国道A6 沿い、ストックポートのタウンセンター(市庁舎)から1キロ近くのにぎやかな場所にある、市営の共同墓地と斎場 /火葬場 Stockport cemetry and Crematorium。
ごらんのとおり、バス停留所が門のすぐ外にあります。
ストックポート・タウンセンターを通ってマンチェスターにいききするバスが 2分から5分間隔で頻繁にとおる、ものすごく 便利な場所です。
ストックポートに20年近く住んでいて、しかもバスでしょっちゅう通るにもかかわらず 足を踏み入れたのは、実は初めてです。
もう少し先の商店街に行く途中、天気が良いのでふと思いついて、バスを降りて散策してみることにしました。
門のすぐ内側が駐車場になっていて 道からの眺めはパッとしませんね。
駐車場を通り過ぎると、中は驚きの広さ。
ずらっと並んだ天使の彫像。
裏側。
家に帰って、ストックポートの市の広報ウェッブサイトで調べてみました。
1934年にオープンしたということです。
このあたりのドラマチックな表現の墓標は1930年代に建てられたものが多いようです。
☝右側の細長いお墓には手前に柱のようなものが立っていたようなのですが根元でぽっきり折れています。
その奥にもてっぺんの欠けた墓石が見えます。
無残に壊れてひっくり返った、祈りをささげる乙女の像。
天使かと思ったら違うようです。翼がありません。
お墓の段々の部分にひざまずくようにアレンジされていたようですね。手には死者に捧げる葉の冠を持っています。
イギリスには、日本ではおなじみの「~家代々の墓」というようなものは ないみたいなのです。
夫婦単位で、一代限り、が多いようです。
必ずしもそうとは限らないかもしれませんが、ほとんどのお墓には夫の名前が先に書かれています。
妻が先に亡くなった場合も 夫の名前の下に「並びに上記のものの愛されし妻」と妻の名前が出てくることが多いようなのです。
(私は古い教会のまわりに 石畳のように敷き詰められた古い墓石の碑文を読むのが けっこう 好きなのです)
未婚の子供たちも両親のお墓に一緒に入るのが普通みたいですね。
上の写真のお墓に最後に入ったのは1939年に亡くなった未婚の娘のようです。
大金を投じて修復する親戚縁者がいるのでしょうか。個人を直接知っている人たちが現在 生きているとは思えません。
こーんなに便利な場所にある共同墓地です。
親しい故人が埋葬されているお墓なら、散歩がてらにたびたびお参りに来るのも簡単でしょう。
お花のお供えや、手入れも手軽にできるはず。
ましてや、自分もいつか入る「先祖代々の墓」なら、愛着もひとしお、おろそかにはしないはず だと思うのですが。
「夫婦だけで仲良く」のお墓は 実は寂しいですね。
戦前はキリスト教式の埋葬がほとんどのようですが、どうも宗派は問わないようです。
カトリックあり、国教会ありプレスビテリアン(スコットランドの国教)あり。墓標に宗派の表示が無くても わかる人にはわかるようです。
都市の人口が増加し 教区の教会に埋葬するスペースがなくなったため、20世紀の初めごろから公営の共同墓地への埋葬が一般的になったと聞いています。
どんどん奥に歩いて行くにつれて、墓標が新しくなっていきます。
お花が供えられているお墓は最近誰かがお参りに来た、ということですね。(ほっとします)
まんなかの十字路にある無宗教の斎場です。
火葬場(crematorium)併設です。
最近は火葬が多いのです。日本のように墓標の下には骨壺を納めることが多いようです。
田舎のほうでは参列者の見守る中、棺を深く掘った穴におろす埋葬の儀式もやっているそうですが。
去年亡くなった夫の母にはお墓を作らず、生前の希望通り、お気に入りの散歩道、自宅近所の原生林に遺灰を撒いて儀式としました。
この墓地、通り抜けができます。夜間は門が閉まるようですが、向こう側の住宅地からバス通りへの近道に、散歩に、ジョギングに、気軽に入っていいみたいです。
お花見の飲めや歌えや...はまずいかもしれません。斎場でほぼ毎日お葬式があるようです。
墓地の中を車が走っています。
霊柩車も通れるかなり広い幅の道が碁盤の目のように直角に交差しています。
まだ墓標スペースがあるのか、死後に入れてもらいたかったら申し込めるのか 今度 管理している市に問い合わせてみます。
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
ごらんのとおり、バス停留所が門のすぐ外にあります。
ストックポート・タウンセンターを通ってマンチェスターにいききするバスが 2分から5分間隔で頻繁にとおる、ものすごく 便利な場所です。
ストックポートに20年近く住んでいて、しかもバスでしょっちゅう通るにもかかわらず 足を踏み入れたのは、実は初めてです。
もう少し先の商店街に行く途中、天気が良いのでふと思いついて、バスを降りて散策してみることにしました。
門のすぐ内側が駐車場になっていて 道からの眺めはパッとしませんね。
駐車場を通り過ぎると、中は驚きの広さ。
ずらっと並んだ天使の彫像。
裏側。
家に帰って、ストックポートの市の広報ウェッブサイトで調べてみました。
1934年にオープンしたということです。
このあたりのドラマチックな表現の墓標は1930年代に建てられたものが多いようです。
☝右側の細長いお墓には手前に柱のようなものが立っていたようなのですが根元でぽっきり折れています。
その奥にもてっぺんの欠けた墓石が見えます。
無残に壊れてひっくり返った、祈りをささげる乙女の像。
天使かと思ったら違うようです。翼がありません。
お墓の段々の部分にひざまずくようにアレンジされていたようですね。手には死者に捧げる葉の冠を持っています。
イギリスには、日本ではおなじみの「~家代々の墓」というようなものは ないみたいなのです。
夫婦単位で、一代限り、が多いようです。
必ずしもそうとは限らないかもしれませんが、ほとんどのお墓には夫の名前が先に書かれています。
妻が先に亡くなった場合も 夫の名前の下に「並びに上記のものの愛されし妻」と妻の名前が出てくることが多いようなのです。
(私は古い教会のまわりに 石畳のように敷き詰められた古い墓石の碑文を読むのが けっこう 好きなのです)
未婚の子供たちも両親のお墓に一緒に入るのが普通みたいですね。
上の写真のお墓に最後に入ったのは1939年に亡くなった未婚の娘のようです。
大金を投じて修復する親戚縁者がいるのでしょうか。個人を直接知っている人たちが現在 生きているとは思えません。
こーんなに便利な場所にある共同墓地です。
親しい故人が埋葬されているお墓なら、散歩がてらにたびたびお参りに来るのも簡単でしょう。
お花のお供えや、手入れも手軽にできるはず。
ましてや、自分もいつか入る「先祖代々の墓」なら、愛着もひとしお、おろそかにはしないはず だと思うのですが。
「夫婦だけで仲良く」のお墓は 実は寂しいですね。
戦前はキリスト教式の埋葬がほとんどのようですが、どうも宗派は問わないようです。
カトリックあり、国教会ありプレスビテリアン(スコットランドの国教)あり。墓標に宗派の表示が無くても わかる人にはわかるようです。
都市の人口が増加し 教区の教会に埋葬するスペースがなくなったため、20世紀の初めごろから公営の共同墓地への埋葬が一般的になったと聞いています。
どんどん奥に歩いて行くにつれて、墓標が新しくなっていきます。
お花が供えられているお墓は最近誰かがお参りに来た、ということですね。(ほっとします)
まんなかの十字路にある無宗教の斎場です。
火葬場(crematorium)併設です。
最近は火葬が多いのです。日本のように墓標の下には骨壺を納めることが多いようです。
田舎のほうでは参列者の見守る中、棺を深く掘った穴におろす埋葬の儀式もやっているそうですが。
去年亡くなった夫の母にはお墓を作らず、生前の希望通り、お気に入りの散歩道、自宅近所の原生林に遺灰を撒いて儀式としました。
この墓地、通り抜けができます。夜間は門が閉まるようですが、向こう側の住宅地からバス通りへの近道に、散歩に、ジョギングに、気軽に入っていいみたいです。
お花見の飲めや歌えや...はまずいかもしれません。斎場でほぼ毎日お葬式があるようです。
墓地の中を車が走っています。
霊柩車も通れるかなり広い幅の道が碁盤の目のように直角に交差しています。
まだ墓標スペースがあるのか、死後に入れてもらいたかったら申し込めるのか 今度 管理している市に問い合わせてみます。
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。