
どうやらカップル関係は一生続く、ということからの呼び名だそうですがいつもベタベタ一緒にいなくてもいいみたいですね。



池や運河にいる水鳥にパン屑を撒くのは環境上も、鳥の健康のためにもよくないのだそうです。
食べきれず水に沈んだパンは水質を汚染し青藻の発生源になるそうです。

シリアルも実は似たようなものかもしれません。

家にあるものをエサに撒くならオーツやハト麦、グラノーラなどの全粒「健康シリアル」が良いのだそうです。
イギリス中を網の目のように走る(かつての)産業用の運河を管理するカナル・トラスト Cannal Trust がチラシやウエッブサイトで呼びかけています。

ブラモル・パークの丘の上、ブラモル・ホール Bramall Hall(公園や地名とはつづりが違います) 正面のクリスマスツリーには日中から灯がともっていました。




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コメント (8)
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